2018年9月28日金曜日

2018.9.27(木) 高清水高原から伯州山(1,044m)へピストン縦走 


2018.9.27() 高清水高原から伯州山(1,044m)へピストン縦走 
☔時々☁ 登山口15℃ 1人 ↑896m 88713.8㎞ 7:3016,809
7:40津山⇒人形峠Ⓟ8:5010:02高清水高原10:23三角点11:00御林山→12:00展望岩→12:57伯州山→13:00伯州山荘昼食13:4014:51御林山→15:55高清水高原→16:25人形峠Ⓟ

昨日カシミール地図を眺めていて、昔高清水高原で滑ったことを思い出した。半世紀前の事だが、今はどうなっているだろう? 連れに明日行ってみると伝えたら、遠足で行っていた所と問うてきた。そうそう(^^♪遠足や、冬はロープ塔でスキーも出来た所ですよ。
展望岩から伯州山方向

で、今回は伯州山まで縦走し、山荘でお昼を食べて引き返す予定だ。
朝、出がけに雨雲予報を確認、9:30ごろには峠の雨雲は抜けるようだ。連れを津山駅に送って、そのまま人形峠へ向かう。

ルート179号から峠に向かう旧道が解らず、急な左折になったが、赤和瀬渓谷へ下る分岐を過ぎ登坂車線が始まったところにあった。


遊歩道入口

山道入口

リンドウ

8時半ごろ峠に着くと、原子力機構の入り口に車が数台止まり開門を待っている。ウランガラスが明り取りのトイレ前に駐車し、早速支度。

少しパラゞ・しているが、雲は薄い。風も出て来て天気が変わるだろうと出発した。
最初のカーブから山道へ入る。足元にリンドウが濡れていた。
心地良い山道

オヤマボクチ


アキノキリンソウ


山道はすぐに遊歩道へ合流、道のわきに弘法大師座像がある。5分程コンクリート舗装を進むと、再び山道の入り口がある。中国電力のタカシミズーカン17番の電柱が目印。
目印電柱

再び山道へ

土塁沿いを登る



高清水高原到着

左下に遊歩道を見てしばらく進むと傾斜が増し、昔の牧場の土塁跡沿いを登って最初の尾根に乗る。木材チップの敷かれた遊歩道に出て少し進むと高清水高原だ。

三角屋根の休憩所工事が目の前に現れた。草原が広がり牧場跡であることが伺える。この辺りを滑っていたのだろうと想像するが、全く分からない。
高原の泥濘道

2等三角点

草原を進んでいくが、この先はまだ整備がされてない泥濘の路。20分ほど草原の泥濘を進むと2等三角点「大畝」975.4mが道の脇に見えて来た。
無線中継所

工事前線基地

送電線が見えて来た

林を少し下り10分ほどで、高清水の東端の電波中継施設に着いた。時刻は10時半1時間半ほど歩いてきた。ここはこの先の遊歩道整備の先進基地にもなっているようだ。砂や機材がストックされている。

10分ほど歩くと今度は、鞍部に送電線の鉄塔がある。この先で道はブナ林に入って、御林山の登りになる。重機の音がして遊歩道の開削工事がされているようだ。開削された道はドロドロでとても歩けない。
ブナ林を登る

キノコ

御林山付近の森

並行しているブナの森の縦走路を進むと、ブルーシートで雨よけが出来ている。工事の人が突然登山者が現れたので、びっくりしていた。重機オペレーターとチェンソ―係りと監督さんの様だった。ちょうどこの辺りが御林山だろうが、ほとんど平らでどこが山頂か分からない。入口から3㎞位歩いてきた。ほぼ中間点だ。
切開きのみの道を進む

4等三角点の分岐へ到着 進行方向が変わる

この先は切開きだけの道が続き、根曲がりだけの切株が立っていて歩きにくい。うっかり転ぶと串刺しになる。11時半に1,031mの標高点付近を過ぎ、36分白州山と4等三角点「澤丹土」の分岐に着いた。

行動食を補給、方向を確認し向きを変え再び切開きを進む。ブナの森が終わり、前が開けるとガスの向こうに平地が見えた。赤和瀬集落の田圃、黄金色の実りが奇麗だ。うたたねの里の藁屋根も確認できる。
ブナの森も終盤

切株の道が続く

赤和瀬集落を俯瞰 眺望が利いたのはこの時だけだった

稜線を超えるガス

稜線は細尾根に変わり、切開きも下の斜面を進むようになってくる。12時の放送が聞こえて来た時、山行レポで見たことのある展望岩が眼前に現れた。向こうに台地状の尾根が見えている。やっと霧ヶ原まで来たと思ったが、甘かった。
突然展望岩に着いた 12時だ

