2025.7.22∼25 (火∼金) 早池峰山 鳥海山遠征
§Ⅱ 鳥海山周回(24日 木)
☀ 微風 登山口20℃ ↑1,540m↓1,527m 16.7Km 12:39分 28,676歩
象潟コース鉾立Ⓟ前泊4:30→6合目賽の河原5:52→7合目御浜6:31→七五三掛7:55→七五三掛分岐8:10→千蛇谷8:32→10:10御室小屋 昼食10:55→鳥海新山11:25→七高山12:20→文殊岳13:45→七五三掛14:25→御浜15:20→賽の河原16:05→鉾立Ⓟ17:14⇒あぽん西浜♨⇒鳥海道の駅泊
翌25日酒田市⇒山居倉庫跡⇒日和山公園⇒土門拳写真美術館見学⇒800㎞🚘⇒津山帰着翌朝1:00
昨日花巻から秋田道経由で由利本荘を過ぎ、にかほ市まで移動、象潟(きさがた)から鳥海ブルーラインで鉾立登山口まで登って前泊した。標高1100m付近なので涼しくて、よく眠れた。
そして、今日は鳥海山へアタックです。老人の足なので、たっぷり14時間のコース予定で登ります。
 |
奈曽渓谷を俯瞰 |
 |
登山口の案内板 |
 |
鳥海山の夕焼け |
 |
日本海の夕陽 |
 |
4:30分入山 |
出発予定を30分遅れて4時半スタート。奈曽渓谷を俯瞰しながらコンクリート舗装の遊歩道を登り、最初のポイント、賽の河原を目指します。遊歩道にはクルマユリが沢山咲いていて、先の花々が楽しみだ。
 |
コオニユリ ホタルブクロ ヨツバヒヨドリ |
賽の河原まで登ると、ニッコウキスゲ・チョウカイアザミなどが咲いています。チングルマ・イワイチョウの花も見られる花畑が広がっていた。分岐を雪渓に向けて登れば鳥海湖へ至るバリルートに入れます。
 |
賽の河原 |
 |
チョウカイアザミ |
 |
ニッコウキスゲ チングルマ イワイチョウ イワシモツケ |
我々は道なりに河原を横断し、御浜へ向けて登ります。鉾立から2時間ほどで御浜到着、まずまずのペースです。この先は徐々に山道に変り斜度も出てきます。その前に鳥海湖の大パノラマを堪能します。
 |
御浜 |
 |
御浜小屋 |
 |
象潟口と日本海 鉾立Ⓟも見えている |
 |
ニッコウキスゲと鳥海湖 |
 |
花畑 |
 |
チョウカイアザミと鳥海湖 右奥に月山 |
 |
撮影場所を探して |
 |
草原と山頂 |
 |
パノラマで 奥に月山 |
御浜小屋から少し西へ移動し、鳥海湖から山頂を望むアングルで撮影、朝は逆光ですが、スマホのパノラマ機能で撮影できました。池周辺の残雪と、手前の草原の緑そしてその中に咲く花たち、ここに居るものだけが見られる絶景です。
 |
御田原 扇子森 |
 |
御田原分岐 |
 |
八丁坂 |
 |
ハクサンシャジン |
 |
ハクサンフウロ マルバダケブキ ハクサンシャジン |
御田ヶ原・御田ヶ原分岐・八丁坂となだらかな斜面を登り、七五三掛(しめかけ)ポイントへ到着だ。
賽の河原で分かれたバリルートは、鳥海湖を巡り手前の御田原分岐で合流する。
八丁坂のお花畑を過ぎると、目前へ急登が迫って来た。古い分岐道は此処七五三掛から千蛇谷へ向かっていたようだが、今は急登を50m程登った先が外輪山と千蛇谷分岐になっている。
 |
ウサギギク |
 |
ハクサンイチゲ |
 |
チングルマ |
 |
七五三掛けベンチからの眺望 笙ヶ岳を俯瞰 |
 |
稲倉岳を俯瞰 |
 |
北方向を望む |
 |
庄内平野から日本海を俯瞰 |
千蛇谷から山頂を目指す予定なので、分岐手前のベンチで休憩、激下りへ備えます。
両側を丸太で養生された新道を、千蛇谷雪渓めざして下ります。下に旧道に掛かっていた梯子が残っています。
 |
外輪山・千蛇谷分岐 |
 |
雪渓に向け激下り |
 |
古い指導票 ふくらより8里 32㎞ |
 |
新しい指導票 №7 |
 |
№8 |
雪渓を渡ると長い千蛇谷の登りが待っている。1から10まで№表示があって、長い登りもナンバーを数えて耐えられたが、このルートの胸突き八丁でした。 |
救助ヘリ「もがみ」がやって来た |
 |
救助隊員が降下 |
 |
遭難者を救助…👍 |
