2025年8月26日火曜日

2025.8.18∼21 (月∼木) 鷲羽・水晶岳遠征 §Ⅰ 往路三俣山荘へ(18・19日 月・火)

2025.8.1821 (月∼木) 鷲羽・水晶岳遠征

§Ⅰ 往路三俣山荘へ(1819月・火)

初日18日 ☀ 微風 登山口16℃ ↑1,456m132.1m 11.1Km 8:1214,311

新穂高Ⓟ前泊4:30→笠新道登山口6:00→ワサビ平小屋6:25→小池新道登山口7:05→秩父沢出合8:31→シシウドヶ原10:21→鏡平山荘11:50

2日目19/☀ 微風 14℃ ↑982m ↓656m  9.2㎞ 7:35分 14,462

鏡平山荘5:06→弓折乗越6:19→双六小屋8:50→中道分岐9:19→三俣蓮華岳11:25→三俣峠11:46→三俣山荘13:31 泊



 

処暑を前に8月遠征に出かけた。お盆休みの後、天気が安定して来たので懸案だった鷲羽・水晶岳に登って来ました。

 

折立登山口or新穂高からか随分検討して、やっと新穂高からの入山が決まった。ハイシーズン、人気の山域は山小屋が一杯なので、なかなか行程が組めなかったのです。少し前まで自由が良いと、テントを担ぎ山行していたが、最近はテント装備の重さが堪えだした。今回は2日山小屋泊、3日目が三俣山荘の貸テント泊りの予定で決行です。

 

さて、行は日曜日、休日割引を期待して高速に乗ったが、飛騨清美で降りたら9,580円と割引なしでした…(-_-;)休日割引は無くなったようで?ご注意を‼ 後で調べると、適用除外日だったようです😮復路はしっかり深夜割引してもらいました😁

登山者駐車場は9割方埋まっていた

夕方新穂高♨登山者無料駐車場へ着き、トイレの近くへ駐車。夜中に着いた後続車はすでに空きが無く、出ていく車が何台かありました。満天の星空を眺めながら快適温度での車中泊です。

初日 18日のグラフ

18日のコース図

翌朝は4時半スタート、標高1,050mからワサビ平小屋1,402mを経て、2,300mの鏡平山荘まで約8時間の行程。左俣林道を約4㎞進むとワサビ平小屋、手前に笠新道の登山口がある。

左俣林道入り口

林道横の風穴

笠新道登山口

ユキザサ・ゴゼンタチバナ・ソバナ

ワサビ平小屋で休憩中、同じ行程のパーティーとご一緒した。この後何カ所かで話が出来て、長い行程の励みになりました・・・(’’▽`)ありがとう☆ 

さらに30分進むと、小池新道登山口だ。

ワサビ平小屋


小池新道登山口

流れの中の枯れ株オブジェ
2013年も立っていた画像有りby大山の風
http://daisen2.web.fc2.com/1308/14-59.jpg

ここから本格的登山道だが、よく整備されていてほぼ石階段、どんどん高度が上げられる。

最初の目的地、秩父沢出合は7月の雨で流されたのか、新しい橋が設置されていた。

出かける前のリサーチで、弓折乗越から鏡平山荘まで下り、秩父沢が増水で渡れず、登り返して笠新道を下った記録を見た。21日に下りで通過した時も作業の方が2人、セメントで橋台整備をされていた。

秩父沢出合
イタドリヶ原

シシウドヶ原

サワヒヨドリ・アキノキリンソウ
ミヤマクルマバナ・アサギマダラ🦋

次の目的地はシシウドヶ原2,050mだ。40分程手前にイタドリヶ原もあった。登山道は此処から一つ尾根をトラバースして、鏡平へ続く沢筋に入って行く。傾斜はゆるくなってくるが、ゴーロの横断もあるので気が抜けない。

登った谷を振り返る

笠ヶ岳方向を望む

鏡池の絶景



池越に槍・穂

沢を上り詰めると熊の踊り場が現れた。その先に小屋まで5分のペンキがあり、長い登りも大詰めだ。突然木道が現れ鏡池に飛び出した。目の前に槍ヶ岳が聳え、南岳から大キレット穂高連峰が衝立の様だ・・・‼ 残念ながらさざ波が立って逆さ槍は見られません・・・(=_=)

