2019.7.23~27聖岳(3,013m)~光岳(2,591m)周回
§Ⅲ光岳登山編
4日目☂/☁ 9℃ 16.5㎞ 10:46 ↑583m ↓2,330m 32,121歩
4:30光小屋→4:50光岳→5:12光石→5:35光小屋6:05→8:43易老岳8:50→9:20易老岳3等三角点→11:43面平12:20→13:46易老渡13:55→15:00芝沢ゲートⓅ
§Ⅲ 光岳登山編
光岳小屋で起床。5時から小屋の食事になるので、その前に自炊組が炊飯します。昨夜作ったα米を2人で半分こしていただきます。管理人は味噌汁にα米チキンライスを入れ、温めて戴きます。味よりのど越しがポイント、おなかに入れればあとはカフェで口直しが出来る。
イザルヶ岳の横に富士のシルエットが見える |
4時半カメラ・GPS・水を持って山頂を目指します。20分程で山頂です。
朝霧と昨夜の雨で霧が立ち込めた山頂へ到着。今朝1番の登頂だ。連れとツーショットの記念撮影を試みた。何度かトライしてやっと撮影。連れの笑顔がとれていた。
タカネバラ ウスユキソウ |
お山の大将(^O^)/ |
ミヤマムラサキの群生 |
ミヤマムラサキ |
そして、最後の目標光石へ向かう。10分ほど下ると、霧の中に見えてきた。これが光石、成る程石灰岩で白い岩だ。眺望は望めないが上に登ってお山の大将を決める。
小屋番さんが言っておられたミヤマムラサキが群生している。タカネバラ・ウスユキソウも見られる。後続組が降りて来られたので場所を譲り、来た道を引き返す。
団子の山頂標 |
テカリ石分岐 |
5時40分に小屋へ帰り、お暇の挨拶をして小屋を出た。雨が降り始め雨具を装着6時過ぎに下山へ向かった。本降りになり、カメラ撮影は(^o^)ノ < おやすみー。下りに専念する。
慎重にゴーロの沢を下って行く。三吉平を過ぎ易老岳へのだらだら登りが長く、苦しい登りだった。静高平くらいから登ってこられる登山者とすれ違う様になった。8時40分易老岳まで下山した。雨は上がったが、下りの道は濡れてスリップが怖い。
易老岳分岐から易老尾根に下山 先行される登山者 |
易老尾根を下り始めると上の分岐から「さようなら、気を付けて~」と昨夜の女性グループさんが呼びかけて下さった。われわれも「さよーならー、ありがと~」と挨拶を交わした。
三角点 |
易老尾根ルート名物 ナンバープレート |
下り始めて30分最初の目標、3等三角点易老岳へ着いた。2254.8mまで1㎞下ってきた。更に下って行くとブログで見た大きなコブを付けたダケカンバの大木が現れた。高度6・70mごとに表示してある№プレートをカウントしながら下って行く。
ダケカンバのコブ |
? |
面平の指導標 |
№10 面平 |
11時43分、濡れた根や、石車で何回も尻餅をつきながら、やっと面平の指導票まで下ってきた。少し下に№10の看板がかかっている。昨夜小屋番さんから面平から下が要注意と聞いていたので、ここで昼食を取ることにした。
昨日に続いてラーメンと残ったパンを半分ずつ、カフェも戴き、気持ちをリセットして下ります。ほぼ6時間下って後500m程残す所です。この分だと8時間近くかかりそう。今回も子供たちとの夕食がふいになりそうです。
40分程休憩し易老渡へ降り立ったのは13時46分の1時間20分後でした。しかしまだここから長い林道が待っています。14:00再び林道歩きへ出発だ。5㎞下って芝沢ゲート到着は15:15分でした。
遠山郷神楽温泉で4っ日ぶりに汗を流し、奈良へ向かって出発は17時になってしまいました。予定は午前中に下山して、15時に奈良に向かっていく予定だったのですが、3日目の1:30分の遅れで、その日のうちの光岳登頂が出来ず、4日目出発が1時間遅くなたこと。濡れた下りで1.5時間遅れたことで、予定が狂ってしまった。
CT1.3倍で計画した今回の山行、結果は残念でしたが、歩き通せたことで自信にもなりました。今後も、テント泊縦走は1.3倍のコースタイムを基準に計画します。
ヤマユリ |
エピローグ
さて今回もアルプス遠征して来た。山の眺望や花達に癒され、人の親切に触れ、山の厳しさも体験した山旅になりました。2人で歩く百名山もほぼ半分を数えるようになりましたが、毎回厳しい登山、どこまでたどり着けるかわかりませんが、これからも続けていく所存です。
帰りは子供たちの家により、短時間でしたが家族でだんらんすることが出来ました。
生きていることを実感した旅となり、人生の歩みを1っ歩・1っ歩、歩み続けようと強く思う事となりました。(*^_^*)
山の神様お天気の神様に感謝です\(^o^)/
最後までご覧いただきありがとう山でした。M(_ _)m