2019年3月25日月曜日

2019.3.24(日) 扇ノ山バックカントリーSKI 31-43

2019.3.24() 扇ノ山バックカントリーSKI 31-43 
⛄後☁ 3人 登山口-2℃ ↑1,108m 1,06718.5㎞ 7:5519,260
津山5:007:00林道Ⓟ7:108:05上山高原→9:20 コズッコ小屋→10:52扇ノ山避難小屋昼食11:4011:50西側滑走12:2012:30東側滑走13:0013:10避難小屋→13:35オオズッコ→14:23ショーブ池→15:10林道Ⓟ15:2017:50帰着
新雪洗顔中😥




今回は扇ノ山B・CSKI、こちらも今シーズン最初。N氏と師匠大山の風さん3人で上山高原から扇ノ山へバックカントリーSKIです。林道の除雪はまだですが、シワガラノ滝駐車場まで入山可能と言う情報で、出かけてきました。

現地へ着くと降雪があり、海上集落手前から道路に雪があります。集落から12㎝積った雪道を登り、シワガラノ滝駐車場を通過、1㎞程登ることが出来た。その先の日陰のカーブからは残雪が深く通行不可能でした。昨年駐車したカーブに下り支度します。
林道を出発

上山高原入口 上山三角点峰が見えた

上山高原避難小屋通過

今朝の降雪で最初からスキーで登行出来る。日陰の林道には根雪が残って下山滑走の心配はなさそうですが、陽当たりは雪が持つか心配です。

7:10出発、上山高原入口ベンチまで約40分、正面に上山三角点峰946mが見えてきました。このころから降雪が強くなり、雪中登行になった。

8:15上山高原避難小屋通過、すでに2.6㎞程登ってきました。この辺りで標高910m位、気温は-2度くらいです。この先、残りの林道を2.2㎞登行しないと登山口につけません。アルプスに行くと56㎞の林道歩きは当たり前、トレーニングと思えばなんてことありません。と、強がりを言っても、悪天の中の歩きは草臥れます。
林道登行中

小ズッコ小屋登山口

凍り付いたマンサク? 

さらに1時間やっと小ズッコ小屋下の登山口だ。雪に凍ったマンサク?が迎えてくれました。取付きの急登を登ると小ズッコ小屋、9:25に到着です。小屋の周りはまだ2m近い雪、さすが扇ノ山、雪の量は中国山地では屈指のようです。
 
小ズッコ小屋



開花を伺うタムシバ

しばらく進むといつものタムシバスポット、今年はまだ蕾です。凍えた蕾は綿毛に覆われ、雪の下でぬくぬくと咲く時期を伺っているようです。

ブナ林に入ると、梢の樹氷に朝日が当たり素晴らしい光景です。この景色を観ることが出来ただけで、「今日来た甲斐があった」と話しながら、次の目的地、芦生杉の大株を目指します。ちょっと手前で標高点1,159m小ズッコを越えたが、なだらかな丘でピークには気づきませんでした。

芦生杉大株通過

9:50分 芦生杉通過。ブナ林の中の、この立派な目印を過ぎても、まだまだブナの森を登ります。

小ズッコ小屋から山頂まで約2.7㎞、ブナの森に癒されながら登行出来るのです。とても素晴らしい登山道です。特に冬は落葉したブナの森、360度視界が利き明るく心地いい。そんなブナの森が続きます。
ブナ林が続く

