2013年10月15日火曜日

2013.10.14(月) 石鎚山(1,982m)紅葉登山

2013.10.14(月) 石鎚山(1,982m)紅葉登山
津山4:30227km 3時間16分⇒7:46 下谷 京屋旅館Р→8:15石鎚ロープウエイ8:25845中宮成就社8:55遥拝鳥居909前社ヶ森1000夜明かし峠1027二の鎖11101125石鎚神社奥宮 頂上128土小屋分岐1230遥拝鳥居1340中宮成就社14161450ロープウエイ15101520駐車位置15353時間33分 229km
1908 津山着
 3人 21,890歩 約10.5㎞ ↑892m923m 標高差750m 632m


北アルプスから紅葉の便りが聞かれ、西日本でも紅葉前線が始まった。今日は、先日大山から望んだ、四国の石鎚山に来ています。西日本では一番最初に紅葉が見られる1,982mの最高峰。連休最後の月曜日、天気も翌日は下り坂、今しかない、今でしょ!!

ということで、朝は4時起き4時半に津山を出発し、岡山から高速で伊予の国西条まで車を走らせた。仕入れた情報で、京屋旅館駐車場500円也に車を滑り込ませる。

大型バスが入って二十数人のパーティーが円陣を組んでウオームしている。後続車も我々を含め、どんどん到着している。支度をしながら、人の多い登山になるのかなーとこの時は思っていた。

820分がロープウエイ往復1900円也の始発だと思っていたので、間に合うように8時前に着いたのだが、今日は臨時便が運行されている。駅まで登るとすでに団体さんのゴンドラは登って行った後で、我々は第2便のようだった。それでも時間は815分いつもの始発よりは早い。お客さんはほぼ満員。
下谷駅から成就駅を見上げる
ロープウエイの成就駅から、石鎚スキー場の横をテクテク登って1450m中宮成就社に20分程度で到着する。境内に入るとたくさんの人人。中宮成就社に登山の安全をお祈りする。お賽銭5円。隣の遥拝殿で、石鎚山を拝山する。
朝日の中の瓶ヶ森

64番札所 奥前神寺が見えてきた

朝日を受ける中宮成就社

この中宮は、役の行者が、登れなかった石鎚頂上を諦めて下っていたときに、この地で老人が斧を研いで針にするという根気に出会い、再び登り開山出来たという言い伝えがあり、成就社」といわれるようだ。「諦めない事」の教えは何事にも通じる哲学だと思う。
二人で安全祈願




御神体の石鎚山

中宮成就社の神門をくぐると「八丁坂」で緩やかな下りが続き、遥拝鳥居まで気持ちよい登山道が続く。昔の1丁は109mくらいだそうだから、870mということになる。
神門をくぐって入山

最初の指導票

遥拝鳥居
因みに、私の住まい近くの黒沢山万福寺には、今も1丁毎に42番まで古い道しるべがあって、お参りの指導票として利用されている。(25.2.22(金) 黒澤山(659m)登山

遥拝鳥居からは登りに変わり、急登を繰り返しながら尾根筋をめぐって行く。疲れてくる頃に「試しの鎖」の架かる1,592mの小ピーク前社ヶ森に着く。ここには休憩小屋があり、力水や甘酒なども用意してある。紅葉前線が下りてきていて岩壁、鎖場と紅葉が同時に見える。
遥拝所辺りからの山頂

1.1kmの指導票

前社ヶ森から瓶ヶ森

試しの鎖と紅葉
ここを過ぎ、さらに登っていくと平な尾根に出る、夜明かし峠だ。ここには、登山道には珍しい断面行程図が設置されている。一時平坦だが、すぐに本格的登山道に変ってくる。
試しの鎖と前社ヶ森を振り返る
奥に中宮成就社が見えている

夜明かし峠付近の紅葉

夜明かし峠からの紅葉

紅葉を鑑賞
2.6kmの指導票


紅葉の中を登る

鎖場が見えた

紅葉前線が麓に下っている

紅葉の盛り
一の鎖場を迂回して、二の鎖場の入り口が土小屋からの登山道と合流点だここからはさらに多くの登山者が登るようになり、迂回路も渋滞箇所が出来だす。登りと下りの登山者がひっきりなしに行きかい、西日本最高峰で、登山と修業登山が重なっている人気の山を実感する。

