2022年12月21日水曜日

2022.12. 20(火) 大山周回1,709m

2022.12. 20() 大山周回1,709

☁ 弱風稜線ではやや強風 -23人 ↑1,055m 1,003m 8.1Km 6:42分 12,517

 

自宅7:20⇒南光河原Ⓟ9:205合目10:416合避難小屋11:168合目12:10→ 山頂12:3312:36避難小屋昼食13:20→山頂13:30614:23→元谷15:10→大神山神社15:38→南光河原Ⓟ15:59⇒自宅18:30 

大山寺を俯瞰中

 

今回は師匠大山の風さんとMさんもりてんさんに誘っていただいて、雪の大山に登って来ました。

季節は一気に冬へ移り、シーズン最初の雪山を堪能してきました。

 

前日に降雪があり、冬山に変わった大山はフカフカ雪で、登山道を外すと落とし穴の様にズボっと落ち込む、テクニカルな道を辿ることになりました。

南光河原は目論見通りの駐車です😁

積雪30㎝

夏道を登る

さて、出発は南光河原駐車場から夏道を登ります。ラッセルはしんどいので、スタート遅めで、先行者にラッセルしてもらう算にょうです…😁😁😁

 

前日登ったトレースは8合までらしいので、その上は今日の先行者に期待して登って行きます。24()のSKI場オープン後は駐車料が千円要るので駆け込み登山です😉

登山ポストも雪の中
先行者に心強い

阿弥陀堂も雪景色


駐車場はすでに10台位止まっていて、目論見通りの感じです。夏道へ入ると、一筋だけ細いトレースが続いていました。阿弥陀堂を過ぎ1合目でアイゼンを装着される吾人がいらした。我々はもう少し壺足で登ります。

2合目
フカフカの雪
階段は未だ判る

ブナ林を登る


3合の階段は未だ階段と判ります。4合辺りから傾斜が出てきて、時々踏ん張りが利かずスリップします。5合の山の神様でアイゼン装着です。久しぶりのアイゼンで、あれ‼‥どっちから通すのと、しばらく掛かります。

五合はまだかいな~😫

深山へ続く道

3合目

5合目

Mさんも師匠も手慣れたもので、管理人は待ってもらう年寄りでした。歩行もなか〃々ついて行けず時折待ってもらいます。間が開くと、清とした1人の世界に入れる利点もあるので、お二人に甘えてマイペースを保ちながら登らせてもらいます…🙇

師匠とツーショット‥お疲れ気味~😔

行者分れ
行者道から登山者が

6合避難小屋

しんどいナ~😢

行者分れから、ブッシュが煩い道を登りますが、樹氷も見られ登りの苦しさを紛らわせてくれます。下って来られる登山者もおられ、撤退組が多い。山頂台地はホワイトアウト状態らしい。地元の慣れた登山者が先行されているようなので、それが頼り。

 

やがて6合避難小屋へ、中で2人時間待ち休憩されているようで、我々は外で休憩です。ここは風も当たらず、ゆっくりした気分になれる。風が当たると、耳元で風の音がして落ち着けず、余裕が無くなって来る。そんな時に平常心を保っていないと事故るのです…((+_+))

6合目
早晩埋もれるスノーモンスター
7合目
草鳴社ケルン

ケルンに到着

8合目

7合・8合とさらに傾斜が増してゆきます。アイゼンの足元が滑ります、新雪で未だ締まっていない雪は、12本爪でも利きません。ステップを刻みながら登ります。支えのウイペットも、フカフカ雪では頼りがいがありません。足もとに集中して登ります。

 

7合上の草鳴社ケルンはえびの尻尾に覆われ、寒さと風に耐え道標役を守っています。

8合の説明板も雪に埋もれ、たぶん柱の頭が見えているのだろう。管理人は此処でハードシェルを羽織り完全武装します。

山頂台地は厳しい世界

名物えびの尻尾

麓が一瞬

頑張るMさん

成長中のエビ

🍤

 

山頂台地へ上がる階段は、未だ階段と判りましたが、早晩埋もれてしまうでしょう。

風が吹き抜ける稜線は遮るものがない一面のキャラボク林、この時季風雪が吹き付けて出来るえびの尻尾は名物だ。木道の添え木に着いたえびの尻尾は30㎝ぐらい伸びたものも見られます。

 

時折木道から降りてキャラボク林へ入っているトレースがある。先行者がホワイトアウトで、道をロストしたようだ。キャラボクの上に雪が載った状態、木道を外し大難渋した跡がうかがえる。撤退するのも判る。

木道を探しながら慎重に
まず山頂標を確認
小屋でお昼
-4.2℃

-7℃

覗き込んで山頂標を撮ってます😏

我々は、天気が安定するお昼過ぎを目指して登って来た為、多少視界が利く。先行者のトレースを辿り山頂へ着けた。小屋前を通ってまず山頂まで行き、山頂標を確認後小屋へ帰ってお昼にします。小屋は未だ埋もれてなくて、窓から明かりが入ってくる。内部は-4℃、外は-7℃比較的暖かい小屋内でした。

 

早速ラーメンで暖を取ります。暖かいと言っても、外したてテムレスはすぐに凍り付きました。ニンニク・シメジ・玉ねぎをトッピングした熱々ラーメンは冷えた体を温めてくれ、とても美味しいのです…🍜😋

 

熱々Caféでお茶していると、Mさんがきのこの山のお茶請けを配ってくださいました。管理人もお返しにお菓子を配ります…☕

再び山頂へ
小屋を後に
石室分岐まで下る
8合へ向けて降りる
孝霊山が見えだした
絶景を撮るmさん

7合へ下山 陽があたる霧氷

昼食後再び山頂へ出向きますが、天気は変わりそうになく、そのまま下山します。向かい風を受けて木道を下りますが、指先が冷たく頬を刺す寒風に耐えながらの下りです。

Mさんスタスタ 後ろはよたよた‥🤣

元気を出して下りま~す‥😊

ブロッケン

孝霊山

甲ヶ山


8合へ下れば、灌木林で風は緩みました。7合下ではブロッケン現象もみられ、時折ガスも晴れて眺望も広がります。夕方が晴れると、これから上る人と一緒にブロッケンを眺めました。

行者道へ



元谷へ下山

三鈷峰が見えている

行者分れから元谷へ下るのですが、途中の幅の無い階段は滑り台の様。慎重に横向きで下りました。元谷ではガスの取れはじめた稜線も望め、今日の締めくくりに相応しい景色でした。

元谷を後に

下宝珠分岐

大神山神社へ無事下山

大山寺から北壁
 

ガスに巻かれた山行でしたが、霧氷やえびの尻尾、ブロッケンなど楽しい発見もあって、満足な山行になりました。同行のお2人に感謝します。そしてお山の自然にも感謝です。

 

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ご覧いただき(’’▽`)ありがとう☆山でした

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