2014.7.21(月) 氷ノ山(1509.8m)・三の丸(1,464m)周回登山
6:05⇒94.3km 1:44m⇒7:55アルパインゲレンデP8:10m→仙谷コース入口→尾根到達→10:25氷ノ越えコース合流10:30→10:501等三角点氷ノ山11:15→三の丸12:09→12:18三の丸東屋12:23→チャレンジリフト出合→三の丸登山口14:00→14:13駐車位置14:30⇒93.9km 1:39m⇒若桜道の駅イチゴアイス経由⇒16:39津山
6:08分 2人 18,361歩 約9.8km↑842m↓830m
昨日、平年より1日早く、昨年より12日遅い中国地方の梅雨明けだ。待ちかねていた今日は氷ノ山に出かけてみた。
.昨年は20日に訪ねている。今日は初挑戦の仙谷コースを登り三の丸からスキー場を下って周回するつもり。アルパインヒュッテの下に駐車する。既に2台車が止まっている。
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出発 |
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ゲレンデを行く |
岡山ナンバーの車の方は準備して出発される所、スキー場から三の丸経由で周回されるそうだ。上で会いましょうといってトレラン姿でスタートされた。
我々はゆっくりアルパインヒュッテの前を登っていく。ご主人が畑をされていて、昨日はガスが覆っていたけど、今日は天気がいいですよ、景色が見えるでしょうと、送ってくださった。
アルパインゲレンデ上の仙谷コース入口に頂上へ2.2kmの表示がある。ここから約2時間未踏コースの登り、稜線で氷ノ越からのルートと合流するはず。
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仙谷入り口 |
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入口より約30分 ここから1つ北側の沢へトラバースする |
登り始めてすぐ、連れがアジサイの葉に大きな蕾をつけた花を見つけて、名を聞くが、お初の花、名がわからない。思案しながら登っていく。シモツケソウやクガイソウ・カラマツソウなども見られる。
仙谷を詰めて行くが、石がゴロゴロしていて歩きにくい。何回か渡渉を繰り返し鎖場も2・3回通過して、最奥で尾根に取り付く。ロープを頼りに滑りやすい急斜面を登ると、皆さんブログで紹介されているブナの支尾根に出た。
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仙谷の様子 |
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谷を詰める |
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要所に指導票 |
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大木に励まされ |
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1時間で中間地点 |
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ほっとする渡渉案内 |
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谷がさらに険しくなった 標高1,200m |
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最上部の岩壁 ツルアジサイが満開
この上側で尾根に取付く |
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支尾根上に到達 標高1,240m |
ここからさらに150m支尾根を登っていく。濡れて急な斜面は滑りやすく足元に集中して登らねばならない。尾根を20分くらい登った所で、ついに氷ノ越コースと合流する。
出発から2時間10分、ベンチに腰掛けて小休止。その間にも3人の登山者が登っていかれる。さすがに多くの方が登っておられる。下ってくる方、登る方、こんにちはと挨拶する回数も多い。仙谷コースは誰とも会わなかったが・・・
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氷ノ越コースと合流 標高1,400m |
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こしき岩 |
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頂上避難小屋が見えた 上り下りの登山者 |
こしき岩を過ぎると登山道も整備され、傾斜も緩くなって、気持ちよい風も吹いてくる。
何度挨拶を交わしただろう。正面に頂上避難小屋が見え出した。氷ノ山1等三角点は、小屋の前にある。周りでペアーのパーティーが仲良く腰掛けて休んでおられる。
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頂上風景 |
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1等三角点 1509.8m |
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誤差が大きい山頂ログ |
頂上でちょっと早いお昼にする。ガスが晴れ青空も見えてきた。風が寒いくらいだ。10人くらい休んでおられる、次々と登ってこられるので、入れ替わりも早い。
小学生の親子も登って来られている。鳥取・兵庫の県境で、中国地方第二の高峰、兵庫県最高峰我々のように隣の県からの登山者も集まってくる。
三の丸へは昨年歩いたルートを行く、おおむね状況がつかめている、例によってトボトボ歩きで小1時間、12時過ぎに三の丸到着。展望台で1人ラジオを聴きながらくつろいでおられる。
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千年キャラボク入口は藪化している |
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スタジオジプリの映画に出てきそうな森 |
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三の丸展望でくつろがれている |
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振り返ると山頂が見えていた |
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三の丸避難小屋の前を通過 |
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兵庫県旧波賀町分岐 |
記録だけして、ちょっと下った東屋で休憩を取る。去年は紫外線を避け、ここで昼食を取った。前回、ここまで4時間半、今年は4時間だが、体力的にはだいぶ楽だ。経験があるルートは気分的にリラックスできるからだと思う。
スキー場への下りはだんだん急になる。ここからお互いストックを用意して下っていく。チャレンジゲレンデは37度の急斜面だスキーで下ればすぐだが、歩きの下りは難儀だ。一歩ずつ慎重に丸太階段を下る。階段が崩壊してちょっと怖い所もある。
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鳥取県の指導票 須賀ノ山へ2.5km |
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三の丸東屋前の説明版 |
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登山口へ2.5km 須賀ノ山へ2.9km |
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下りの尾根からこしき岩が見えた |
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チャレンジリフト終点に出た |
リフト中間駅からは森の中へ自然探勝路が伸びている。昨年訪ねたので今回はスルー、ゲレンデを下っていく。スキーで下ると簡単だが、徒歩での下りは足腰に負担がかかるし、気分的にも単調で堪える。林道登山口まで50分かかった。
登山口まで来ると、下のスキー場で子供たちが大勢ゲームで騒いでいる。楽しい夏休みのキャンプだろう。上から見たとき、氷太君駐車場も、スキー場駐車場もかなりの車だった。春米に下る道沿いでもオリエンテーリングを楽しむ親子連れが沢山見られた。今夜は氷ノ山が鳴るだろう・・・
夏の若桜もいいもんだ。温泉もあるし山もある。涼しいのが何よりだ。
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車が沢山 今夜は賑やかだ。 |
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チャレンジコース |
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三の丸登山道入口 |
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下ってきたゲレンデ |
さて、ここから林道を歩いて駐車場に帰ったのだが、途中の三叉路を犬鷲ゲレンデに少し登り、アルパインゲレンデに行けばよかったが、下って登り返した。ちょっと大回りをしてしまった。後で解った事なので連れには内緒・・・・
前回の登りより短い直登コース。傾斜は急だが自然林が多く森は深い。大木が多くて見所は多かった。岩やロープに頼る所もあってコース変化も楽しめた。
お山のパワーを頂きました。山の神様に感謝し、次の遠征に備えます。
追加
下ってから若桜道の駅で食べた氷ノ山のイチゴで作ったアイス。これは美味しかった!!
お訪ねの際は、是非ご賞味を・・・・・
今日の草木
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クサアジサイ |
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ヤマアジサイ |
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ヤマアジサイ |
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ギンバイソウ |
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ギンバイソウ 上と同じ花 |
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タマガワホトトギス |
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ヤマジノホトトギス |
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ウバユリ |
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カツラ |
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トチの変株 丸木舟 |
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シモツケソウ |
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クガイソウ |
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ミズキ |
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サンカヨウ |
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?イチゴ |
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ツルアジサイ |
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アクシバ |
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アサギマダラ |
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オオカメノキ |
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ツルアリドウシ |
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リョウブ |
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今回も最後までご覧頂きありがとう山でした。
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