2021年1月22日金曜日

2021.1.21(木) 恩原三国山バックカントリー

 2021.1.21() 恩原三国山バックカントリー

☀ -103人 ↑720m954m 13.9km 6:5011,616歩⁇

津山7:00⇒中津河Ⓟ8:00⇒恩原ski場Ⓟ8:20⇒リフトトップ8:361063m三角点10:00→ギラガ仙11:1011:55三国山南嶺山頂12:3012:34 ファーストドロップ13:05→県境尾根滑走13:20→第三尾根出合13:43→寒風谷出合13:5514:25岩井滝入り口15:06→中津河Ⓟ15:26⇒恩原ski場Ⓟ15:40⇒津山17:00

 

今日はski仲間3人(大山の風さん)とN氏とで、恩原三国山へバックカントリーSKIに出かけて来ました(*^^)v・・・

朝の陽を受け恩原牧場を詰める



朝から快晴、放射冷却で-10℃近くまで下がった中を、まず中津河集落の奥、除雪最終地点まで行き1台デポ、もう1台で恩原SKI場Ⓟへ移動します。8時半のリフト始発でスキー場トップへ登り、さっそく登山開始です。遠くに目指すギラガ仙の山頂が見えています。

開店前に一滑りするNさん


大山・蒜山が近く見える

SKI場トップから望むギラガ仙

 
今日の雪板はディナフィット ナンガパルバット163㎝&プルーム ガイドエボテックビンディングです。片側1.4㎏ぐらいの超軽量装備です。スカルパのF1evoの靴と合わせても2Kグラムちょい、ロートルにはこれくらいの軽量装備が有難いのです。

 

軽い分登りは楽ですが、滑走はちょっと癖が出ます(◞‸◟)・・・k2クンバックのようなしなやかさは望めません。ま、装具によりっ短があるのはしょうがありません(^^)

ギラガ仙目指して一直線

又しては振り返って大山

ギラガ仙も見飽きない

まだ遠いギラガ仙

大山も今日は近くに大きく聳え蒜山、三平山などもはっきり見えます。登るにつれ眺望が広がり、何度も振り返りながら高度を上げます。恩原牧場は長い尾根に開かれた牧場、緩やかな起伏が続き、ピークへ着くたびに周囲の眺望が変わり楽しめます。

近づくギラガ仙

 

再び大山を振り返る

天狗岩・三十人ヶ仙

三ヶ上・花知ヶ仙

伯州山 ブナの谷頭方向

今日は途中に三角点がつあり、最初が3等三国ヶ仙、次の4等恩原高原まで牧場が続きます。1,000mから1,100mに広がった長大な牧場の雪原が歩けます。特に今日は晴天、大山をはじめとする周りの眺望。野うさぎや鹿・テンの足跡探し等、とても心地よい登行が出来ました。

牧場から尾根筋へ向かう

 

尾根の林へ突入

トラバースあり


シール滑走あり

県境ピーク手前のシール登行

ギラガ仙手前の鞍部を登る

牧場を詰めると、尾根は狭まり、灌木や植林の間を登るようになる。ギラガ仙手前の1,192mピークまで1.5㎞程アップダウンや、雪庇を越えて進みます。辰巳峠から延びる県境にこのピークで合流します。そして、ピークを巻いてギラガ仙との鞍部へ滑り込みます。

氷ノ山から後山

後山から那岐連山

樹氷が美しいポイント

 
2018年の樹氷

以前ここは素晴らしい樹氷が見られたが、今日は全て落ちています。その代わり、東側の鳥取、兵庫の眺望がすばらしく、扇の山から東山、沖の山・後山、そして那岐連山。三室山まで見通せました\(^o^)/・・・

扇の山から氷ノ山 手前は高鉢山

 
急な登りをジグを切って登ると、3つ目の三角点、4等三角点ギラガ仙1247m登頂だ。白い山頂は我々3人で独占です。360度の眺望は、冬の澄み切った大気に助けられ中国山地の東半分くらい見えている気がします\(^o^)/・・・

シールをはがし三国山へ向け今日最初の滑走だ(*^_^*)

