2013年10月29日火曜日

2013.10.28(月) 大山(1,709m)夏道→行者谷コース周回

2013.10.28(月) 大山(1,709)夏道→行者谷コース周回
津山70591km 125830大山河原Р843登山届8525合目10086合目10311135弥山1158行者谷分岐1326元谷1359大神山神社14251455150093.1km 1501650 津山着
 2人 11,999歩 約8㎞ ↑1,105m986m 標高差900m 618m

宝珠尾根の黄葉


大山の紅葉は見ごろの情報、晴れ間を狙って紅葉狩りに出かけた。今日は河原に駐車して、下の渡り道へ上がって、夏山登山道に合流する。登山届けを出し、阿弥陀堂へ続く石段を登ってゆく。
登山届け


駐車場はほぼ満車、たくさんの人が夏道を登っていかれる。ウイークデーでも紅葉シーズンさすがに人出がある。オオカニコウモリ、アクシバ、マムシグサ、クロモジ、ツリバナやツルアリドウシ等見ながら1合目を目指す。

1合目辺りの紅葉はまだ色付き始めといったところ。3合目ぐらいからは、ブナの黄葉が本格的に色づいてくる。登山道もだんだん急になってくるが、日曜日の人出の後でよく踏まれている。
3合
4人のパーティーこの後オカリナが聴ける


5合

5合目の山の神さんに安全祈願して、境内の飴の包み紙をゲットしていると、3合目でお会いした4人組のパーティーが到着された。メンバーのお一人が再び、オカリナで里の秋を演奏してくださり、懐かしくお聞きした。

この後も後先になりながら登り、6合で小さい秋をお聞きし、3合の一曲(題名が思い出せないがこれも秋の歌)とで結局三曲をお聴きする事が出来た。息が切れている時に笛が吹ける体力に感心。

6合

行者分岐を過ぎ、6合手前で団体さんと合流し一緒に6合に着いた。2年前の10月に黄葉狩り登山 http://izumiyama-ogawa.blogspot.jp/2012/05/231026.htm lをして、ナナカマド越しの宝珠山の黄葉を撮ったと同じナナカマドを撮って、ここは先に小休止程度で出発する。

6合を過ぎると階段状の登山道もジャカゴや、岩壁が現れてさらに斜度を増してくる。息を切らして登っていくと、前に小さな女の子が、お父さんと2人のパーティーを組んで登っておられる。自分の胸ほどもあるジャカゴに取り付いたり、とがった岩の間を果敢に登っておられて、元気をもらえる。

ひげのおじいさんが後を追いかけたのでは怖いだろうと、ここはトップを連れに譲って登ってゆく。つれも頑張ってるネとか早いネとか声掛をしている。さすがに小さい子の扱いは慣れたものだ。

 この親子パーティーとは頂上でもお会いし、下りも行者分岐まで一緒だった。頂上から電話でで、ママに「高いお山に登ったよ」と報告しておられた。5歳だそうだがどんな感じをもつのだろうか?

 パパと遊べてうれしい1日なのか、歩くだけで退屈な坂道だったのか、彼女にとってどんな経験になったのだろう?下りの行者分岐で分かれてからも、5合目の下の方まで彼女のはしゃぐ声が聞こえていた。きっと忘れられない思い出となるだろう。
7合手前

8合到着

昼前だが霜柱が残っている

1,600m木道が見えた。

 8合上の1,600m標識の木道からは、ダイセンキャラボク純林の中をしばらく登って、頂上尾根を弥山1,709mまでずっと木道を歩ける。今日は頂上小屋の下を回って頂上ベンチへ到着。


天辺到着

親子パーティーを見送る

すっかり草黄葉の稜線

 ちょうどお昼前で皆さんそれぞれにお昼を取っておられる。ガスで調理している方、おにぎりの方、手作り御弁当の方など、それぞれ小春日和の頂上を満喫されている。

 いつものおにぎりとアサヒフリー350ml缶に今日はデザートの富有柿を戴く。快晴で眺望も利くが9月に登ったときほどでなく、しばらく休憩して下りにかかる。
頂上から元谷

下りの木道

石室の説明を読むhttps://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjUJIg_7SLhqDmxHREIjr4l3m-7wJDj6c1Sm_W3aeM3Qjqd8GBnYasJl0nCOWzUj2OfDpmF4mNkhJD7QIGau2xj1GB2ZB0h0npO0a2g1J3GDKw-r4RtluLgLNNF0E_Z4wxonYKHGTBJzpp-/s200/DSCN0816.JPG

 下りは連れが行ったことがないとのことで、石室経由で下る。登り途中で枡水方面へ下る登山者を見たが、その入口らしきふみ跡が、植生保護の斜面の中を下っている。安易な選択は天候が変われば生命の危険を伴うことを忘れてはいけない。
下っていく登山者 
(登山情報で危険ルートの情報が手軽に読めるのだが弊害も・・・心配)
 いくら自己責任とはいっても、一度事故が起きると自分だけの事ではすまないことを知るべきだ。自戒我為

7合から元谷

6合手前を下る父子パーティー
 8合からの下りには、シャッターチャンスが度々ある。尾根筋を下っていくのでターンするたびに元谷と北壁が望めるのだ。上から沢筋を包んでいる黄葉を俯瞰する。特に西日を受けている宝珠尾根の黄葉が輝いている。
6合から元谷

行者道へ入る

宝珠尾根 中宝珠越え辺り

 行者道に入ってからは、北壁をバックにブナ黄葉の中を下る。横から、下からの黄葉は今がちょうど見ごろ。大株のブナがそれぞれに黄葉を誇っているようだ。木道の脇の低木も色づいて、下りの疲れを癒してくれる。何度も立ち止まって、連れの後姿をおかずにして写真を撮る。
黄葉ギャラリー





小鳥の渡り (ポチットクリック)










 元谷小屋まで下って又北壁から宝珠尾根の黄葉屏風に感激、連れにPHOTOタイムを要求、最後の黄葉シャッターを切る。ここから大神山神社へ下り、登山の無事を報告し、再び下の渡りを越えて河原駐車場に帰る。
行者道

元谷避難小屋

元谷堰堤を治山林道に向かう

大神山神社到着

 大山寺参道は結構な観光客の方々が歩かれていた。出雲大社と大山寺の紅葉ツアー、人気があるようだ。 帰りの高速でも観光バスがたくさん走っていた。

 さて、

 今日も大山で遊ばせていただきました。小春日和のお天気と黄葉の絨毯、すばらしい日本の秋、魅せてくれた山の神様ありがとう。


 

本日の草木
マムシグサ

エゾアジサイ


ヒメモチ

アクシバ





ナナカマド

カマツカ

ダイセンキャラボク

クサボタン

サワフタギ

コマユミ

投稿56枚本日も最後までご覧戴きありがとう山でした。