2015年8月20日木曜日

2015.8.12~16(H27)夏 :香港・マカオ紀行

 2015.8.1216(H27)夏 :香港・マカオ家族旅行

昨年長男が香港駐在に赴任し、今年は次男が所帯を持った。
家族が集うことがだんだん難しくなってきているが、兄弟が相談し久しぶりに家族旅行の段取りが出来た。

皆が集える日はお盆休みしか時間が取れないようで、世間のお休みと合わせ、香港現地集合の家族旅行。アメリカ留学の経験がある次男が航空券の手配を、香港の長男が滞在・観光・食事を段取りしてくれた。
百万$の夜景

連れは1月も前からウキ々々・・・と用意を進めているが、自分は直前まで実感が湧かない。行き先を知っているぐらい。三日前になってやっと荷造りを始めた。

新しい家族を含め久しぶりの家族旅行記、812日朝5時半岡山空港へ向け出発。

9時フライト上海で乗換え、香港まで6時間の予定。上海到着11:05.香港行き搭乗13:50だが時差-1時間。現地時間14:30離陸、香港到着は16:45分でした。
香港到着
香港空港からは5人でタクシー約300香港ドル(5000円)でクーロン市街のバタフライホテルへ19:00から雲来軒で広東料理の夕食。家族が6人集合、まずはチンタオビールで乾杯。そろって香港第1夜をお祝いする。


広東料理

おなかを満たし、夜の香港100万ドルの夜景、シンフォニーオブライツを見に海沿いへ。
水面とビルの壁面に反射する七色の光のショーにこの国の勢いを感じながらの一時。






ホテルペニーシュラ




1881ヘリテイジ

湾岸を人にまみれて散策、ペニンシュラホテル(14千ドル~)ロビーを探検。天井で演奏される生ジャズを鑑賞。ハイソサエティー気分に浸る。続いて1881ヘリテイジの再開発地区(旧消防署と海上警察跡)を見てホテルへ、1日目終了。明日はもう1人合流して7人でのディナーパーティーになる予定。
マカオツアーへ
2日目はマカオツアーに5人で参加。香港から60km先の旧ポルトガル領のMacaoに高速船で1時間移動。

現地ガイドさんの案内で世界遺産を尋ねる。パンダツアーという日本人向けのこの会社、香港に2万人いる日本人社会の一部で、経営者は長男の知り合いらしい。ガイドさんは現地の伯母さんだ。

中々気の強そうな伯母さんで、到着した港に2人置いてきぼりにし出発するつわもの。
マカオタワーの空中散歩体験を誇らしげに話して聞かせてくれた。
聖ポール天主堂跡


ナーチャ廟


旧城壁


モンテ砦の大砲


イエズス会記念広場

ツアー参加者15人が、チャーターバスでマカオを巡るのですが、最初はなんと言っても有名なマカオのシンボル教会の壁。ずっと手前から観光客で溢れている。スリに御用心だそうです。

1999年に中国に返還されたマカオは、16世紀明朝時代に倭寇の撃退に協力したポルトガルに
明王朝が永久居留権を与えたことに始まり、オランダの攻撃など時代の波にもまれた観光地だ。現在は中国の特別行政区、香港ドルも使えるが通貨はマカオ$。両替、通関など出入国の手続きが必要だ。

聖ポール天主堂跡で記念撮影、此処では他にナーチャ廟、旧城壁、イエズス会記念広場の四っつの世界遺産が見られる。遙か上方にモンテ砦の大砲の先も望めるので五つの世界遺産が1度に見られた。少し下って聖ドミニコ教会とその広場を歩き、セナド広場へ出て民総署前で再び記念撮影。
ドミニコ教会


セドナ広場


民政総署


セドナ広場で集合


マカオの語源マッコウミュゥ


一月線香

次にバスに乗ってマカオタワーの下を媽閣廟(マッコウミュゥ。マカオの呼び名の起源といわれる)へ向かう。途中パンダツアーからマカオ名物エッグタルトの美味しい差し入れを戴きポルトガルスイーツのルーツを聞く。

此処は中国南部、台湾で広く信仰されている航海の女神「阿媽」(アマ)を祀ったマカオ最古の中国寺院。お寺の前はポルトガル時代の旧税関の船着場跡があり、今は埋め立てられて、建物だけが展示されている。

お寺には渦巻きになった巨大なお線香が供えてあり、1月間航海の間中お参りしていることになるらしい。人の背丈より大きいお線香もあり異文化に興味尽きない。


マカオタワーから市街


クレージーバンジー

再びバスでマカオタワーに帰り、58228mからマカオの展望、バンジージャンプ、スカイウオークを見る。お昼はポルトガル料理のバイキングを戴きツアー終了。

此処からツアーと分かれ、我々家族だけで香港に帰ります。
通関(イミグレーション)を通り高速船へ。香港上陸再び通関、地下鉄で海峡を潜りクーロンのButterfly on Prat ホテルへ無事到着。
2日目創作海鮮(シャコの中華炒め)
7人家族?

