2021.11.23(火) 由加山274m・高山384m
☁/☀ 5℃ 1人
↑753m ↓749m 10.1km 5:03分 18,216歩
自宅6:10⇒由加山Ⓟ8:40→由加山9:30→妙見宮9:50→Ⓟ10:45⇒真備美しい森Ⓟ12:40→峠13:40→高山13:55→穴門山(あなとやま)神社14:15→折り返し地点14:40→峠14:55→15:40Ⓟ(昼食)16:15⇒18:15自宅
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由加山の紅葉 |
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高山と由加山の位置図 |
§1 由加山登山
前回の岡山100座シリーズで積み残した真備の高山&由加山へ登ってきました。今回も吉備高原の大和山は登れず、次回と云うことにして積み残した…(-_-;)
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車道へ上がって駐車地を振り返る |
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入り口のお茶屋さん |
さて、倉敷市の南に位置する由加山(瑜伽山)は、四国の金刀比羅山と対に御参りする事が習わしになっている名所…(^_-)-☆ 管理人も小学校の修学旅行は金毘羅さんでしたが、由加山へお参りしたことはありません。100座シリーズの大詰めで尋ねることが出来ました。
早朝、琴浦北小学校を目指し走行、学校下の大きな駐車場が由加山Ⓟでした。由加山には他に沢山駐車場があり、近くまで車で行けます。今日はここから車道へ上がって、山道へ入って墓地の間を登ります。少し登ると、地蔵様が取り巻くように立っている斎場跡がありました。
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参道の🍁 |
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神仏習合 お寺さんに神社がある感じ |
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備前焼の大⛩ |
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狛犬も備前焼 |
コンクリート舗装された山道を巡ると、下の集落へ出た。空き家が多い集落から再び車道へ登ると、門前のお茶屋さんがある。あんころ餅が名物らしい・・・😋
紅葉の石段を登ると、郵便局や和菓子屋がある門前町に参道が伸びていた。
一段高くなったところから境内が広がっている。鳥居があり由加神社の敷地かと思いきや、由加山蓮台寺の境内でもあるらしい。さらに厄除け階段を上り、右手に備前焼大⛩をくぐると由加神社本宮でした。案内にも「ゆか・こんぴら両参り」と記されている。
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神社から川柳の道へ |
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立派なマンリョウ |
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自然歩道の指導標 |
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川柳が興味深い |
神仏習合の境内を歩き、水子様の前を通って川柳の道へ向かいます。中国自然歩道の指導標に沿って登って行くと、多宝塔から延びる川柳の道へ合流しした。両側に自然石に彫られた川柳が続いている道だ。夫々の句に趣が感じられ、なかなか興味深い…(^ム^)
ともに歩む夫婦の事柄が多いように見えた(^_^)v…
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階段を上ると |
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さくら園へ出た |
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倉敷市の水道施設がある |
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さくら園入口から山頂方向を振り返る |
川柳の道から石段を登ると桜園に出た。木立・薄曇りと相まって展望はあまりない。目的の由加山は、西に100mほど行ったところ。地形図では標高点があるのみ。さくら園の周りはロープが張られて、もの好きでなければ尋ねることは無い。新ルート岡山の山100選ではニコニコ岩の王子が岳とセットになっているが、桜園と妙見山が簡単に載っているくらい。
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妙見山入り口 |
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150mの登山道 |
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山頂妙見宮 |
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遊歩道の🍁 |
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寒椿紅 |
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寒椿白 |
社叢を歩いて由加山標高点を訪ねてみると、檜の幹にピンクテープがあるだけでした。先には倉敷市の水道施設があるが、展望もないし標高点の印もありません。引き返し、妙見山へ向かいます。車道に出て、100mほどで妙見山入り口の石灯籠へ着き、150mほど登ると、妙見宮がありました。入り口に石柱案内があった鬼塚にも寄ってみた。立派な遊歩道が伸びているが、塚は確認できませんでした…⁇代わりに紅葉と紅白の寒椿が迎えてくれた。
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多宝塔 |
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奥の院から境内を俯瞰 |
県重文の多宝塔から、観音堂・大師堂・正面の奥の院にも上がり、上から境内を眺め、ほぼ2時間歩いて駐車地へ着いた。11時過ぎ次の駐車地、真備美しい森へ移動します。
§Ⅱ 高山登山
水島を通り高梁川を遡り1時間半ほど掛ってやっと真備までたどり着いた。途中ナビが何度も由加山へ帰り、迷って〃々の到着でした…😅
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真備美しい森 |
真備美しい森は管理人もいる施設ですが、園路はヤブ化している様子。予測が立たず、前回鷲峰山の難路こともあり、12時半過ぎだが、お昼も食べず出発した。目途が付けばお昼にしようと、お湯やコッフェルを持って歩いたが、結局下山してから食べることになった。
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桜が咲いている |
1時前、さてどこから取り付きましょうと、辺りを物色しますが、公園は猪のテリトリー。周りは金網と、電気柵が設けてある。もみじや櫂の木の紅葉を撮って、目星をつけたバンガロー裏のゲートから取り付いた。帰りもあるので、ゲートは1っカ所だけ仮止めしておく。
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紅葉が残っていた |
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バンガロウ裏の登り口 |
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ゲートを開けて登る |
