2012年10月31日水曜日

24.10.29(月) 花知ヶ仙(1,248m)


24.10.29() 晴時々曇り 花知ヶ仙(1,248m) 2人 3,395歩 約2 ↑↓300m  2H

津山9:3010:30花知ヶ仙登山口ⓟⒽ960 10:4011:29花知ヶ仙頂上Ⓗ1247.5m 11:5512:40登山口ⓟ12:50⇒恩原キャンプ場ティータイム⇒15:00津山


大山の黄葉狩りを計画しようと思ってみたが、降水確率50%と芳しくない。そこで、連れの岡山県ベストテン踏破に協力して、花知ヶ山(6)へ登ってみることにする。岡山側はお日様マーク!!

上斎原の遠藤集落の中を、遠藤川に沿って林道を上っていく。1kくらい登ったところで、作業中のゴムクローラダンプの後について2Kくらいゆっくり登ると、作業車は杉林の中へ登っていった。

多分、砂防堰堤の工事をしていると思われる。さらに林道を1Kほど登ると、林道脇のカーブミラーの根元に花知ヶ仙登山口の表示看板が倒れている。
林道脇の駐車スペース2・3台OK

尾根まで谷筋を登る

テンニンソウの花後

尾根に出たところに指導票

林道脇に駐車して、登山道に取り付き、40mほど登るとすぐに1,000mの尾根に出る。ブナの大木の根元に「600m→山頂」の指導票が立て掛けてある。ここから道を東にとって尾根を登ってゆく。

最初は植林の登山道を歩くが、やがて広葉樹と根曲がりだけに変わってくる。急なのぼりを2回くらい頑張ると、傾斜も緩くなり頂上尾根の登山道となる。
落ち葉を踏んで登る もったいないよ


ツルシキミ一態

ツルシキミ二態

ツルリンドウの実


急登を繰り返す

2mくらいの根曲がり竹の切り開きをブナやカエデの落ち葉を踏んで進むと、2等三角点のある頂上に到着する。小1時間の行程で1,248mの花知ヶ仙頂上に着く。

ここは藪がきれいに刈り払われてコケの地面が広がった広場になっている。景色は殆んどやぶに隠れて望めないが、少し下ると倉見の天狗岩や三十人ヶ仙。北に恩原スキー場から三国山が望める。
光が透けた落ち葉がきれい

頂上広場にチョコンと・・

頂上標柱と国土地理院三角点の苔の広場

管理の行き届いた2等三角点 ガンバッてる


こんな感じのちょっとした広場になっている

やぶで囲まれて居る気持ちよい頂上広場で、ゴウゴウという季節風の音を聞きながら、少し早い昼食を取って、下山にかかる。
三十人ヶ仙から天狗岩の縦走路が見える

根曲がり竹の頭越しに

落ち葉で滑りそう

落ち葉の絨毯

途中の大ブナ

キバナアキギリ
イナカギク(ヤマシロギク)























下山は、落ち葉で滑る急斜面を、立ち木につかまりながら慎重に下った。のぼり49分下り45分とほぼ同じスピードになっていた。

駐車場でまだ昼休憩の時間だったので、作業車に遭遇しないようにささっと遠藤まで下り、恩原キャンプ場に回って、コーヒーを沸かした。帰りに少し栗拾いを楽しんで帰還する。

2012年10月28日日曜日

24.10.26 (金) 晴 二俣山(1,080m) 皆ヶ山(1,156m) 






24..10.26 () 晴 二俣山(1,080m) 皆ヶ山(1,156m) 1人 13,116歩 約7
 ↑↓680m  6H

津山7:208:20蒜山キャンプ場登山口ⓟⒽ6008:30→小ピーク9:27815m→二俣山1,080m 10:1710:58皆ヶ山1,159m 12:21→二俣山12:50→小ピーク13:2013:52蒜山キャンプ場登山口ⓟ14:2515:30津山


昨日付添いの泊まり明けに津山に帰ると、I氏から伯州山でのブナの黄葉が綺麗だとメールを頂いた。そこで、今日はブナの黄葉を見に、お初の山「皆ヶ山」に出かけた。

 ここだけの話ではあるが、30数年前、前出のI氏と、蛇ヶ乢から上蒜山に登る予定で出かけたことがあった。このとき道に迷ってしまって、止む無くアゼチ山の谷筋で砂防堰堤に野営をした。

般若湯を酌み交わし、ゆっくりしているときに夕立にあって天幕ごと水に浸かり、翌朝まで堰堤の上で、水が引くのを待っていたことがある、因縁の山塊である。I氏のトランジスタラジオはそのとき水に浸かってダメになってしまったと記憶している。

今は、当時の面影は残ってなくて、登山情報では蛇ヶ乢までいくのも大変なようだ。もちろん、疑宝珠から蒜山への縦走路も荒れて、大やぶ漕ぎになっているらしい。

今回の、二俣山・皆ヶ山は、初めてではあるが、昔のリベンジの意味合いもあるような・・・・

さて登山道は、蒜山大山スカイライン沿いの蒜山キャンプ場の奥から始まっている。給水タンクの横を尾根に沿って直登している。ミズナラ・コナラ・クヌギの間をどんどん進み、リョウブや赤松が目立ってくると、皆ヶ山野営場←800m 皆ヶ山山頂→2400mの指導票が現れる。

