2018.6.24(日) 笹ヶ峰( 1,859m)平家平(1,692m)周回
☁☛☀ 登山口温度15℃ ↑1,713m ↓1,711m 20.5㎞ 11:53分
1人 30,882歩
1人 30,882歩
4:00⇒220㎞⇒大永山トンネル登山口Ⓟ7:07→大坂屋敷越7:55
→獅子舞の鼻8:48→ちち山別れ10:00→10:50ちち山11:00→
11:45笹ヶ峰12:18→ちち山別れ13:36→冠山14:50→
15:45平家平16:00→送電線巡視路分岐16:37→
中七番登山口18:39→19:00Ⓟ⇒22:30帰着
→獅子舞の鼻8:48→ちち山別れ10:00→10:50ちち山11:00→
11:45笹ヶ峰12:18→ちち山別れ13:36→冠山14:50→
15:45平家平16:00→送電線巡視路分岐16:37→
中七番登山口18:39→19:00Ⓟ⇒22:30帰着
初めての山域、歩いて見ないと解らないが、この時期陽が長
いので長丁場を歩くことにして、瀬戸大橋を渡った。
いので長丁場を歩くことにして、瀬戸大橋を渡った。
標高972mの大永山トンネル |
入口ゲート |
登山口 |
新居浜から別子へ 越える県道を登り、大永山トンネルを出た
路側帯へ駐車します。丁度先着車4台のパーティーが駐車され
たところで、後から到着した我車が一番上に駐車させてもら
った。
路側帯へ駐車します。丁度先着車4台のパーティーが駐車され
たところで、後から到着した我車が一番上に駐車させてもら
った。
ここは公衆電話ボックスが有って、下山してタクシーを呼べる
ようになっていた。
ようになっていた。
早速支度して、トンネル横のチェーンゲートを跨ぎ登山道へ
取付きます。トンネルが下を抜ける稜線目指して濡れた道を
登って行く。
取付きます。トンネルが下を抜ける稜線目指して濡れた道を
登って行く。
沢沿いの道 |
植林の道 |
銅山越えから来る縦走路へ出た |
ザレから見る別子の谷 |
なるい縦走路を行く |
大ブナが立つ庭園 |
獅子舞の鼻神社らしい |
4等 迫割 奥に古い石標 |
指導標に従いちち山・笹ヶ峰方向へ向かう。四・五十分歩き大
ブナが立つコケ庭園の様な場所に来ると磐座にお社が祭られ
ている。さらに上に登ったところが獅子舞の鼻ピークよう。
4等三角点1,481m 点名「迫割」が埋標されている。傍に古
い石標も有った。
ブナが立つコケ庭園の様な場所に来ると磐座にお社が祭られ
ている。さらに上に登ったところが獅子舞の鼻ピークよう。
4等三角点1,481m 点名「迫割」が埋標されている。傍に古
い石標も有った。
シロモジ |
シロ満天星 |
あの頂がちち山別れかな? |
ヤマボウシ |
シカの食害が激しい縦走路 |
薮が濃い |
ベニ満天星 |
笹薮を下る登山者 |
ガスが飛ぶ稜線 |
ちち山別れかな? |
ちち山別れ倒ちゃこ |
次のポイントはちち山別れ、細尾根を若干下り気味に西進、
下草の笹で裾がビショコになる。ここにきて、やっと山々の
姿が見え始めた。紅白の満天星やヤマボウシ、シロモジの実
などを確認、最後は笹原を登って稜線に出た。手前で今日最
初の登山者に出合い、互いの健闘を交わす。
下草の笹で裾がビショコになる。ここにきて、やっと山々の
姿が見え始めた。紅白の満天星やヤマボウシ、シロモジの実
などを確認、最後は笹原を登って稜線に出た。手前で今日最
初の登山者に出合い、互いの健闘を交わす。
登山口からほぼ3時間、10時にちち山別れに到達した。四国山
地の分水嶺、高知と愛媛の県境だ。南斜面の水は太平洋へ、
北斜面は瀬戸内海へ注ぐ。
地の分水嶺、高知と愛媛の県境だ。南斜面の水は太平洋へ、
北斜面は瀬戸内海へ注ぐ。
標高点からちち山と笹ヶ峰を望む |
1766m標高点 |
笹ヶ峰 手前にちち山がそそり立つ |