 

お楽しみの夕食🍶付😁

昼前には小屋に着き、ゆっくり昼寝。夕食後に再び鏡池へ、素晴らしい逆さ槍と、焼けた槍ヶ岳を🙏ました・・・\(^o^)

居合わせた山カメラマン氏に色々教えて戴き有難く拝聴させてもらった。彼は槍ヶ岳上空の夕雲の焼けを狙っていらしたが、この日は満足な夕焼雲に成らなかった様子でした。

池に映った逆さ槍😲

西鎌尾根を望む
弓折岳を仰ぐ

小屋から仰ぐ槍ヶ岳

大キレットから滝谷ドームを仰ぐ

鏡池暮れ色

燃えた鏡池

逆さ槍😵

小屋前に咲くオヤマリンドウ

槍ヶ岳山荘をズーム

翌日は三俣山荘へ転進する予定、行程は昼過ぎまで、朝は5時スタート。まだ暗い内に小屋を出て、弓折乗越へ登って行く。しばらく登ったところで日ノ出を迎えた。

2日目19日 グラフ

2日目 コース図

西鎌尾根から続く槍ヶ岳の日ノ出だ…5:41分最初の朝陽が差し込んだ。花畑の向こうに穂高連峰・焼岳・乗鞍岳が朝を迎えています・・・素晴らしい日になりそうだ。

ひょうたん池からスタート 奥に樅沢岳

夜明け前の槍ヶ岳

西釜尾根の朝陽

穂高連峰から・焼岳・乗鞍岳
 
弓折乗越

ミヤマトリカブト
オオヒョウタンボク

トリカブトや大ヒョウタンボクの実を確認し、弓折乗越に着いた。まだ6時過ぎだ。ここからアルプスの稜線を行く。花見平は、ウサギギク、ウメバチソウ、ヨツバシオガマが目立つ。

ミヤマリンドウ、アキノキリンソウ、ハクサンフウロ、ハクサンイチゲ、チングルマなども確認できた。そして最後に雷鳥の親子が現れて、高山植物をついばんでいる微笑ましい出会いがありました。

ハクサンフウロ・ウサギギク
ミヤマリンドウ・ウメバチソウ
ハクサンイチゲ・チングルマ
シロバナトモエシオガマ・ヨツバシオガマ

ライチョウ親子🐤🐦

ウラジロナナカマドの真っ赤な実を見ながら進むと、前方に双六池と双六小屋が見えてきました。そして9時前小屋へ到着。鏡平山荘の朝弁当を戴き、Caféも沸かしていただきます。今日もゆったり予定なので気が楽です。

裏白ナナカマド越しに双六岳


双六小屋が見えた 奥に鷲羽岳と水晶岳

双六小屋で朝ごはん🤤🍱
鏡平山荘の朝弁当

小一時間休憩し、中道分岐まで登り三俣蓮華岳を目指します。米子から来られたご夫婦と前後しながら2時間進み三俣蓮華岳へ着きました。今回最初の三角点ピーク登頂です。

岐阜・富山・長野3県境で、高山・富山・大町市の3市境でもある。

因みに今回は、三俣蓮華岳・鷲羽岳・水晶岳に埋標された3ッつの三角点を歩きます。

中道分岐へ
中道稜線分岐
三俣連岳指導標
三俣蓮華岳登頂
3等三角点三ツ又2841.3m
と奥に鷲羽・ワリモ・水晶岳
三俣峠を俯瞰

三俣山荘到着 明日登る鷲羽岳が見える

三俣峠へ20分ほど下り、ハイマツの中を緩やかに下って行くと、小川の流れのある絶好のロケーションに建つ三俣山荘到着です。黒部の山賊の舞台へやって来ました…\(^o^)

 

明日は4時スタートで山行の核心部、鷲羽岳・水晶岳を歩きます💤

↓↑?🥴?

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ご覧いただき(’’▽`)ありがとう☆山でした…

 

 

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