ブナ樹氷が奇麗

オオズッコ直下を登るお二人

度ほど中斜面を登ると大ズッコの稜線だ。雪はますます深く、10㎝以上の新雪を踏んで登って行く。
オオズッコ到着

オオズッコ山頂広場 処女雪を残してくださってました

10:25オオズッコ1,273mの山頂へ到達です。3時間強歩いて来た。ここから一度下り、90m登り返すと山頂稜線だ。最後の登行も樹氷を観ながら頑張って登れる。
 
樹氷の花

展望台通過

新しい雪庇の上を登る

山頂直下の展望台は、雪に埋もれている。欄干よりもはるかに高い雪の尾根を歩きます。師匠が振り返って雪の高さを示してくれました。

そして、10:55ついに山頂へ到達だ。ちょうど南側ふるさとの森から登って来た2人パーティとほぼ同着でした。この2人は広留野の分岐から林道を登行されたようです。

我々はちょっと早いが、小屋へ入ってお昼にします。管理人の今日のお楽しみは、昨日のご馳走の残り、巻きずしと味噌汁・ハーフのカップ麺にカフェというちょっとミスマッチの昼ごはん。でも、この際はとても美味しく戴ける。休憩中も後続組が次々と到着され、思い思いにスキーに向かわれます。兵庫の方が多く、ほとんど山⛷の方達でした。
西側へドロップ


西側斜面滑走中

滑った斜面を見上げる

シールをつけて登り返しです

休憩後はお待ちかね、新雪滑降が待っている。11:50まずは西側へドロップ、120m程滑降して登り返します。古い雪の上に20㎝くらいの新雪が乘っていい感じです。気温が低く比較的軽い雪、ふかふか感が足裏から伝わって来る。アッと云う間の1本目・・・
山頂へ帰還😄

東斜面へドロップ

滑り込んだ東斜面を仰ぐ


再びシールをつけて登り返す

登り返しがしんどいで~す。小屋へ帰ると12:20、シールを剥がし今度は東斜面へドロップ。こちらも100m程降下して登り返しだ。昼過ぎも気温が上がらず、まだまだ気持ちよく滑ることが出来ました。再び登り返し、13:15に下山滑走へ向った。


下山も快適😗

下りはダイコン畑へ出て西側の尾根筋を下ります

コズッコ登山口へ無事下山😄

朝は凍り付いていた マンサク👍
ショーブ池まで下りお山を振返る

ショーブ池
下山も雪が滑ってらくちん。コズッコ登山口へ14:10、上山高原避難小屋14:35、駐車地下山は15:10分、2時間の下山滑走でした。駐車地は2台車が増えていた。最後の林道もなんとか滑ったのですが、アスファルトでソールに傷が入ってしまいました。疲れて注意力散漫でした。


林道下りも快適です😗


上山高原を下る

上山高原から下った林道を振り返る

雪を拾いながら下ります アスファルトに注意🤣

しかし、山頂滑走は気持ちよく、長丁場の達成感と相まって、久々の満足感が味わえました。
今日も滑れてお山に感謝です。

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おしまいまでご覧くださりありがとう山でしたm(_ _)m

2019年3月20日水曜日

2019.3.20(水) 烏ヶ山バックカントリーSKI 31-42


2019.3.20() 烏ヶ山バックカントリーSKI 31-42 
薄☁ 1人 登山口5℃ ↑554m 5615.9㎞ 4.116,302
津山8:4510:40鏡ヶ成Ⓟ11:0512:37テラス→13:10 1,300mピーク ドロップ13:2213:39昼食ポスト14:3015:00登山口→15:1015:3017:30帰着




今シーズン最初の烏ヶ山B・CSKI。雪不足でどんなでしょうか?と、心配しながら出かけてみました。カーラ谷は先日の寒の戻りでリセットされていて、20㎝くらいの降雪があったようです。

2日たった今日は新雪もザラメに変わり、まずまずのコンディションでした。時間が遅かったので、だいぶ溶けて、重い雪に消耗しました。顛末は以下に
ゲレンデにも雪が充分残っています