展望岩から赤和瀬集落

展望岩から最奥に泉山

今度こそ霧が原への登り返し

登り返してみるとさらに深い鞍部が待っていた。この辺りから再び切開きを開削してあるので、今度こそ白州山手前の霧が原だ。30mほど下って50mほど登り返し、霧が原の植林をうろうろしながら進んで1,046m標高点付近を通過。やっとこの冬潜ったブナの門へ到着した。
1250分を回っていた。白州山へ向かい、何も見えないガスの中、記録だけして山荘へ降りた。
ブナの門

伯州山

伯州山荘もガスの中、時折雨音がザーッとブナの梢に当たる音がする。山荘デッキで温かいラーメンが美味しい。到着は13時過ぎ、往路4時間強かかっていた。
伯州山

伯州山荘

伯州山のブナの森

13:40、昼休憩後復路に向かう。連れのお迎えは17時頃、計算すると復路は3時間弱で帰らないと間に合わない。帰り道を急ぐ。
再びブナの門を潜る

開削終了地点へ帰った

御林山の工事現場へ帰ってきた

送電線まで帰ってきた

高清水高原へ帰った

休憩舎の工事

遊歩道まで帰ってきた

駐車地へ無事帰着

復路はスピードアップのため泥濘もためらわず、出来るだけ開削されたところを歩く。
今日2度目のブナの門通過は13:51分、御林山を14:51に、送電線は15:25分、そして高清水高原の休憩舎前を15:55分、駐車場へ16:23分に下山した。結局復路は2時間40分で帰っていた。

無事下山、今日もお山で遊べたことに感謝です。
下山の途中で、次回山行が決まりました。
お誘いありがとうございます。\(^o^)

最後までご覧いただきありがとう山でした(^^♪


2018年9月19日水曜日

2018.9.18(火) 泉山(1,209m)主稜線ピストン縦走登山


2018.9.18() 泉山(,209m)主稜線ピストン縦走登山 
曇り 登山口16℃ 山頂20℃ 1人 ↑1,627 1,534 16.1㎞ 9:52 29,497
6:45津山⇒養野泉嵓神社Ⓟ7:257:46 Aコース登山口→8:39福ヶ乢→9:37井水山→10:34山頂10:4511:59笠菅峠登山口→12:10笠菅峠昼食12:4212:51登山口→14:20山頂カフェ14:4015:00中央峰→15:16津高ヒュッテ→15:31井水山→16:16福が乢16:57Aコース登山口→17:17神社Ⓟ


昨年のログ 2017914(木)
晴後曇り 21℃ ↑1,557m ↓1,492m 14.9㎞ 28,654歩 9:16
7:00津山⇒養野泉嵓神社Ⓟ7:508:07 Aコース登山口→9:00福ヶ乢→9:57井水山→11:05山頂11:1512:06 H26年折返し地点→12:45笠菅峠登山口13:0014:07山頂14:4015:00中央峰→15:16津高ヒュッテ→15:23井水山→16:12福が乢16:50Aコース登山口→17:05神社Ⓟ
4年前のログ 2014828()
 1人 14.1km 25,236歩 ↑1,297m ↓1,285m 1032分 19.5
津山60022.5km 30分⇒630泉嵓神社P645→水場→945井水山9551100頂上 お昼11301230折り返し12351340頂上13451430津高ヒュッテ14451500井水山→1608水場1615→登山口16471714173023.9km36分⇒1814津山着 
今回は、昨年戴いたサルナシ目当てで出かけたのだが、今年は手の届くところにありませんでした。下から恨めしく眺め、猿蟹合戦の昔話を思い出しました。

そんな訳ですから今日は歩きに専念しようと途中までは思っていましたが、結局いつも通り花や木の実などに目移りしてしまいました。

往路4時間45分、復路4時間32分の長丁場は歩けたのですが、昨年歩いたログと比べ、ほぼ同じCT(Coursetime)でした。体力は保たれているというべきか、進歩がないと言うべきか、?(^^)?・・・・

さて、今日の山歩です。
いつものように養野の泉嵓神社駐車場へ着いてAコース登山口まで舗装路を登って行きます。雨のせいであちこちに水が流れた跡がある。
泉嵓神社横を登って行く

ノブキ

ゲンノショウコ

ツリフネソウ

アカソ

キンミズヒキ

基幹林道から管理道へ進入

流水跡が痛々しい

登山口までほぼ20分、登り口にカラマツソウが咲いている。福ヶ乢まで支尾根を登りますが、水場の上の沢が土石流で大荒れになっていました。

上流の山肌が崩れ。木の株や岩を巻き込んで200mほど流れ下り、植林に引っ掛かってダムにようにせき止められています。せき止められた水は沢からあふれ、登山道を流れ下っている。水路状態の登山道を何とか登り、福ヶ乢へ到着です。
 
