2014.10.23(木) 耳スエ山(1103.0m)一城頭(980.5m)周回登山
天候曇り時々晴れ 11℃ 5.9km 9,842歩 4時間43分 ↑528m ↓567m 1人
津山9:10⇒73.1km蒜山IC経由 1時間28分⇒10:45駐車10:55→12:09耳スエ山3等三角点名二白山12:40→真庭市・新庄村境尾根分岐→一城頭4等三角点→林道合流→登山口→15:40駐車地15:50⇒67・9km 勝山経由 1時間30分⇒17:24津山着
三日雨に降られたが、今日は朝から回復傾向、早速新庄のお山、耳スエ山へゴー
津山から久世まで農道を走り、蒜山まで米子道を利用する。高速代750円は時間短縮のため。帰りは地道でゆっくり走ろう。
野土呂トンネルを抜け野土呂集落上で健康バス停車場を見てさらに下る。実は下ってはダメなのだ。反対側には耳スエ山登山口の表示がある。バス停に見とれて反対側が見えていませんでした。Uターンしてやっと入口発見。
東の山側へ向け林道を侵入する。すぐに和牛の牛舎横を通り、長谷倉川を渡ると林道は登りはじめる。真砂土を取った跡のすぐ下に車が舗装の上に置けるカーブがある。ここから100mほど林道を進むと左にテープを巻いた登山口が現れた。
此処は登山口を通過して、下山予定の電波中継塔まで下見に入る。一度下って登り返してから電波中継塔が見え出す。この手前に下降予定。登山口まで距離もあるし、登り返しも多少ある。
再び登山口に2km引き返す。当初ガイドブックの作業道を進み951mピークを踏んで頂上へと考えていたが、予定を変更。最短コースを登り、縦走することにした。
登山口は、林道の法面から始まって、最初は植林の痩せ尾根に取り付く。左右に沢が流れている。杉の株にナンバーを打ったテープがとめてあり、近々伐採されるのではなかろうか。
しばらく進むと大きな尾根の上を直登するようになる。所々にテープナビや植林に紐が巻かれている。登山道とも獣道とも解らない道をどんどん高度を稼ぐ。やがて道は植林と潅木林の境を登るようになり、傾斜も急になってくる。
940m辺りでブナの木が現れ始めた。紅葉が進んでとても綺麗だ。さらに登って傾斜が緩くなってくると植林は姿を消し、明るい潅木林になる。トンネルのようになっているので、したから見ても容易に登山道と知れる。
トンネル入口で、テープの巻かれた潅木が倒れている。今日最初の登山道整備にかかる。ここを通過するとすぐに頂上へ出た。頂上は三角点石柱と山石柱・境界コン柱の3本が埋標され、周りは刈り払われている。小さな耳スエ山標識(この標示は摺鉢山で見たものと同じ電線で結えてある。たぶん同じ方の手によるものだ。)と真庭市目木何某さんの登頂記念がぶら下がっている、
12時10分、1時間ちょっとで登ってきたが、ここからの縦走が今日の核心部。ゆっくり昼食を取る気になれず、途中で仕入れたおにぎりと連れが持たせてくれたバナナ、トマト、ゆで卵を頬張る。デザートも途中で仕入れたクリームカステラとボトルカフェで済ます。30分休憩。
今度は南へブナの尾根を下り縦走を始める。しばら下って位置確認して間違いに気づいた。再び頂上へ帰り、今度は慎重に方向を確認しながらヤブの中を下る。後でログを確認、南と思って進入したブナ林は東に下っている尾根だった。勘違いの思い込みは恐ろしい。教訓を貰った。
しばらく慎重にルートファインディングしながら下ると土塁が下っている。これは「岡山の山を歩こう」さんが書れていた土塁だ。土塁上に境界杭やテープナビも時々ではあるが見える。
この土塁はとても助かった。時々土塁を外さないと歩けない所も有るが、土塁の方向指示があり、迷うことは無くなった。途中方向が変わる所で位置確認しながら、995mピークを通過。
さらに土塁上を南へ進むと、黄色のテープナビが沢山見られ始める。猪の遊び場や、国土調査の杭が有ったりする。2つくらいのアップダウンを越えると、今度は町村境界から分かれて西へ向かう尾根に入る。
別れて進入した尾根には殆どテープナビは無いが、尾根を外さないようにササを掻き分けて進めばやがて歩き易い広葉樹林の道になる。このおねも三度くらい上り下りしながら、一城頭ピークに繋がっている。
ほぼ見当がつきやれやれとログ写真を撮る。14時10分縦走開始から1時間40分だ。
結局一城頭ピークに着いたのは14時20分ほぼ2時間弱の行程だった。
ここには枝に埋もれた4等三角点があった。荷を下ろし、鎌を出して枝を払い、下草を刈る。
明るい日の下に現れた石柱を撮り、先ほど別れた境界尾根の紅葉も撮って14時30分から下りにかかる。降り始めると日が差し始めたのでもう一度一城頭ピークに登り返し、再度シャターを押す。
下りも方向確認しながら慎重且つ大胆に下る。背の高い潅木林の下を降るので、見通しも利くし足元はフカフカの腐葉土、木の幹を頼りにドスドスと大股で下だっても、腰への負担は皆無。
予想よりは早く約20分くらいで下の林道に降り立った。奥には中継塔が見え、予定通りの位置へ出た。
ここからは林道を紅葉や、花・鳥など撮りながら、ゆっくり40分かけて駐車地へ帰った。4時ちょっと前到着。帰りは勝山経由で地道を走り1時間30分、5時過ぎに津山に着いた。
高速利用より距離は短く、時間はほぼ同じこれは地道に限ります。毛無山系は勝山経由で山行するに限る。
雨直後の山行、ヤブ漕ぎでビショになるかもと覚悟していたが、そんなに濡れず気持ちよく歩けました。気温も11度と汗もあまり出ず登山にはもってこい。ニョロもお隠れになってしまった様子。ブナの黄葉は今盛り。毎日でも出かけたい気分です。
今日も良く遊ばせていただきました。お山の神さんありがとう山・・・・。
紅葉登山 投稿56枚ご覧頂ありがとう山でした
紅葉登山 投稿56枚ご覧頂ありがとう山でした
1 件のコメント:
今回は毛無山の東側に聳える耳スエ山1,103mを周回してみました。
稜線のブナ黄葉とカエデの紅葉が、山を秋模様に染めていました。
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