2021年3月25日木曜日

2021.3.24(水) 大山振子沢(1,630m付近) B,C SKI

2021.3.24() 大山振子沢(1,630m付近) B,C SKI

☀ 登山口2℃ 5↑1,676m ↓1,592m 14.8km 9:1611,561歩⁇

 

自宅5:307:00奥大山Ⓟ7:20→鳥越峠テラス9:24→駒鳥小屋10:05→振子沢入り口10:26→振子沢喉11:3012:45源頭12:5713:30昼食ポスト14:05→鳥越峠テラス上15:3516:3016:40⇒自宅18:10

 

西日本では山スキーシーズンも終盤を迎え、桜が咲き始めた早朝、山スキー仲間5人で大山振り子沢へ出かけて来ました。カメラを忘れたり、沢割れで立ち往生や藪漕ぎ・滑落・灌木トラップ等沢山のハプニングを体験した山行となりました(*^_^*)

師匠に戴いた画像 右端に管理人

 



さて、師匠大山の風さんに乗せてもらい久米の役場へ6時に集合。S氏のエクストレイルに乗り換え蒜山IC経由で、奥大山スキー場へ向かいます。姫路から来られたF氏、いつものN氏と5人パーティーです。

 

奥大山SKI場から出発

出だしの奥大山SKI場辺りはほぼ完全に雪が解けています。環状道路を登って、健康の森登山口手前でやっと雪を拾って入山します。標高850m付近です。木谷のブナ林を登るとだんだん雪が増えてきた。いつも感じることだが、標高が高いほど平年並みの降雪がある気がする。降水量は変わらないと思うのだが、雨になってしまうことが多く、高度が上がってやっと雪になるのだろう。温暖化を実感しながらの登行です。

 

取り付き地点から木谷へ入る

木谷を詰め
沢を越え

テラスへの斜面を登る

テラスから鳥越峠を俯瞰

1時間半ほど登って、文珠谷の登山道を横断し鳥越峠上手のテラスに向けて登って行く。するといつもは無い灌木の藪が現れた。やはり1,300mのこのあたりでも雪は少ないようだ。若干の藪漕ぎを経てテラスへ到着した。ここから地獄谷へ滑走するのだが、滑走と云うよりブッシュが多く、灌木を避けながらゆっくり地獄へ落ちるという感じです。

ブッシュを避けて地獄谷へ


駒鳥小屋へ降りた

 
師匠と管理人は北側の尾根筋から、N氏らは沢沿いを下ります。途中で一つ手前の沢へ入って駒鳥小屋の上へ出て、小屋からスキーを担いで地獄谷へ降りました。駒鳥小屋は昨年改修され、真新しい屋根を見ることが出来た。中はどうなっているのか、また見に来たいものです。下の斜面には春を告げる、未だ黄緑の蕗の薹がみずみずしい芽を出しています。カメラがあれば撮れたのだが、ガラケイカメラでは表現できません(◞‸◟)・・・



地獄谷へ降りて槍ヶ峰を望む

 
地獄谷下手側

地獄谷上手

再びスキーを履き振子沢へ入ります。師匠が遭難十字架を撮りに、しばらく登ると、沢割れに出くわし立ち往生・・(>_<)‥辺りを物色して左岸の岩場を高巻ます。上からボーダーパーティーが降りて来て、強引に沢割れを飛び越えていくが、2人ほどドボンしたようでした。F氏がその勇気を称えて拍手しておられた。管理人はとてもそんなことは出来ません…(*^_^*) お若い方は元気が良いです。


振り子沢を詰める

喉付近を望む
振子沢喉手前を登る

さらに沢を登って、デブリや落石の積もる急登を登れば振り子沢の喉通過です。目前にオープンバーンが広がります。時刻は11時半。お昼にするか評議しますが、風があり少し肌寒い。源頭部まで頑張ることにします。

オープンバーンへ出た


一昨日の降雪で沢はリセット

目的地が見えてきた

しばらく頑張ると、落石が転がる急登だ。登りは難なく通過したが、下り滑走時に落石があった。N氏の後方を50くらいの岩が左岸側から落下してきた。回転しながら猛スピードで落下して、ラークと云う間も無いくらいでした。あんな一撃を受ければひとたまりもありません。どこに危険があるかわかりません、下り滑走は安全地帯まで急いで下りました。

 

その前に、取り敢えず源頭部まで頑張ったのですが、昼過ぎで、表面の雪が緩んで、目的地目前で滑落。クトーを付けていたのだが、下の氷層と肌分れして10mほど滑落。雪が柔らかで危険は無いのだが、状況が変われば危険な行動です。心しなくてはいけません、修業不足です(^^)・・

振り子沢登行中
この後滑落
北壁と6合沢方向
蒜山を望む

 

ドロップ地点から望む振子沢

壺足で登り返して目的地の記録画像を撮り下ります。下りは気持ちよく下れるかと思いきや、風で飛ばされた砂が積もって、急ブレーキがかかる斜面。滑るところと、ブレーキ雪のところ入り混じって、慎重にならざるを得ません。腰回りの筋肉を緊張しながらの滑走は結構しんどい。何度も休みながら下っているとき、先ほどの落石に出くわしたのです。

源頭部からドロップ

 



恐いなーと云いながら喉まで下りました。すでに時刻は13時過ぎ、しばらく下り陽だまりでお昼にします。今日のお昼は、欽ちゃんラーメン、ニンニク・もやし・キャベツ・ゆで卵をトッピングします。カフェまで戴きゆっくり体力チャージ、最後の登りに備えます。

 

14時半最後の急登へ向かい、駒鳥小屋上手の急な沢筋を登ります。前を行くS氏は四つん這で登って行かれます。そのくらいの急登です。後で聞いたら足が攣りかけて手を使って登られたようでした。標高差250mを、先頭交代しながら壺足で1時間、重雪に加えて踏み抜きもあります。草臥れた後の登りは堪えます(-_-;)・・・

 

最後の登り返し 堪えます(-_-;)…

やっとテラスへ登り返し、後は下るだけ・・\(^o^)/と思ったら、再びアクシデント(>_<)・・・

注意散漫で枝が雪に埋まったブッシュトラップにスキーを取られて、前に転倒左足首が前に倒れスキーがてこになって動けません。どーするべー(-_-;)…と思って体を少し持ち上げて何とか足首のブロックが解けました。皆に遅れまいと焦って足元がおろそかになったのが原因・・・ここでも修業不足を感じます。

4人目の孫 山行中に誕生
おめでとう\(^o^)/🎉🎉🎉

木谷のブナ林まで下ると、やっとゆったりスキーが楽しめた。しかし最後は雪を拾っての滑走、笹を渡り・埋もれた石をよけながら、最後に泥だらけで環状道路の法面を下り無事下山。

 

9時間超の行動で、完全燃焼の山行になりました\(^o^)/…

今日も山スキー堪能出来ました。画像戴いた師匠&お山に感謝で~す(^_^)v・・・・


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ご覧いただき(人''▽`)ありがとう☆ 山でした

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