更に登ると登山道は南斜面の笹原をトラバースし始めたが、上
のピークが1,766mのよう。薄い踏み跡をたどって岩の間を登
ると、運よく標高点の標石を発見した。
のピークが1,766mのよう。薄い踏み跡をたどって岩の間を登
ると、運よく標高点の標石を発見した。
ここで初めて今日の目的地笹ヶ峰にご対面、手前にちち山の
尖峰が立ちはだかっている。笹ヶ峰のたおやかさと、ちち山の
急峻さが対照的だ。見まわせば360℃の眺望が広がっていた。
四国山地が見渡せる\(^o^)/
尖峰が立ちはだかっている。笹ヶ峰のたおやかさと、ちち山の
急峻さが対照的だ。見まわせば360℃の眺望が広がっていた。
四国山地が見渡せる\(^o^)/
笹ヶ峰の稜線 人が見えている |
ちち山山頂が見えた |
山頂1855m |
ちち山から笹ヶ峰 奥に寒風山 |
次のポイントちち山へは、稜線上を赤テープを頼りに進む。
獣道と笹の下の隠れた岩を見分けながら進んでいく。稜線を
外れる所は登山道を見失わないよう少々注意が必要だ。やせ尾
根をちち山目指し、笹漕ぎが続く。
外れる所は登山道を見失わないよう少々注意が必要だ。やせ尾
根をちち山目指し、笹漕ぎが続く。
山頂手前は稜線の裏側からのアプローチだった。踏み跡は薄い
が、赤テープナビに助けられ無事1,855mの山頂へ立てた。
赤石山同様金属製の社が祭られている。南側から西に向け眺望
が広がり、下方に寒風山トンネルから延びる林道が山肌を削っ
ている。
が、赤テープナビに助けられ無事1,855mの山頂へ立てた。
赤石山同様金属製の社が祭られている。南側から西に向け眺望
が広がり、下方に寒風山トンネルから延びる林道が山肌を削っ
ている。
11時前、若干しゃりばて気味。腰を下ろしてエネルギー注入だ。
一口チーズとナッツ類・そして黒酢ドリンクを戴く。
一口チーズとナッツ類・そして黒酢ドリンクを戴く。
分岐からちち山を振り返る |
?ウツギ |
笹ヶ峰山頂稜線からちち山を望む |
笹ヶ峰山頂へ続く稜線 |
コメツツジ |
\(^o^)/ |
があった。ここで今日2組目のご夫婦と遭遇、挨拶を交わす。
笹ヶ峰の登りへかかると、又3人パーティーとお逢いした。今
日は日曜日、笹ヶ峰への登り返しは、登山者も多いし踏み跡も
濃い。コメツツジの間の道は駆け出したくなるような気持ちの
いい山道だ。
山頂から平家平を望む |
寒風さんから西方向を望む |
北東に沓掛山を望む |
石鎚方向ズーム |
南に高知の山並み |
山頂にお別れ |
山頂は360℃の眺望。良く晴れていれば周りに山々がすばらし
いだろう。今日は西側の石鎚・瓶ヶ森は霞んでいるが、寒風山
辺りまではよく見えた。北側は沓掛山から黒森山へ稜線が伸び
、南は高知の山並みが幾重にも横たわっている。東はこれから
折返し向かうちち山から冠山・平家平に伸びる稜線だ。12時前
の登頂は、まずまずの進捗。眺望を楽しんで傍の岩でお昼にし
ましょう(^^♪…
辺りまではよく見えた。北側は沓掛山から黒森山へ稜線が伸び
、南は高知の山並みが幾重にも横たわっている。東はこれから
折返し向かうちち山から冠山・平家平に伸びる稜線だ。12時前
の登頂は、まずまずの進捗。眺望を楽しんで傍の岩でお昼にし
ましょう(^^♪…
さて、お昼過ぎに後半スタート、笹ヶ峰からちち山別れまで帰
り、さらに平家平までの縦走、先は長い。名残惜しいが、早々
に笹ヶ峰を後にする。
り、さらに平家平までの縦走、先は長い。名残惜しいが、早々
に笹ヶ峰を後にする。
ちち山へ向け下る |
気持ちいい山頂稜線へお別れ |
ちち山を下るご夫婦 |
鞍部へ下る途中で先ほどお逢いしたご夫婦がちち山から下って
来られていたようだったが、分岐まで下ってもお会いしなかっ
た、多分分岐を丸山荘へ向かわれたのだろう(´・_・`)?…