ギラガ仙直下を登る管理人

ギラガ仙山頂から三国山南嶺と北嶺 
右奥にゴーロが見えている

ギラガ仙山頂から望む大山 手前は高清水トレイル

ギラガ仙山頂から登って来た恩原高原を振り返る
左奥に泉山・手前に花知ヶ仙

SKI場トップが見える

右に三十人ヶ仙・天狗岩 左奥に那岐連山

 
健在の親子杉

三国山南嶺 恩原三国山登頂

久し振りにみる三国山南嶺の親子杉。先シーズンは不足で訪れてないので、2年ぶりだ。山頂の雪庇を背に、お日様を受けてお昼です。今日のお昼はマルちゃん正麺味噌ラーメンにニンニク・お餅・エノキ・白菜・ゆで卵・チーズ・ソーセージをトッピング栄養満点ですが、若干餌の様にも思えて来ます(-_-;)・・・

三国山の表示

寒風谷



ファーストトラックへ滑り込みます

3人三様にお昼を楽しみ、昼からファーストトラックは寒風谷に向けドロップ。南向きの斜面はシャリシャリと音を立てて雪が緩んでいる。50センチくらいまで大きく成長した雪まくりが斜面をごろごろ下って行く。

 

滑走で雪が切れたところから小さな雪玉が転がり始め、どんどん雪だるまのように大きく成長しながら転がるので、滑った跡で見ることが出来ます。最後は自分の重みに耐えかねて壊れてしまうので、きれいな雪まくりの渦巻きを撮るのは難しい。

寒風谷から登り返し

 

県境尾根を目指す


寒風谷上部へ滑り込み、再びシールで県境尾根へ登り返します。県境尾根の手前の急登が毎回難儀なところです。今日は雪が緩み難なく登り返すことが出来ました。アイスバーンの時は緊張で体が硬直し、難儀するところなのです。

 

今日の県境尾根

N氏・管理人 本日1番の快走

県境尾根に出て、今日メインの尾根滑走が始まります。3人が思い思いに雪の上にシュプールを刻みます。至福のひと時です。気持ちいいい\(^o^)/・・・最後は植林の中を下り沢筋まで降ります。沢はほとんど埋まっていますが、無難に渡渉して植林の中を下ります。途中で1度渡渉がありますが、難なく渡れ沢には穴が開いて川底が見えています。


県境尾根を下る

渡渉場所の穴 覗くと川底が見えます
落ちたらしばらく上がれません((+_+))

林道出合スノーシューのトレースがありました

林道出合が第3尾根の登り口、今日もスノーシューの足跡がありました。ここから寒風谷出会いを経て岩井の滝駐車場まで林道下り。カーブミラーに映る師匠とツーショット、雪の深さ確認の橋の撮影は定番です。エッチラオッチラ、ヨッコラしょっと漕いでやっと滝入り口まで下りました。途中鹿が2度ほど先導してくれましたが、彼らも深雪に難儀している様子でした

寒風谷出合

 

橋の上は1.3mくらいでしょうか

師匠とツーショット


岩井の滝℗の🚻へ下山

今日は元気があれば氷瀑を見に行こうと最初から話していたので、SKIは置いて壺足で滝に向かいます。滝は予想外に水量があり、氷瀑ではなくて氷柱に囲まれた滝でした。

少しがっかりでしたが、真冬の岩井の滝は初めてでした。裏から透けて見える氷柱は陽の光が透してきれいに輝いていました\(^o^)/・・・

岩井の滝に現われた菩薩様

氷瀑は落ちて氷柱に囲まれた岩井滝

滝壺は氷の壁に覆われていた


無事駐車地へ下山です((^^)v

 滝口へ帰り、再びスキーを履いて漕ぎ下り、デポしていた車へ到着。ヘロヘロになりながら無事下山することが出来ました( `―´)ノ・・・

 

同行くださったお2人さん (’’▽`)ありがとう☆山でした…

今日も無事お山で鍛えて戴ました。山の神様に感謝です(^^)/・・・

投稿53枚

最後までご覧いただき(人''▽`)ありがとう☆山でした 



2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

いずみやまさん、こんばんは。
私はいつか毛無山で出会った真庭市在住の脇という者です。

一つ教えてもらいたいことがあります。
以前からいずみやまさんはスキーの技術はもちろんのこと、道具に関しても非常に詳しい方だと思っていました。

私はもう20年以上前から同じ山スキーの金具(フリッチのデアミールⅡ)や靴(スカルパのデナリ)を使用してきたのですが、もう買い換えの時期に来ています。

岡山県内ではモンベルや好日山荘がスキー用品を取り扱わなくなっていますね。いずみやまさんはどこの店で道具の購入や修理をされているのでしょうか。よかったら教えて下さい。

S_Ogawa さんのコメント...

脇さん今晩は、
私はSnow Innというユーロの店から個人輸入or
白馬ブルークリフと云うお店で調達しています。

お役に立てればいいのですが⁇