Aコース登山口

カラマツソウ

植林の急登

ママコナ

水場へ到着

土石流の堰

土石流の跡

崩壊斜面

福ヶ乢のマユミ

福ヶ乢

ここで百乢から延びる主稜線へ乗り井水山に向かいます。道の周りに色とりどりの茸が発生しているのですが、カメラワークは封印して頑張ります。
福ヶ乢から稜線へ乗る

満天星の実

山頂下の植林帯

井水山山頂

リンドウにアゲハ蝶
9:37分井水山へ登頂、景色を楽しみますが、湿度が高いのかどんよりしています。リンドウが1株だけ咲いていてアゲハ蝶が蜜を吸っていますこれはシャッターチャンス。歩行専念を忘れてしまった。
泉山へ向けて稜線山歩

ホツツジ


ツリガネニンジン

中央峰

ミズナラ

山頂表示が見えた

ヤマシロギク?


ナナカマド


カワラナデシコ

ツチグリ

山頂到着


新しい登頂記念


山頂ログ

稜線を中央峰から泉山山頂へ縦走します。北側は奥津から上齋原の山並み、南側は鏡野の谷筋から田園風景が続きます。ほぼ1時間ナナカマド、ヤマシロギク、オミナエシ、テンニンソウやカワラナデシコを観賞しながらの稜線散歩で山頂へ到着です。
奥津と湯岳


大山方向


上齋原方向


反射板へ向け下る 奥に角ヶ仙

10:34分、3時間10(昨年3:20)で山頂到着、ライオン岩に腰を下ろして、おやつTime

10:51分、笠菅峠へ向け下山します。お昼前には登山口に着けそうです。はるか下に見える林道工事を眺めながら、刈込手前まで下ると、突然鹿と遭遇、シャターチャンスでしたが間に合わず(◞‸◟)残念・・・
下に林道工事

?ドクツルタケ


名物の刈込

2人組が下って来られる

?チョウ

名物の「泉山」刈込まで下ったところで2人パーティーと出会った。マイクロウエーブ反射板へ登り返し、サクサク下って11:57分に登山口まで下りた。お昼にしようかとも思ったが、陽当たりで腰掛けるところもないので、笠菅峠まで下る事にした。
ヒヨドリバナ

イヌツゲ

コマユミ ニシキギ

ウメモドキ?

テンニンソウ

笠菅峠へ下る道

登山口へ降りた

笠菅峠へ到着

笠菅峠登山道説明板

ゲンノショウコ

12時過ぎ峠に下って案内板の木陰でゆで卵と塩ラーメンのお昼。カフェも頂いて復路に備えます。13時前、鋭気を取り戻し笠菅峠を後に登山口へ向かいます。

登り返しは急登が続き苦しい、擬木の階段を200段一気に登る。しばらく登ったところで、朝出会ったパーティさんが下ってこられた。挨拶して進むと、再び5人くらいのパティ―さんが下ってこられた。このパティーとは会って無いので、奥津からか中林、或いは養野からの周回だろう。
復路へ向かう

再び登山口へ来た

ママコナ

カマツカ?

刈込ピークまで帰ってきた

再び山頂ログ 歩き始めて7時間経過

2度目の山頂

刈込を通過し再び山頂へ到着14:20分。歩き始めてほぼ7時間、ここまでくればやれやれだ。荷を解いて再びおやつTime、照った体に時折吹いてくるそよ風が心地良い。
クロバナヒキオコシ

ガマズミ?

ナナカマド

?茸

中央峰へ帰ってきた

井水山へ帰ろう

津高ヒュッテに寄ろう

万年床がセットされてる

朝のリンドウが咲いた

井水山へ帰ってきた

津高ヒュッテに寄って井水山まで51分、井水山から福ヶ乢迄45分、そして登山口まで41分、山頂から2:33(昨年2:25)で駐車場まで下った。因みに全行程CTは360分程です。管理人は540分ほどかかっていますので、1.5倍(◞‸◟)。
休憩ベンチへ帰って小休止

?茸

?茸

?茸

1035mピークと鏡川の流れ

恨めしく見上げるサルナシ

福ヶ乢まで帰ってきた

水場まで帰った

Aコース登山口まで帰ってきた

覗き岩を振り返る

泉嵓神社へ無事下山

全体ではほぼ昨年並みかな?(^^)
今回も無事に歩けてお山に感謝。登山道は刈払され、お世話様になった皆さんに感謝です。とても歩き易かったです。
又遠征にも出かけたいものです(^O^)