来られていたようだったが、分岐まで下ってもお会いしなかっ
た、多分分岐を丸山荘へ向かわれたのだろう(´・_・`)?…
ちち山トラバース道に向かう |
トラバース道のちち山分岐 |
ちち山山頂分岐2か所有った |
三脚を担いでトラバースしていく登山者 |
少し登り返したところに「ちち山山頂」と標示があった。帰り
は山頂下をトラバースする。これがなかなか手ごわい道だった。
足元は急斜面を這うゴーロ道、足運びに注意。灌木をよけ頭を
低くし上へ下へとジグザグに進まねばならない。
は山頂下をトラバースする。これがなかなか手ごわい道だった。
足元は急斜面を這うゴーロ道、足運びに注意。灌木をよけ頭を
低くし上へ下へとジグザグに進まねばならない。
何組かお会いしたが、皆さんこの道に閉口されてるようだった。
管理人もなかなか進めない道にうんざりしたが、焦ってみても
仕方ない。ゆっくり慎重に進みます。
管理人もなかなか進めない道にうんざりしたが、焦ってみても
仕方ない。ゆっくり慎重に進みます。
前が開けて来ると難路も終盤、笹斜面のトラバースになる。
こちら側にも「ちち山山頂」の表示がしてあった。三脚を担い
だ登山者も、トラバース道を行かれるが難儀されるだろう。
そして、ちち山別れまで帰ってきた。時刻は13:30分。
こちら側にも「ちち山山頂」の表示がしてあった。三脚を担い
だ登山者も、トラバース道を行かれるが難儀されるだろう。
そして、ちち山別れまで帰ってきた。時刻は13:30分。
笹ヶ峰・寒風山を振り返る |
ちち山別れ付近から冠山・平家平を望む |
ちち山別れ |
赤石山脈が見え出した |
鞍部から笹ヶ峰が見える |
分岐から冠山への稜線は広い笹原を下って行く。陽射しが強く
体が熱い。時たま吹いてくる風が心地いい。景色も良いので
最高です(^^♪
体が熱い。時たま吹いてくる風が心地いい。景色も良いので
最高です(^^♪
一の谷分岐 |
赤石山脈 |
前の丘に三角点があったのだろう?(◞‸◟) |
分岐が現れた。 |
進入禁止 |
一の谷越 |
鞍部へ下ると分岐があった。新寒風山トンネル南側入口一の谷
へ降りる分岐の様だ。トンネルから舗装林道が、白さ峠を越え
石鎚山の登山口、土小屋へ延びている。何れ又訪ねてみたい。
へ降りる分岐の様だ。トンネルから舗装林道が、白さ峠を越え
石鎚山の登山口、土小屋へ延びている。何れ又訪ねてみたい。
再び冠山への縦走路、分岐の先に3等三角点1,618m「奥七番」
が埋標されていたのだが気が付かなかった。心残り、北に連な
る赤石山系に目を奪われ、足元に注意が行き届かなかった。
残念(-.-)
が埋標されていたのだが気が付かなかった。心残り、北に連な
る赤石山系に目を奪われ、足元に注意が行き届かなかった。
残念(-.-)
道はシコクシラベの樹林を進み再び分岐に着いた。ここは別子
側の平家谷から中七番へ下る分岐だが、進入禁止ロープが張られ
ている。一の谷越えと表示があるが、高知側へ下る道は地形図
にはない。
側の平家谷から中七番へ下る分岐だが、進入禁止ロープが張られ
ている。一の谷越えと表示があるが、高知側へ下る道は地形図
にはない。
冠山へ登り返すロープ場 |
山頂下の岩壁 |
冠山から寒風山・石鎚方向? |
冠山から振り返る今日歩いた稜線 |
道はここから冠山へ登り返す。途中で眺めた冠山は上部が岩壁
で山頂下は難所のように見えていた。予想通り道は険しくロー
プ場が3・4回あった。疲れも手伝って結構ハードに感じた。
で山頂下は難所のように見えていた。予想通り道は険しくロー
プ場が3・4回あった。疲れも手伝って結構ハードに感じた。
冠山標高点 |
冠山から平家平を望む |
南側の山並み |
冠山を後にする |
西日を受ける紅・白満天星 |
