2015年12月28日月曜日

2015.12. 25(金) 成羽天神山(777m) 荒戸山(761m)W登山

2015.12. 25(金) 成羽天神山(777m) 荒戸山(761mW登山

曇り 登山口5 行動時間時間5:23 8.7km(内自転車2.1km) 851m905m
 10,284 1

津山(5:50)86km 1:59分⇒7:55観音滝P8:158:19六角堂前登山口→8:33支尾根石仏→9:03尾根合流→9:27稜線→9:57石窓→10:12鈴振崖→10:43天神山→10:55自然歩道入り口→11:55駐輪地⇒2km 15分⇒1210駐車地⇒24km 0分⇒13:20荒戸山P昼食13:4314:15荒戸山展望ベンチ14:35→15:00駐車地15:10⇒89km 2時間6分 ⇒17:19津山着





今日25日、巷ではクリスマスだが、この時期天気は続かない。貴重な天気、再び分県登山ガイドの未踏峰を目指した。今回は新見・成羽の天神山と荒戸山だ。

天神山は、吹屋ふるさと村から中国自然歩道が延び、自然公園としても整備されている。岡山の山」さんも良く歩かれていて、前々から気になっていたお山だ。アプローチが不便だが早起きして県西部を目指す。

県三大河川を全部横断し、その先の成羽川まで走るが、落合・北房・草間台地・井倉と初めての道を使ってみる。井倉から哲多町萩尾に山越えし県道33号線に出て南下、登山口を目指す。
 
観音滝口駐車場

登山口から六角堂

最初は植林の中を登る

中国自然歩道の登山口へ自転車をデポし、さらに2kmほど南下した観音滝入口の産直市の駐車場に駐車する。市はお休みで、無人の野菜販売所になっている。広い駐車場とトイレもあり。登山者には嬉しい施設だ。

遊歩道を観音滝のほうへ登っていくと、目印の六角堂が有る。山側の石仏の横から登山道が伸びている。しばらく植林を登ると道は尾根を回りこんで支尾根の上に出る。
支尾根に乗った所に石仏
ここには「為牛馬」の石仏が建っている。支尾根の急登を潅木を掴みながら頑張る。30分ほど登ると右側から伸びてきた尾根と合流する。一度傾斜が緩くなり境界石が埋めてある平地に着いた。
 
向こう側の尾根が迫ってきた
地形図を確認しようと立ち止まった所で、枯葉を踏む音が上から降りてくる。人かと思ってみていると大きな猪が登山道を降りてくる。鉢合わせになると、むこうさんもびっくりして襲ってくるかもしれない。怖くなってコンニチワ~と人がいることを猛アピール、足をドタドタする。

見難いですがシシのお尻です










たぶん彼方の落し物?

一瞬こっちを伺っていたが、すぐに林へ逃げてくれた。咄嗟に2度シャターを押したが、ボケた画像になっていた。動揺して小心者を曝け出した一件でした。
何度か岩場を越えると
展望が開けた
再び急登になり岩場を何度かクリア。100mほど高度を稼ぐと、67mの小ピークに着いた。痩せ尾根上の岩場で、両側が切れ落ちているので見晴らしが良い。
679mピークから
 少し下って登り返すと、再び細尾根上の道。下から五葉の松が生え、ブログで見た大岩が行く手に現れた。岩を巻くと今日の目的、岩窓潜りが待っていた。
五葉の松が下から覗いた

大岩を巻く
 
岩の窓

この穴を潜る

腰をかがめて通り抜け、下っていくと之も目的の一つ、崖下りだ。トラロープの設置で安心感はあるが、ほぼ垂直な岩壁だ。56mほどの崖が2段になっていて、少しアルパイン気分が楽しめる。
 
目の前に鈴振崖の岩壁

1段目降下

2段目上から

二段目下から

ゲンカイツツジ?

下った崖を振り返る

鈴振り崖に到着

上り返したところが鈴振崖だ。向こうの岩に自分の影が移っている。ぐるりと眺望が利き大山も見えるようだが、今日は黒雲に覆われてみることは出来ない。明星岳から落ち込む崖が奇麗だ。
 
明星崖が綺麗

登ってきた尾根

天満神社へ出た

天神山由来

舗装林道からの入り口

1等三角点天神山

頂上ログ

NHC製山頂標示

頂上の様子

自然歩道の下り口

中国自然歩道指導標

鈴振崖を後に天満神社を経由して頂上三角点に向かう。1043分頂上到着、下から2時間半の行程でした。帰りは自然歩道を下り自転車で県道33号を2km下って駐車地へ着いた。
 
下りはこんな階段
1,427段数えました

鬼の門だそうです


大権現様を祀っている絶壁

上まで垂直な絶壁

頂上へ1,200mの地点
途中単独女性登山者とすれ違った。挨拶して、少しお話でもすればよかったが、階段をカウントしていたので、挨拶だけで素通りしてしまった。無愛想で申し訳なかったと後で反省した。
頂上へ1,000mの地点

頂上へ1,700mの地点

最後に沢を左岸へ渡る

7番の石仏

下の自然歩道の指導標

自然歩道登山口の自転車デポ地へ降下

県道から見た679mピーク

駐車地へ到着 早速荒戸山へ移動

早速お昼のアルファー米を用意して、荒戸山へ移動する。何度も道を間違えて、24km移動するのに50分かかったが、何とか目的の荒戸神社へ移動した。
荒戸神社到着

樹齢150年杉並木の参道

神社西川のイチョウの木が登山口だ

荒戸山由来





登山道説明看板

神社でお昼、出来上がった五目御飯とトマトスープでエネルギー注入。英気を回復し、登山開始。神社の大銀杏の下から続いている登山道へ取り付く。




荒戸山はトロイデ型火山の跡と言われるように、山体は円錐形で、阿哲富士・鍋山の別称が納得できる。神社の社藪か、裏山は素晴らしい自然林を残している。これほどの大木になったコナラは見たことが無い。
目通り3mを越えるコナラの大木

ジャノヒゲ

自然林の道

東西分岐へ到達

東廻りの道

10分ほどで、上の分岐に着くと西回りと東回りに分かれている。ここは西回りをチョイスして植林の中へ進入。すぐに黒滝と看板の掛かった玄武岩の柱状節理が表れた。県指定自然保護特別地域、又市指定の天然記念物だそうだが、素晴らしい自然がたくさん残っているお山だ。

玄武岩の柱状節理

西の滝

人工物のよう

黒滝

頂上2等三角点

ログ

NHC製山頂標示

頂上の様子

15.1m下駄を履かせた展望台

777m展望台からトロイデ形火山群の跡

高山 天神山方向

さらに20分ほどで頂上三角点761.9mに到着する。少し東に地上15.1mの展望台があり、語呂の良い777mの眺望が楽しめる。ここでも大山が見えるらしいが、生憎、寒気が押し寄せてきて霰が降る天気。北の眺望は利かない。
下山道から展望台を振り返る

下山道分岐

ほほえましい看板

東西分岐へ帰ってきた

荒戸神社へ下山

下の休憩ベンチで御茶をし、下りに向かう。20分で下り、帰りは新見に出て勝山経由で帰津した。

今日もいい山歩きが出来満足の未踏峰登頂でした。お山の神山に感謝です。

投稿80枚最後までご覧戴きありがとう山でした


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