しばらく園路を進むが、やがて藪道となり荒廃が進んでくる。“おっとアブナイ”…道に穴が開いている😲…‼ |
山柿 |
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しばらく園路が歩けるが |
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荒れてきた |
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落とし穴が(@_@)‼ |
園路跡の端にこの先通行不能看板があり、笹薮の中に倒壊した指導票が転がっている。笹薮を避けながら強引に雑木林を登って行く。斜面を登ると左側に尾根筋が近づき、そちらにトラバース気味に登り尾根の道跡へ出た。
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園路跡に立つ行止り看板 |
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笹に埋もれる指導標 |
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雑木林を登る |
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尾根筋へ出た |
遊歩道の階段跡を登るがすぐ薮に突き当たり、尾根筋へ帰って雑木の中を登る。
しばらく登った岩石帯で赤テープが現れた。岩の間をテープだよりに386mピークへ登る。
ピークから稜線を下ると穴門山神社から登って来た山道へ降り立った。
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園路跡は藪へ向かっている |
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尾根筋は歩き易い |
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登った尾根筋を振り返る |
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赤テープが出てきた 復路合流地点 |
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岩石帯を登る |
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峠道へ出た |
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高山指導標 |
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峠の地蔵様 |
少し下った鞍部に峠の地蔵様がいらっしゃる。赤ちゃんの様な顔の地蔵様…🙏一登りすると高山稜線だが、山頂三角点は一番西側のピークにあり、2度ほどアップダウンをしないと到着しない。
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テープを頼りに稜線へ |
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4等高山 |
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山頂標示 |
13:54今日二つ目のお山へ登頂…\(^o^)/4等三角点高山384.3mが迎えてくれた。
高山山頂表示も掛かっていて山頂らしい。木立に囲まれ眺望は無い、画像だけで引き返す。帰りは、峠から穴門山神社へ下る。神社は立派な作りで、郷社として祭られているようだ。
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南側に眺望が広がる |
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穴門山神社へ降りてきた |
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穴門山神社 |
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神社から真備の街を俯瞰 |
さらに舗装路を南に下って、地形図にある破線道を通り鞍部を越えようと思っていたが、実際にカーブミラーのある入り口まで下ってみると、密生した笹とイガのツルで歩けそうにない。歩いたログもあったのだが、今日は無理…(◞‸◟)引き返すことにした。後でグーグルアースで見たら、岩伝いに登れそうな道だが、今は岩も見えないほど薮化していた‼
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ビナンカズラの実 |
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舗装林道を下る |
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破線道の入り口 薮化して進入断念 |
再び神社から峠へ登り、降り立った山道から反対側へトラバースして行く。突然大きな磐座が現れ、回り込むと社が祭ってある。ブログで見た磐座だった。さらに赤テープに導かれトラバースすると古い崩壊地から、道は登りに向かい尾根筋に出た。見覚えのある地点、登った尾根筋へ帰ったのだ。
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神社から峠へ登り返す |
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磐座があった |
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岩石帯をトラバースして戻る |
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越える予定だった鞍部にある古い指導標 |
尾根筋を下り、合流予定だった峠まで下ると古い指導票が笹薮の中立っていた。遊歩道の跡がビジターセンターへ下っている。しかし再び藪に阻まれ、少し迷う。登ったログがあるのでサバイバルも安心して楽しめた。 15時半に公園まで帰り、遅い昼ラーメンを腹に入れ、一休み後帰路へ着いた。
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ビジターセンターへ下っていた遊歩道跡 |
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往路で見た看板へ帰った |
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登りで気付かなかった園内の⛩ |
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無事駐車地へ下山…\(^o^)/ |
真備の美しい森から高山を目指すには、藪漕ぎ覚悟でないと難しい。GPSやコンパスのルートファインディングが必須です、時間に余裕をもって臨まれてください。稜線付近の赤テープは神社から磐座、高山を周回する目印の様でした。 林道「池の上線」から美しい森へ抜ける地形図の破線道は現在とても困難な藪になっています。
今回もミッション達成となりませんでしたが、名所を訪ねたり、峠の地蔵様にお会いできたりで十分満足な山行になりました。岡山100座も残すのは大和山と大槌島だけになりました。島諸部はおいて、後1座で満願だ(@_@)~
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最後までご覧くださり(人’’▽`)ありがとう☆山でした‥(^_-)-☆
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