鎖場はすべて迂回路経由で登ってきた、階段が整備されている場所は歩きやすいが、なかなかの急登が続いている。二の鎖、三の鎖と迂回路を登ってゆくと、回り込んで山頂石鎚神社の下に到着する。
二の鎖上部

天狗岳と南尖鋒

ヘリ

面河分岐

三の鎖迂回階段
階段を登って神社へとお参りするが、すごい人並み、掻き分ける様にして進まないと、皆さん頂上に着いた達成感で佇んでしまっておられる。
山荘下の階段 肩が触れると下りの人は
谷へ転落しそう

2人を探せ状態

我々も座るところを探すが有りそうにないので、頂上山荘に入って休むことにした。小屋で味噌汁を注文し、いつものお結びと一緒に戴くことが出来た。休憩し天狗峰に向かって再び岸壁のほうに行って見るが、順番待ちの状況になっている。

しばらく待ってみるが、とても前に進んでいるようにない。諦めて下ることにする。これは勇気ある撤退ということにして欲しい。本当は少しビビッていたのだ。
何とか撮れた1枚 西ノ冠岳方面



列を作っての下り

登山者の頭越しに 

下り始めて、1,920m三角点峰や西ノ冠岳方向の紅葉を撮る。定番の天狗岳を撮る(納得のアングルまで掻き分けて前に出ないと)気持ちは失せていた。今度土小屋から登るときまでとっておく。

下りも登る人と下る人に酔いながら、二の鎖下について一服だ。道が分かれて少し静かになるが、それでも後・前に登山者の人が常にいる状況だ。夜明かし峠手前では30人くらいの団体登山の方たちがガイドの話しを聞いておられる。
三の鎖下

二の鎖下 土小屋分岐

団体さんに遭遇

人垣の中を分けてお先に下らせていただく。前社ヶ森まで下って一杯400円のインスタントコーヒーを戴き休憩していると、先ほどの団体が到着されたようで、騒がしくなってきた。

我々も先を急いで木製階段を下っていく。先日昇られた「気ままに山歩き」さんのブログに書いてあったけど、階段のハバが狭くて、集中を要す。狭い上に丁寧に半段をつけてあるところもあり、かかとは半段、つま先は下の段といった場所もある。八丁坂まで来るとやれやれだ。

登山道の神門についた、下り2時間8分でした。登りが2時間30分、今日は天狗岳に行かなかったので、中宮でお礼参りもしなかった。次回土小屋経由で登ってきたときお礼参りすることで許してもらおう。
後1.1kmまで下った

山門をくぐって中宮成就社へ到着

山ノ神様の本拠にお邪魔した今回の山行、天気もよく紅葉もきれいだったのだが、混雑の一因に我等がなってしまいました。ちょっと反省しています。ともあれ西日本最高峰登頂です。
帰りの中宮旅館街
お楽しみソフトクリーム

ローウエイ成就駅へ、木陰の下り

瓶ヶ森 1,896mの見納め

下谷の急流へ到着
穏やかな天気を授かった山の神様に感謝です。ほら貝が聴けたり、紅葉取材であろうヘリが見られたのも良かったなー・・・。 あ、それと最後にブナハリ茸ゲットできたのもサイコー、今日のお昼はブナハリの味噌汁です・・・・

本日の花と木
シコクアザミ?




ツリバナ

ナナカマドの黄葉

キクバ?ヒヨドリ?

ホソバノヤマハハコ

リンドウ

シロモジ 葉に特徴あり

大ブナ

ヒノキの株

ブナの株

ミズナラとブナの助け合い
投稿55枚最後までご覧くださりありがとう山でした。

1 件のコメント:

S_Ogawa さんのコメント...

石鎚山に紅葉を見に出かけました。人気の山そして連休最後の日、すごい人出で、静かな山の紅葉とはまったく違っていました。