24..10.2 (火) 晴 矢筈山(756m) 2人 9,523歩 約6㎞ ↑600m ↓400m
津山7:50⇒千磐神社Ⓗ270mⓟ8:40→矢筈山Ⓗ756m11:14→12:27河井駅13:20Ⓗ350m⇒
列車⇒13:25知和駅Ⓗ230m→13:45千磐神社ⓟティータイム14:30⇒15:00津山
昨年5月18日以来の矢筈城址へ登ってきた。9月20日に美作の史跡を歩く会で河井駅に来たが、今日は千磐神社より矢筈山に登って、本丸経由で河井駅へ下山するコースを予定してみた。
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図上クリック→スライドショー |
河井駅から列車で1駅下ると知和駅で、ここから千磐神社の駐車場まで約1Kと手ごろな周回コースで歩けそうである。
列車の本数が少なく、昼過ぎの便は下りの河井駅13:20発の一便しかない。知和駅まで5分で下り、駐車場まで歩くことにする。
津山から加茂の町経由で麓までいつもなら30分もあれば十分到着できるのだが、朝のラッシュに遭遇し、登り始めたのは8時40分になってしまった。
知和コース登山道は、約2.3k高低差500mでなかなか手強い登りだ。神社横の道を最初の堀切まで登ると植林の尾根道に成る。しばらく登り、雑木林の道は大きくつづら折れになっている。何度か折り返して、大岩にたどり着く。
ここからは矢筈城の遺構が続いている。秋のきのこを観察したり、遺構の確認をしたりで、予想より時間を費やしながらゆっくりと登る。
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成興寺丸 |
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石積遺構 |
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堀切を下る |
武者隠し、成興寺丸、狼煙場跡、櫓台、土塁を見ながら平になったり、石組や石垣の急登を繰り返し伝医王時跡まで来ると、一段下に客殿、城主居館跡が現れる。
降りてみると石垣が残っていて往時の御殿や草刈一族の50年にわたる苦楽が偲ばれる。ここでサラシナショウマの群落を見つける。
元に返ってしばらく進むと大きな堀切にむかって下りになる。しばらく下り、再び登り返すと三の丸二の丸が現れる。最後に本丸への登りは急登で、突然目の前に平らな本丸が現れる。
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二の丸から阿波集落 |
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二の丸の河井駅分岐 |
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大ヶ山 |
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本丸 |
本丸からの眺めは360度見渡せて、750mの高度とは思えない眺望が広がる。北に大ヶ山、五輪原、黒岩高原、桜尾山、西に角ヶ仙、泉山、南に天狗寺山、東に那岐山から広戸仙が望め、足元には物見の谷、阿波の谷、加茂谷、奥津川の谷への急斜面が臨める。
本丸台地でしばらく景色を眺め、二の丸まで戻り、今度は河井駅に向かって下ってゆく。約 1.6k 400mの下りである。 この山下コースの見ものは大空堀だ、本丸下から馬場の北斜面に向かって自然の地形を生かした絶壁が落ち込んでいる。
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泉山方面 |
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大ヶ山 五輪原(右奥) |
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黒岩高原 阿波集落 |
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河井集落 |
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那岐山 滝山 |
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広戸仙 |
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桜尾山 |
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天狗寺山 |
馬場は80mの平地でなるほどと思わせる。しばらく急な雑木林を下ると道は植林帯に入り、尾根を北にとって谷筋へ下る。ここでは、猪のぬたうち場を見る。
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大空堀 |
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本丸からの急な下り |
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馬場 |
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馬場外れの土塁 |
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植林を下る |
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猪のヌタ場 |
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若宮様へ下る |
すぐ林道に出合いちょっと下ると若宮の社が見えてくる。そして、正面に転車台と、矢筈城の大きな看板が掲げられた河井駅に出て、ホームに腰掛けて少し遅い昼ごはんとする。
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河井駅へ出た |
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ホームの端で |
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まつぼうき鉄橋を渡る |
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トンネルを出ると |
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知和から矢筈山へ登る尾根 |
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千磐神社の大杉が見えた |
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ティータイム |
駅舎を見ているうちに、下りのディーゼル列車が到着し、このあいだ下から見上げた、松ぼうき鉄橋を渡って知和駅に到着。
駅から知和の集落に向け旧道を帰りながら、金木犀、栗、ムラサキシキブの紫と白の実や、清流の谷川を眺めながら楽しく駐車場へ帰る。ここで、ティータイムにし、熱い紅茶で寛ぐ。
津山の山城は岩屋城や佐良山・荒神山・神楽尾等があるが、矢筈城(756m)が圧倒的に高く、本丸からの眺めが素晴らしい。
神楽尾城址が自分のホームで、今年は今まで15回ほど通って爽快感を味わっているけど、矢筈城の爽快感はこれに勝っている。又、南に開けた眺望は鏡の桝形城(545m)もすばらしい。
今日の草花
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コウヤボウキ |
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タマゴタケ |
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サラシナショウマ |
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ヒラタケ この後おなかへ |
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説明を追加 |
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変株 |
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ママコナ |
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アキノキリンソウ |
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ホツツジ |
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説明を追加 |
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ミツマタの花芽 |
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先日習ったスゲ |
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タケニグサ |
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ツリフネソウ |
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ハコベ |
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キンモクセイ |
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ムラサキシキブ 白はシロシキブ? |
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