2014.9.18(木)~20(土) 御嶽山3,067m1泊登山 2人
2日合計16.4km ↑1,728m ↓1,768m 14時間 21,040?歩
1日目 ドライブ7.30 登山4.30 5.1km↑1,100m↓53m 3,078歩?
津山出発4:30⇒中国⇒東名⇒東海北陸⇒高山IC着10:06⇒国道361号線 日和田高原 チャオ御岳スキー場経由 濁河温泉12:00着登山口12:20 →15:09八合目2,428m→16:35五の池小屋泊
2日目 行動9:40 11.3km↑628m ↓1,715m 17,962歩
五の池山荘6:40→7:40魔利支天2,959m→10:32剣ヶ峰3,063m→12:10五の池山荘12:40→13:538合目→16:25登山口⇒濁河温泉湯元館泊
3日目 湯元館⇒飛騨高山美術館⇒高山観光⇒19:00津山着
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1日目 |
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2日目 |
天気を心配しながら当日を迎えた。飛騨地方の気象状況は登山情報を見るたびに良くなった。出発の朝、本日晴れ時々曇り・翌日晴れの予報だ。日ごろの行いが良いと、こんなもんだ。本当? ・・・・お天気に感謝。
朝、4回鳴った時報で目が覚めた。出発予定の4時、あわてて出発。4時半になった。交代でドライブ。10時高山到着。登山口11時予定はこの時点で無理。登山口になる飛騨高山濁河温泉へは12時に着いた。
この時はまだ頑張れば3時過ぎには小屋着できると思っていた。継子岳に登る時間は有ると・・・
さて、登山口で入山届けをポストに入れ、トイレの前を登山口の橋へ進む。谷奥、遥かかなたに継子岳の稜線が見えている。
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登山口 |
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入山 |
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継子岳稜線 |
御岳神社飛騨下宮社の前を進む。
サラシナショウマやトリカブトなどを確認して登山道を登る。事前の調べで見ていた1丁毎の看板もかかっている。
10分ほどで仙人滝への分岐がある。帰りに寄って見ることにして此処はスルー。さらに20分で草木谷に架かるつり橋を渡る。
初老のご夫婦が二の池小屋からと言って降りてこられた。
しばらく進むと、アシカのような岩に出会う。イルカ岩と云うらしい。
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御岳神社飛騨下社宮前指導票 |
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サラシナショウマ |
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モリアザミ |
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仙人滝分岐 |
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№3標識 |
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コバノガマズミ |
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ヤマハハコ |
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草木谷吊橋 |
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老朽化した木道 迂回路もある |
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№10標示 |
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イルカ岩 アシカに見える |
2百mほど登ると今度は右手上にジョーズ岩が見え出す。最近はジョーズと云っても解らない人が増えたのか、人食いざめと注釈してある。
ゴゼンタチバナやヤブデマリの赤い実がなった登山道を、古びた木道を踏みながら高度を稼いで行く。
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ジョーズ岩 |
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ゴゼンタチバナ |
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ヤブデマリ |
登り始めて、1時間20分・1時39分、7合目湯の花峠・№16の看板の架かる見晴らしの良いポイントで最初の休憩。ここで標高2,103m。先は長い。
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休憩ポイント 湯の花峠 |
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セリバシオガマ |
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カエル岩 |
再スタート、しばらく登るとカエル岩が迎えてくれる。無事帰るおまじないのようだ。すぐ上に№20標識が架かっている。
シラタマノキを確認し、2時27分第2チェックポイントのぞき岩に到着。飛騨頂上2km・後100分と指導票がある。
小鳥が道案内してくれるが息があがって若干暗くてうまく取れない。番だが茶褐色で同じ体色イワヒバリかな?
オオバユキザサの実が熟し橙色、葉は枯れ始めている。タケシマランだろう赤い実をつけている。
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シラタマノキ |
№20標示
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のぞき岩指導票 後2km |
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オオバユキザサ |
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タケシマラン |
3時8分やっと8合目・第3休憩ポイント・おたすけ水(水は無い)2,450m到達だ。
3時間弱かかっている。№31の辺り、上に32の標識がある。
ここが森林限界、この上はハイマツ帯になってくる。飛騨頂上の稜線が見え、後1kmくらい。
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8合 おたすけ水 |
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№32標示 |
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森林限界 |
ゴロタ岩の登山道、天狗さんなら岩の上をぴょんぴょんと楽しい登りと思うが、我々は一つずつ、よっこらしょ、よっこらしょと乗り越える。ひーひー、フーフーだ。
下に濁河温泉が見える絶景に、少ししんどさが薄れる。
摩利支天2,959mの頂が目の前に広がってくる。
先月白山で花を見たオオヒョウタンボクと思われる赤い実をつけた樹木がある。ウラジロナナカマドも赤く熟して紅葉が始まっているようだ。もう少し先には真っ赤に色づくだろう。
ホシガラスが食べ残したハイマツの実に埋もれるように、コケモモの赤い実が熟している。一つ口に入れてみたが酢っぱー・・・・でした。
風は強く気温も5・6度と鼻の頭が冷たく感じる
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摩利支天 |
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オオヒョウタンボク |
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ウラジロナナカマド |
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ゴーロの登山道 |
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コケモモ |
№40の標示が見え、少し頑張ろうと思える。4時間10分だいぶ疲れた。この辺りで4時半、とても継子岳は無理と思い知らされた。
飛騨頂上を回りこんで五の池小屋、標高2,800mに着いたのは4時42分登山口から4時間半かかりました。朝遅れたことと4時間見ておけばという計画が甘かった。
今日はここで荷を解きます。小屋は薪ストーブが焚かれてとても暖かくゆっくり休めました。
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飛騨頂上 |
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五の池小屋 |
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今夜の寝床 2段蚕棚の下、4人スペースを2人で使用 |
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1株だけ残っていたコマクサに遭えた |
今回も、良い天気に恵まれ無事の下山、お山の神様・お天気の神様に全面感謝です。
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濁河温泉の夕焼け |
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さよなら御岳山 |
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今度登るから乗鞍岳 |
投稿118枚最後までご覧頂ありがとう山でした。