ゲートは締まっていますが、横を登れます

家を出るのが遅くなり、11時前に鏡ヶ成へ着いた。ゲレンデは充分雪が残って、1人熱心なスキーヤーが人力登攀で滑っている。管理人も支度して烏へ向かいます。

雪は充分残っていて、いつものゲート横から、新小屋峠ルートを目指します。ウオーミングアップが済んだ頃ルートに合流、しばらくルートをトレースするが、再びカーラ谷方向へ分かれ、1つ沢筋を越えて1300mピークへ続く支尾根に取り付きます。
取付きからこんな感じで、十分な雪です

カーラ谷は真っ白ですが、デブリがあるようです

根開きも進んでいますがまだ大丈夫

ここまでくるとまだ冬の様子。しかし、タムシバやオオカメノキの新芽が膨らんでいます。支尾根をつづらを切って登って行くと、先日来の雪の上に昨日登ったと思われるトレースがある。
タムシバも大分大きくなりました

バニーガールも出番待ち

大分登ってきました

振り返ると鏡ヶ成

稜線まであと少し、ここからが急登です

シール登行で、急斜面をジグヲ切って登っていて、管理人には出来ない登行技術。管理人もいつものテラスの上までシール登行を試みたが、最後にシールに雪が挟まって、結局ツボ足に切り替えた。
振子から矢筈の稜線、小矢筈も見えてます

振子沢上部が見えた

厳しい登り、雪庇が張り出してます
  
急登にへばりついて 振子沢源頭部を望む

新小屋ルートの三角点峰を振り返る

新しいザラメ雪の下に古いザラメの層があり、十分蹴り込まないと安定しません。最後の急登が30分ほどかかりました。
1,300mピークから烏を望む

鏡ヶ成を俯瞰


ズーム

1,300mに着いて一休みです。時間は1時過ぎ、登りに2時間を要しました。周りの景色を堪能し、80m上のいつものドロップポイントを望むが、痩せ尾根に雪が少なく怖くて上へ行く気が失せました。




少し風が出てスキーがあおられますが、ここから滑走することにして支度します。カーラ谷に向け、尾根の急斜面を横滑りと斜滑降で進みます。新しいザラメがずり落ちてゆきますが、慎重に斜面を横切り本谷へ下りました。
右側から滑り込みました


大ブナまで下りました

例年滑る斜面もブッシュが出ていますが、下に向けて滑れる所もあります。重雪に板を取られながら滑走し、いつもの大ブナまで下りて遅いお昼です。

13:40分やっとお昼。大ブナの下に陣取り、「今年もやって来ましたよろしくお願いします」と、主に挨拶。大ブナ主の根元で、お楽しみのお昼ご飯です。🤗

今日は連れが持たせてくれたおにぎりを、フリーズドライの味噌汁でお粥にしていただきます。お餅も入れてボリュームアップ。ハーフのカップ麺とカフェも戴きまんぷく🤩(・・・・)♪です。

眼前に広がる鏡ヶ成の眺望を写メで連れに送信したら、早速羨ましがられましたが、スキーをしない彼女は、ここには来られません。管理人も登行の厳しさを味わってこの景色、ほっとする心に、この眺望が沁みます。😂

ゆっくり休憩し、最後の下りに向かいます。下山するまでが登山と自分に言い聞かせ、注意深く下って行きます。

途中から登山者のトレースがあり、後をたどると沢を渡って新小屋ルートへ合流するようです。正面道からは離れていました。
沢を渡って帰ります

そのまま沢を渡って登った道へ合流してもいいのですが、ここは西に進んで正面道へ戻ります。沢へ降りると正面道の渡渉ポイントです。少し登り返してスギ林を進み、キャンプ場の前へ下山しました。

2週間近く滑っていなかったので、随分久しぶりのように感じました。駐車場まで帰ると、人力登行の御仁がまだ熱心に滑っておられ、管理人も元気を貰えました。
今シーズンは短いスキーシーズンであと何回滑れるのでしょう?まだまだ滑り足りない気がしています・・・・😥


又来るから🤳

が、今日も滑れてお山に感謝です。
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ご覧くださりありがとう山でした・・・😊