2020年8月18日火曜日

2020.8.17(月) 鳴滝山方面 ナツエビネ探索


2020.8.17(月) 鳴滝山方面 ナツエビネ探索
25 1人 ↑829m774m 9.1km7:0512,054
 6:40津山⇒登山口Ⓟ8:40928m三角点10:50921mピーク11:10→三滝谷11:30遡行昼食12:501074mピーク13:10921mピーク13:50→三角点14:30→登山口15:50⇒津山17:30 

Windyさんと、はせっちさんのレポを参考に、ナツエビネ探索に出かけてみました。先輩諸氏のブログに、この時期ナツエビネがアップされ、管理人もいつか会いたいと思っていましたが、昨夜地形図を見ていて、急きょ思いついて出かける事にした。
 
ナツエビネ




巷では、コロナと酷暑で出かける事も儘ならないのですが、お山に入れば、天然クーラーが効いているだろう?…という思惑です。

東山には登りましたが、鳴滝山には登ったことはありません。今回、山深いこの山域に足を踏み入れますが、初回と云う事で無理をせず、花は見られず歩いて見るだけも覚悟します。
林道終点にⓅ

マツカゼソウ

作業道を詰める

さて、朝方寝坊して7時前出発。智頭まで走ります…この先歩いたルートはご勘弁ください。目的のお花は、岡山・鳥取両県で絶滅危惧種に指定され、採取圧にさらされている貴重種なのです。豆腐料理で名高い谷に入って行きます。
 
山道へ

最初に見つけたナツエビネ

林道の終点に車を止めて、歩き始めたのが8時半過ぎです。すでに気温は25℃を越えて、陽射しが熱くなっています。直進して作業道に入り、植林帯の谷を詰めると入口で目指すお花が咲いていた。意外と簡単に遭えて、思わず「あった」(@_@‼…と声が出ます。

登って行くと薄暗い林床へ花が散見され、あちこち移動して撮影に時間が掛かってしまいました。上り詰め、支尾根に乗るとブナ自然林が心地良い。更に尾根を辿って切り開かれた三角点ピークへ着いた。南に、沖ノ山から延びる稜線が見えている。
大栃の横を詰める

登って来た尾根

心地良いブナ林の尾根

三角点峰へ着きました 前に沖ノ山に続く稜線が

すでに時刻は11時前。方向を変え東へ尾根を巡ると、巨木のブナ・ミズナラ・杉などが倒れ、世代交代が見られる自然林が続いている。やがて右下から沢音が聞こえて来て、921mピークへ着いた。手前の鞍部は谷風が吹き上げてきて、火照った体をクーリングするに持って来いの場所、荷を下ろして休憩だ。
 
杉の古木

ミズナラの巨木

ブナ巨木の倒木

気温が上がって、登りはすぐにオーバーヒート気味。こまめに水分補給、休憩を入れながら暑さ対策をを心掛ける。ピークを過ぎて下り易そうな斜面を沢に降りた。
沢は広く、小川がチョロチョロ流れている感じ、遡行も濡れずに渡渉を繰り返せた。大きな倒木に目指すお花が咲いていた。トチ、サワグルミ、ミズナラの大木が覆う沢筋は、陽射しが遮られ時折吹く風が心地よい。
  
沢へ降りて遡行する



沢遡行中

広い所へ出た

ミゾホオズキ

おいらの昼ごはん、まだ来ねーかな~

500mほど遡行し、12時になったのでお昼の休憩場所を探す。流れの石でヒキガエルが餌を待つ傍で腰を下ろし、「お先に昼を戴くで~」と独り言。お握りとデザートにシャインマスカットのお昼を美味しく戴きます。四半時ほど休憩後、さらに沢を遡行する。
再び沢を登る

ブナの大木が木陰を作ってる

広がった沢

大曲から沢奥を覗く

20分程登ると、沢は大きく曲がりさらに奥に続いている。地形図で確認すると右岸の斜面の上が1074mピークのようだ。本日はここまで@_@)‼…大曲の奥を少し覗いて、斜面を登り尾根に出た。
尾根を帰る

真昼の陽ざし

1074mピークへ帰る

下に遡行した沢

三角点峰まで帰ってきた

三角点にあった花

大木が倒れ見通しが効く鳴滝山へ続く稜線

下りは尾根を巡り921mピークを経て三角点峰を目指す。真夏の昼下がり、尾根上に小ピークがいくつかあって、日向へ出ると、萎れてしまいそうな程です。日陰の風通しで休憩を何度も取って下ります。炎暑の時間帯を過ぎて駐車場へ帰りたい思いもある。

3等三角点928mピークへ下ると、登りで気付かなかったお花があった。尾根の笹の間にも株はあったし、この山域ではどこでも散見される感じでした。

最後に急な斜面を下り、登った作業道へ出て、今日の山行終了です。
人の手が入らない山域で、長い時間を掛け自然が作り出した絶景。今回はそんなお山を堪能させてもらいました。
フカフカの岩








何方か齧りさし

岩のベットに苔の布団


巨木が倒れ、森が開け若木が育つ。岩や倒木が苔むし、苔の寝床で花が育つ。素晴らしい自然の森に立つことが出来た。自分が知らない場で秘かに続く自然の絶景や営み。まだまだ在りますね\(^o^)/‥‥ 
もっともっと立ち遭ってみたくなりました。









入口に咲くひまわり

また訪ねるからね~(^_^)v
winndyさん・はせっちさん、おかげさまで夏の妖精に遭うことが出来ました。情報ありがとうございましたm(_ _)m

今日も満足な山行になりました。お山に感謝です(^_^)v
投稿48枚
ご覧くださり(人''▽`)ありがとう☆山でした…

3 件のコメント:

S_Ogawa さんのコメント...

おもしろい戴きました
励みになります、(人''▽`)ありがとう☆山でした

真夏の登山は暑くて大変でしたが、素晴らしい自然に出逢え
とても満足な山行でした\(^o^)/🌼😊

Unknown さんのコメント...

こんばんは はせっちです

ナツエビネ堪能されたようですね。
所で、谷でお花見された後、どういうルートで三角点まで登られたのでしょうか。
谷が90℃曲がるあたりから三角点目指して尾根に乗られたのですか?
ちょっと気になります。

私もお邪魔させていただく身ですが、この辺り鳴滝山東山あたりは歩けば歩くほど興味深く楽しく歩ける山域で。何度訪れても飽きることがありません
四季折々に楽しく歩かせていただいています。

また違ったコースも歩いてみてくださいね。

S_Ogawa さんのコメント...

はせっちさんこんにちは😄
先日の鳴滝山沢遡行拝見し、歩いて見たくなりました(^_^)v

三角点へは、谷筋の作業道を詰めそのまま杣道を進んで、ピンクテープが2重にまかれている地点から、枝谷に入りゴーロ帯の群落を発見、そのまま登って三角点へ続く支尾根に出ました。ログ画像御入用でしたらお送りします。(^_^)v

とても魅力的な山域を紹介だけたので、又訪ねてみようと思います。
(人''▽`)ありがとう☆ございました…👋