晴後曇り 登山口-1℃ 行動時間 6時間15分 13.1km ↑1435.7m↓1315.6m 23,872歩 3人
津山(5:50)⇒68km 1:24分⇒7:25穴ヶ乢登山口P7:30⇒田浪登山口P80:2→8:16林道登山口→8:35六合大杉→9:10休憩舎→9:22毛無山→10:16白馬山→10:41俣野越→11:27昼食地12:13→12:25金ヶ谷登山道分岐→12:38金ヶ谷山12:45→13:18朝鍋鷲ヶ山13:23→14:10穴ヶ乢→14:20穴ヶ乢登山口⇒14:48田浪登山口P⇒81km 1時間55分 ⇒16:28津山着
師走になり温度計も大分下がってきた。本宮高倉山の記録をアップしていると、師匠からメールで毛無山から朝鍋鷲ヶ山の縦走に誘っていただいた。7時半に穴ヶ乢登山口へ集合だ。
山行の朝は目覚めがいいのは何故でしょう。朝5時起床のつもりが、4時には目が覚めて子供時分のように高揚している老いぼれがいた。
さて、師走最初の山行は冬枯れのブナを堪能する縦走。
天気予報は午前中晴、午後は曇り、夕方から雨と下り坂だ。天気の下り坂、登山の上り坂。其処の所の塩梅を見ながら、ちょっと長丁場に出発だ。
田浪登山口からスタート |
林道登山口 |
師匠(師匠のレポはこちら 大山の風 )、M女史と管理人の3人パーティーで久しぶりの山歩き。スノーシーズン間近の足試しといったところ。この1年の修行の成果が試される。
毛無山、登りは2合・3合・・・とすぐに着くよねーと言ったり、冬道の尾根を確認しながら六合大杉があっという間。8合大岩から頂上0.3kmは実際の距離で無いよねー。どー思いますー?などと山の話題に事欠かない。
4合大岩 |
6合大杉 |
避難小屋は休憩小屋仕様で隙間風が入り設計が今一、せっかくの案内看板が水苔で見難くなっているのを指摘しているのだが、まだ対応できていないな~などと話しているうちに頂上に到着。新庄村の宝を、もっと々磨いて欲しいものですな~。
眺望は、予想に反して良く見える、いつもより近くに大山が望めた。目前に雪の付いた大山南壁が迫ってくる。気温は3℃南の風が強く低気圧が近づいている気配を感じる。体感温度は風速1mで一度下がるそうだから、氷点下の寒さだ。
西毛無山から弓ヶ浜そして大山 烏ヶ山から蒜山 東に笠杖山 南に田浪集落とぐるりと見渡せる。眺望を堪能したら縦走に取り掛かる。9時22分だ。
カタクリ広場は木立の中、ブナの梢を風がゴーっと吹き抜けている。南壁をバックにブナの幹が立ち並んで寒々とした景色。土の中では、カタクリが春の来るのを待っていることだろう。
次に目指すは、白馬山の頂1,060mだ。下り基調にアップダウンを繰り返すこと30分、田浪へ下る分岐、白馬山へ到着、小休止。朝鍋鷲ヶ仙へ5.1kmの標示がある。
先ほどからの尾根歩き、冬枯れブナの尾根をずっと歩いてきた。歩いた者だけが感じる静けさの癒し。時折木立を吹き抜ける風の音で我に返るといった具合。
境界見出し標がブナの幹につけてあり、それぞれ違う表情でブナに抱かれてる。白馬山からもアップダウンを繰り返し、俣野越930mに着く。南側には土用ダムがロックフィル堰堤で堰き止められ、水面が輝いている。
ここから、今度は登り基調に金ヶ谷山1,164mを目指す。途中に新庄金ヶ谷へ下る分岐がある。11時半、分岐の手前の鞍部で風除けしながらお昼にする。
大山を眺めながら、M女史お手製煮込みうどんをご馳走になる。冷凍讃岐うどんに、てんぷら・かまぼこ・青梗菜・薬味は刻み葱にユズ唐辛子。冷えた体に美味しいうどんが染み渡る。おー ウッメー!!
元気復活、金ヶ谷山を目指して急登の丸木階段を登る。頂上には2等三角点「蛇喰山」が有る。掘り返した跡に気をとられて探し出すのに時間を要した。下りも階段が設置され、毛無山と趣が違う。因みに毛無山の三角点「田浪」は3等こちらは2等で、蛇喰山の方が格上なのです。
ブナの若木林を過ぎ、傾斜が緩くなると前方に送電線が見えてくる。此処までくれば朝鍋鷲ヶ山はもうすぐだ。送電鉄塔を過ぎ、砕石の敷かれた管理道になると、岡山国体山岳競技のゴールになった朝鍋鷲ヶ山山頂だ。鍋底の様ななだらかな丘にある展望台に上がり、当時の苦労話を聞かせてもらった。
此処にも三角点が埋標されているが、最高地点より大分下った笹藪に四等「山根田」1034.5mが埋標されていた。
最後は、植林の中を穴ヶ乢787mに下り、菩提地蔵様を拝んで登山口へ下った。10分ほどで下の車道へ出て、駐車していた車で田浪登山口の駐車場に無事帰着した。
お世話になった師匠、環境省自然公園指導員の委嘱、おめでとうございます。
美味しいうどんをご馳走になった、M女子ありがとう山でした。
今日も無事に下山出来、お山の神様に感謝々です。
投稿48枚 最後までご覧戴き有難う山でした
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