2014.5.2(金) 妹山(1,121m) 周回
津山9:20➩31.5km 46分➩10:10駐車地10:25→西尾根取り付11:04→尾根トップ12:58→13:10四等三角点1121.2m妹山13:30→コル13:50→花知ヶ仙分岐14:27→林道終点15:00→三つ子原集落民家15:50→16:20駐車場へ帰着16:30⇒31.1km 43分⇒17:15津山
所要時間5h56m 一人 15,165歩 約9キロ ↑685m↓689m
三ヶ上(左)と妹山(右) |
今日は初めての山、下斎の妹山1,121mに挑戦する。上斎の三ヶ上と花知ヶ仙の間にある峰だ。登山ガイドでヤブコギを覚悟して出かけた。
下斎のバス停を集落に入り、北上すると、三つ子原集落への谷筋に入っていく。三つ子原22番の電柱の前が登山口である。表示はないが、コンクリート橋に鎖の車止めが有りインターネット情報で見覚えがある、これをまたがって渓流を渡る。
渓流のコンクリート橋を渡り登山口を振り返る |
大日如来様が、信仰のお山を物語る |
最初の分岐を左にとる |
道なりに進み最初の沢を越える |
車は橋の手前に駐車した。渓流を渡った所で早速イカリソウが咲いている。右にカーブして林道を登っていくと、100mくらいで最初の分岐がある。ここは左側の本線と思われる林道に進む。
上の分岐につくと赤テープのしるし |
沢を渡ると国土の赤いプラ杭がある |
支尾根に上がって(下の県行造林コン柱) |
小休止 |
しばらく道なりに登っていくと、今度は左に上る道とそのまま沢へ向かう道との二股があり、赤テープが沢に進む側についている。ガイドブックでは750m付近から沢を渡って尾根に取り付くとある。手前のようだが、しばらく思案する。どちらにしてもルートは取れそうで、そのまま進み、沢を渡る。植林の手前に赤杭があり、赤テープ印が植林の中へ続いている。
植林に入るとテープが見当たらないが、支尾根の左側に取り付き、急登を株に取り付きながら上り始める。11時10分くらいから尾根に取り付いて国土調査の赤い杭を頼りに尾根を登って行く。
11時半にやせ尾根の上に、県行造林のコン柱杭と国土の赤い杭がある、ここで小休止。
カロリー補給と水分補給をする。だいたい730m位になっている
上の県行造林コン柱 |
鹿の寝床かな? |
さらに尾根を登っていくと傾斜が多少緩くなった尾根を登るようになるが、笹が茂って登り難い。
いよいよ薮漕ぎが始まる |
12時40分、遂に根マガリダケが行く手をふさいでしまう。突入して、竹を掻き分け登っていくがとても長く感じる。18分間根マガリダケと格闘して稜線上のピークに着く。
花知ヶ仙が目の前だ |
泉山へ延びる稜線 |
奥津ゴルフクラブが見える |
眼前がパーと開けて正面に花知ヶ仙ヶ見える。泉山から北に伸びる稜線が一望できて綺麗だ。
北を向くとすぐそこに頂上岩が見えている。しばらく景色を撮って頂上に向かう。1092mくらいの地点だ。
頂上がもうすぐ |
4等三角点到着 誤差4m 1121.0m |
遅い昼食にありつく |
13時10分、ついに頂上三角点に着く。360度の展望が楽しめる。西に三ヶ上、北は花知ヶ仙に連なる稜線、そして花知ヶ仙、その間に天狗岩が遠くに見える。花知ヶ仙から泉山に伸びる稜線が一望できる。
頂上眺望
4等三角点「芋山1121.2m」の埋標を見ながらやっとお昼がいただける。タラコおにぎりと昨日もらったバームクーヘンを戴いて、しばらく休憩後今度は北に伸びる尾根沿いに赤テープを頼りに慎重に下る。薮に入ると視界は利かない。
赤テープを探す |
コルに飛び出た |
三ヶ上が見えている |
根マガリダケにつかまりながら岩の間を激下りすると、すぐに根マガリダケの茂みの中に突入し、狭くかすかな踏み跡を下るようになる。赤テープが目に付くので、比較的簡単に下れた。
20分ほどで、下の鞍部に飛び出した。古い林道の跡で、砕石が敷いてあったようだ。一息つける広場になっている。
コルから林道跡を下るのだが・・・ |
頂上を振り返る 新ルート岡山の山と同じアングルで |
薮漕ぎを繰り返す |
残雪も1箇所だけ有った |
熊笹のシワ 雪の下だった事を物語る |
ここからは三つ子原まで林道を下っていくのだが、しばらくは薮漕ぎを繰り返す。薮が薄くなってくると、花知が仙登山口と出合う。14時27分、ここまでコンクリートの舗装林道が伸びているが、上部は荒れていて車で上がってくることはできない。
花知ヶ仙登山口 |
コンクリート舗装終点 上部は荒れて車は進入できない |
美しい渓流沿いを下る 小滝もある |
ここにも石仏が祭られている |
奥津森林組合の車両進入禁止標識 ここまで車で入れるようだ |
渓谷の流れに沿ってさらに下ると、奥津森林組合の車両侵入禁止看板のある広い道に着く、ここまでは車で上がって来れるようだ。15時になっていた。
三つ子原上部 だいぶ開けてきた |
妹山が高く見える |
三つ子原集落までさらに1時間、そしてさらに20分、ようやく無事車に到着した。
三つ子原の下にも大日如来様 |
23番の電柱 登山口の一番上 |
三つ子原集落への道 |
駐車地に帰った |
今日はイカリソウをたくさん見ることが出来た。赤い花をぶら下げた木もあったし、渓流沿いに咲く花々も色々見ることが出来てよかった。根マガリダケと熊笹の歩き難さの違いや、草丈の違いを身をもって体験できた。
薮漕ぎはくたびれた。特に上りはきつかった。妹山の登りは薮漕ぎを覚悟しなければなりません。でも、下ってみればいい経験になったと思えるから不思議です。
三ヶ上(左)と妹山(右) |
イカリソウが咲いている大日如来様 |
今日の草木
イカリソウ |
ミツバツツジ |
シハイスミレ |
ミツバツチグリ |
オオカメノキ (ムシカリ) |
タムシバ |
タムシバ |
ツクバネソウ |
ボタンネコノメ |
ミヤマカタバミ |
ヤグルマソウ |
ヤマエンゴサク |
マムシグサ |
キケマン |
エンレイソウ |
キブシ |
カキドオシ |
ムラサキヶマン |
イカリソウ |
ショウジョウバカマ |
イカリソウ |
今日もお山に遊ばせてもらいました
投稿71枚 最後までご覧くださりありがとう山でした。
1 件のコメント:
今回は、初めてのお山で山菜があれば少し戴こうと思って、マイナーな山歩きをして見ました。
タラやコシアブラは地元の人が採取されているようでした。人工林が沢山あり山采類は豊富でないように感じました。
根マガリダケは時期が来れば豊富でしょう。お山の春はこれからも続きます。
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