№8まで登った時ヘリコがやって来た。荷をぶら下げていないので救急ヘリだ。上で事故があったらしい。いそいで登り、救助模様を撮ってみた。何度かホバリングして、タイミングを計って隊員を降下させ、準備できたところで再びホバリングして救助者を吊り上げていた。その間7分ほど、結構な谷風が吹いていたが、救助は素早かった。大した怪我でなければ良いのですが‥⁇ 後日連れが大丈夫だったらしいと情報をくれた。
 |
大物忌神社へ到着 |
 |
新山コースイラストが解りやすい |
 |
花籠 |
 |
イワブクロ |
 |
チョウカイフスマ 固有種 |
いきさつを見ていた我々も、最後のゴーロ帯をジグヲ切って上り、御室小屋へ到着だ。10時前、小屋の台地はイワブクロが咲く花畑、入り口にはチョウカイフスマやイワギキョウも咲いている。日本最高所にある写真美術館を見学し、大物忌神社へお参り、売店で登頂記念をゲットしてから、10時過ぎにお昼ごはんにしました。
 |
さ~頑張って上りましょ~ |
 |
コース取りに注意 |
 |
岩の間を降りて再び登る |
 |
難所をクリア中 |
 |
登頂…\(^o^)/ |
ストックを仕舞、ヘルメットをかぶって、次は新山へアタック。11時から3点支持を意識して、岩山に挑み30分で2,236mの新山登頂だ。下りは胎内くぐり経由で下り、七高山へ向かいます。雪渓を少し歩きましたが、雪は緩んで難しくありませんでした。
 |
上った割れ目を俯瞰 |
 |
胎内くぐり |
 |
雪渓を降り七高山へ向う |
七高山へ向けザレタ火口壁を登り、外輪山の上を、少し北へピストンします。先ほど登った新山山頂から、残雪、お室小屋がよく見える。1等三角点「鳥海山」は此処に埋票されている。イワギキョウの花畑がビクトリーRoad脇で迎えてくれた…\(^o^)/
 |
イワベンケイ イワブクロ |
 |
イワギキョウの道 |
 |
1等三角点「鳥海山」登ったドー👍 |
 |
七高山登頂‥\(^o^)/ |
鳥海山は活火山、今は大人しくしているが、いずれ噴火することもあるだろう‥⁇ 我々が考え得る以上に先のことだろうが・・・⁇ 休憩中、そんな思いが湧いてきた。
 |
先ほど居た新山を望む |
 |
これから下る外輪山 右に御室小屋 |
 |
左斜面は雪田が残る |
 |
左側は火口壁から千じゃだにを俯瞰できる |
 |
外輪山の道は歩き易い |
 |
外輪山から御室小屋 新山を振り返る |
 |
外輪山の花畑 ハクサンフウロ イワギキョウ ヨツバシオガマ イワベンケイ イワブクロ チョウカイアザミ ミヤマアキノキリンソウ シラネニンジン |
12時過ぎ七高山を後に下りに向かいます。下山は外輪山を歩き、七五三掛分岐で朝登った道と合流します。行者岳・伏拝岳・文珠岳と名の付いた外輪山のピークを通過して下って行きます。左側は雪田が残る草原が広がる大斜面、右側は切れ落ちた火口壁なっている。なだらかな下山道、途中の花や景色が楽しめた。チョウカイフスマの綺麗な株も見られ、周回コースの選択は正解でした。
 |
湯ノ台道分岐まで下りました。 |
 |
文珠岳へ下山 |
 |
外輪山のチョウカイフスマを撮る |
 |
七五三掛通過 |
 |
8丁坂のニッコウキスゲ |
 |
御田原分岐から最後の登り…!(^^)! |
 |
御田原分岐の ハクサンシャジン |
 |
外輪山の チョウカイフスマ |
七五三掛から御田原分岐まで下山、最後の登りに向かいます。50m程の登りですが、疲れた体に堪えます。上り切ったところが扇子森、登りで通った御田ヶ原だ。
 |
御田原 扇子森まで帰った |
 |
最後のポイント賽の河原 残り1.9㎞ |
御浜小屋まで帰り、冷たいコーラで元気を注入、もう4㎞の下りを頑張りました。17:20分無事駐車地へ下山。ほぼ完全燃焼の12時間40分の登山でした・・・(^O^)/
 |
無時下山‥\(^o^)/⇒♨ |
天気に恵まれ、目的のお花も見られて満足な登山になりました。お山と自然に感謝です・・・
 |
酒田市山居倉庫 |
 |
立派な米蔵…(@_@) |
 |
登頂&見学記念 |
投稿画像79枚
ご覧いただき(人’’▽`)ありがとう☆山でした…
0 件のコメント:
コメントを投稿