長男の新しい家族宣言もあり、皆で祝福、今夜は7人で創作海鮮中華で嬉しいディナー。夕食後香港駐在さんのアクアマリンアパートにお邪魔して16階のアパートの部屋を拝見。

下にイオンの香港店が展開していて日本人には便利そうだ。日本産の野菜や果物も豊富に並べてある。(岡山県もフルーツ岡山を売込み中、帰りの飛行機で食のEXPO2015in香港
に参加されていた県職員の方と一緒になる

ホテルに帰り2日目終了昨日は12,000歩ほど歩いていたが、今日は16,000歩を越えている。めまぐるしいシーンの展開に体力の消耗とともに、記憶の糸も希薄になってきた。ゆっくり寝ましょ~ZZZ・・・
3日目朝食


ディズニーランド入口




今日は香港ディズニーランドへ案内してくれる。東へ鉄道で移動したと思っていたが、実は西の空港方向へ帰っていた。行きの列車で、若いカップルが、私の姿を見て席を譲ってくれた(ヨボヨボの爺さんに見えたのだろう)。

気持のよい若者で、香港のアンブレラ革命で高揚した若者たちの民主化意識を受け継いでいるかのようだ。この後ディズニーランドでもパレードあとのゴミを拾う若者を見かけた。雑然とした感じの中国社会の中で、ニュージェネレーションが育っていて頼もしさと親近感を感じた場面となった。




ディズニーランドで和定食?

ディズニーランドではそれぞれの好きなアトラクションに分かれて、我々3人はライオンキングのショーに劇場へ向かう。2,000人規模くらいだろうか、中央が舞台になった円形劇場でライオンキングのミュージカルを堪能した。とてもすばらしい演出で、役者も一流所のよう。ちょっと感動的でした。
見たこと無い鳥さん?


パレード





子供らのカップルもそれぞれ楽しめたようで、16時のパレードを堪能して再び集合。電車でクーロン市街へ帰り、今夜は台湾料理の夕食。ハイネケンのオランダビールで乾杯、ちょっと唐辛子の利いた美味しい中華は後で又食べたくなる不思議な魅力がある。
台湾料理



香港最後の夜、店のスタッフに記念撮影をお願いし7人おそろのツーショット。次男はこの後お友達と再会し御前様だった様子。新婦は置いてきぼり、私の若いときと一緒。ZZZ・・・

4日目朝は帰国の日。7時にホテルの近くのマックで朝食30ドル(500円)くらい。10時に三日間お世話になったホテルから空港に向かいます。上海フライトが大幅に遅れて、結局14:10分搭乗15:50フライト、上海到着17:50。で、岡山便へは間に合わず翌日フライトへ回された。
予定外の朝食


予定外の昼食

中国語は全く分からないし、スタッフも片言英語、心細いが仕様が無い。
バスで上海市郊外のホテルで缶詰状態に、空港から30km三ツ星のホテルだが、サービスは何も無い。厨房スタッフと一緒にご飯を戴くようなホテルだ。

此処で翌日の14:00まで丸1日缶詰です。幸い岡山に帰る中国語の解るご家族とご一緒出来、色々情報を教えていただくことが出来た。

帰ってからインターネットで調べてみると5,700円位から宿泊できる大衆ホテルのようでした。
中国東方航空のサービスはANAJALのサービスにはまだまだ届かない印象でした。とても心細い1日を家族で過ごしたのです。家族の纏りが一層強くなったという効果もありましたが。
やっと上海飛立る

予定より1日遅い16日の日曜日、日本時間19:30分、ようやく上海を離陸し、岡山到着は21:25分、岡山空港で子供たちと別れ2人津山へ、到着は12時前でした。

今年のメイン イベント香港ジャーニーも無事終了、異文化の地を旅して、頭脳に少なからず刺激を与えてもらえ、家族のありがたさを改めて痛感した旅になりました。



最後に、段取り方、滞在、連絡調整までお世話してくれた我が子供たちに感謝し、紀行お仕舞いにします。謝・謝・・・



落書きへたくそでゴメン
投稿41枚
最後までご覧戴きありがとう山でした

1 件のコメント:

S_Ogawa さんのコメント...

三泊の予定が四泊に。
どうして遅れたのかも分からないまま、上海の安ホテルに缶詰。

1日足止めを食らい家族コミュニケーションは図れたが、
心細い1日を過ごしました。情報提供が下手くそな中国東方航空。

利用にはそれなりの覚悟がいるようです。