野営場の給水タンク左側の登山口に取り付く

説明版がある

なだらかな丘を登ってゆく

なおもまっすぐ進むと道の右側に沿って土塁が現れてくる。この土塁は説明によると、明治時代の陸軍軍用馬牧場の柵の跡らしい。同じものが、三平山の登山道にもあった。あちらは、土塁の上を歩くが、こっちは土塁の横を歩き、登山道は別に整備された広い道になっている。

気持ちのよい尾根道をさらに登ってゆく、登りと平坦な道が繰り返し現れ、少し飽きてくると山頂まで1500mの指導票が現れ、815mの小ピークにつく。ここには国土調査の基準点金属鋲と手前に十字を切った自然石の標石もある。

指導票が現れる

ユルユル820mの小ピーク
国土の基準点

ここを過ぎると尾根は両側に落ち込んだ痩せ尾根の様相を呈してきて、傾斜も少し出てくる。しばらくすると右手に上蒜山の稜線が眺められるようになる。

さらに進み、右側から合流する尾根と出会うと、道は方向を少し左にとり、こん度は左側に三平山が望めるようになる。尾根道は狭まり岩場も少し出てくるようになる。
上蒜山

尾根道が続く
二俣山への登り左側の三平山方向

右にこれから行く皆ヶ山

このあたりで、駐車場から先に登って行かれたお1人の男性が降りてこられたので、挨拶を交わす。今日はこのお一方だけの遭遇である。右にはこれから行く皆ヶ山の紅葉が美しい。

痩せ尾根の急登を頑張って登り、傾斜が緩くなってくると若いブナ林の登山道となり、やがて二俣山の頂に出る。ここからは蒜山高原から南の景色が広がっている。

山すそにベアバレー右側に朝鍋鷲ヶ山

二俣山山頂

山頂から今度は右方向に下って行く。左側の梢の間からは、烏ヶ山その向こうに大山が望める。右には上蒜山、正面に皆ヶ山が立ち上がっている。

登山道は左の大山方向からの風のためか、右側に開けたように尾根の右側を下っていく。50mくらい降ると今度は最後の登りとなる。急登を高度100mくらい一気に登ってゆくことになる。

アゼチの紅葉が綺麗

上蒜が目の高さに

オオナメラと皆ヶ山が正面に

左の梢越しに烏と大山 三鈷峰も見える

再び傾斜が緩くなってきてブナの古木が出てくると、頂上である。頂上台地を奥に進むと3等三角点がある頂上に着く。
鞍部から見上げた皆ヶ山

頂上台地のブナの古木

皆ヶ山頂上 ⓟ6000で
V1で同じアングル

3等三角点

東から南に開けた頂上

ここの展望は、西、烏方向は木立と根曲がり竹に覆われ、かすかにオオナメラの笹原らしきものが見える程度。しかし東側から南側は、アゼチから蒜山が手に取るように見渡せる。

上蒜から奥に下蒜 右に蒜山高原

アゼチの紅葉


蒜山とアゼチの間には犬挟峠から下った関金温泉あたりが見えている。足元には上蒜山スキー場のリフトが伸びているのが見られ、上蒜山の端に立てられている、多分8合目の指導票も双眼鏡で確認できた。

V1パンケーキレンズで

上蒜山スキー場のリフト下り場 (デジスコで)


アゼチ頂上


上蒜八合目指導票?
上蒜頂上稜線

下蒜頂上

関金温泉あたり?

正面に見える、アゼチの山肌の紅葉が素晴らしい。頂上で昼食を取り1時間くらい程写真を撮っていた。

下山しながら、この登山道は他に例がないほど尾根筋を直登しており、谷やトラバースはまったく無く、木陰の道で、両側の谷から吹き上げる涼風で真夏の登山コースにはうってつけだと考えながら、さくさくと下ったが、途中岩苔に足を滑らせ尻餅をついて、ズボンを汚してしまったのである。バランスが悪い残念、洗濯物が増えた。洗濯する人ゴメン! !

前の国体で設置された指導票の跡?

下りで二俣山の紅葉

アゼチの紅葉にバットマンの照明が!!

小ピークまで下ってきた

あと少し
愛車に到着 茶の準備
例によって駐車場の愛車の横で、コーヒーを沸かし、一杯してから津山へ帰った。
ウスバアザミ?

アキノキリンソウ

赤松のコブ 漫画チックな口

ノの字を書いてみようと思ったんだけど

チゴユリ 一態

チゴユリ 二態

紅葉 一態

紅葉 二態

ユキザサの実り

サル酒の臭いがしてきた

ヤブコウジ

ツルアリドウシ

ハイイロチョッキリの仕業?
ヤマナラシの木に巣穴が


今日登った二俣山・皆ヶ山
酪農大牧場から上蒜山