そして、14:50分やっと冠山1,732m登頂です。歩いた稜線を振
り返り・標高点を撮って最後の目的、平家平へ向かいます。
と、突然足元にごそごそと顔を覗ける狸?筋があったのでたぶ
んハクビシンだったと思う?(後日アナグマと判明) あちらも人間様に‼(+_+)…
一瞬のことで撮影出来なかった。今日は山鳥も2度見たし幼鳥も
一緒だった。
り返り・標高点を撮って最後の目的、平家平へ向かいます。
と、突然足元にごそごそと顔を覗ける狸?筋があったのでたぶ
んハクビシンだったと思う?(後日アナグマと判明) あちらも人間様に‼(+_+)…
一瞬のことで撮影出来なかった。今日は山鳥も2度見たし幼鳥も
一緒だった。
平家平は稜線伝いに高度差なし\(^o^)/と思ったら、実際歩
くとけっこうアップダウンがあった。疲れているから余計に感
じるのだが。笹をかき分け、やせ尾根を巡り、隠れた岩に足を
取られながら1時間。ヘロヘロで平家平到着です。
くとけっこうアップダウンがあった。疲れているから余計に感
じるのだが。笹をかき分け、やせ尾根を巡り、隠れた岩に足を
取られながら1時間。ヘロヘロで平家平到着です。
シコクシラベの向こうに赤石山脈 |
コバイケイソウ |
歩いてきた方向 |
赤石山脈 |
平家平の山頂指導標が見えた 遥か向こうの山影は剣山系? |
平家平 |
16時です |
達成感に浸れる眺望 ここから見ると乳山かな(#^.^#)… |
地図によると道は三叉路。来た道と高薮登山口そして三ツ森山
へ3・9kmの指導標がある。眺望と同時に地形を眺め、下る方向
を定めそれから給水とエネルギー補給、下りに備える。
へ3・9kmの指導標がある。眺望と同時に地形を眺め、下る方向
を定めそれから給水とエネルギー補給、下りに備える。
振り返ると今日歩いた笹ヶ峰・ちち山・冠山が見え達成感に浸
れます。ほぼ9時間歩いてきた、後は前方に見える送電線巡視
路下降点を目指して下り、最後の県道歩きに備えよう。
れます。ほぼ9時間歩いてきた、後は前方に見える送電線巡視
路下降点を目指して下り、最後の県道歩きに備えよう。
鉄塔が見えているところまで尾根下り |
鉄塔手前に分岐があった |
桂かな? |
最初の鉄塔 首がだるい |
16:47分、送電線巡視路の下降点分岐に着いた。GPSと地形図
で確認してから下山路へ進入、九十九を打ちながら下ります。
最初の送電線が17時。次の送電線鉄塔が17:20分、鉄塔ごとに
休憩を入れる。あと何個鉄塔があるのだろう?
で確認してから下山路へ進入、九十九を打ちながら下ります。
最初の送電線が17時。次の送電線鉄塔が17:20分、鉄塔ごとに
休憩を入れる。あと何個鉄塔があるのだろう?
巡視路階段が疲れた足に有難い |
大岩があった |
耐荷重150㎏の橋 |
遊歩道と登山道の境界門 |
耐荷重750㎏のつり橋 |
鹿除け策を潜って園内へ |
ホレスターハウスの前を通過 |
疲れた足を頑張って振り出し、下り坂のショックに耐えながらさ
らに下る。結局鉄塔は三つだった。17:57分に最後の鉄塔を通
過した。谷筋を下り住友ホレスターハウスの遊歩道に18:20分
に降り立った。
らに下る。結局鉄塔は三つだった。17:57分に最後の鉄塔を通
過した。谷筋を下り住友ホレスターハウスの遊歩道に18:20分
に降り立った。
駐車地が見えた 朝のパーティーが居られる |
無事帰着です |
やっと駐車地が見えた。丁度、朝方の車4台のパーティーも下
山してこられ、互いに労いあう。
山してこられ、互いに労いあう。
19:00。ほぼ12時間の山行。良く歩いたな~( `ー´)ノ…
今日も無事下山出来、四国のお山に感謝です。
投稿100枚
最後までお付き合いくださりありがとう山でした。
投稿100枚
最後までお付き合いくださりありがとう山でした。