2014.10.8(水) 三坂山(902.5m)登山&天体ショー
天候晴れ 10.4km 19,768歩 5時間13分 ↑695m ↓737m 1人
津山9:30⇒43km1時間10分⇒10:40山小屋駐車地10:50→12:13展望台→12:44十石茶屋跡→13:09三坂山三角点13:55→14:22三坂峠道祖神→14:40十石茶屋跡→15:00展望台→16:00駐車地16:05⇒32.9km 57分⇒17:07津山着
今朝起きると快晴。お尻がむずむずして落ち着かない。思い付きが遅かったが、お山に出かけることにした。行き先は大山古道の久世と湯原の間に聳える三坂山902.5mだ。
大急ぎで地形図を打ち出し、水とカップヌードルを持って出かけた。
久世の真庭市庁舎前を三坂に向けて右折し、やまびこスタジアムを目指すが、広い道をすすんでいくと、米子自動車道の高架の下に出た。間違いに気づいてUターン。再び三坂に戻り今度は慎重に三坂上集落に向け三坂川の谷を詰める。
集落奥に大きな水をためた砂防堰堤がありその左岸を山道に入る。約1.5kmで、岡山の山百選で見覚えがある山小屋に着いた。横にある駐車場は、2台くらいしか駐車出来ないが、登山者が少なく十分なのだろう。
結局今日は1人も登山者に遭うことは無く、終始1人山行であった。
山小屋の前に大山道の標示がある。「来いというたとて行かりょか湯原。三坂3里は5里ござる。」と詠われた難所だったようだ。スタートは355m地点、ここから三坂山山頂経由で、峠まで往復する予定。
しばらく植林の中を登ると、駐車場から登ってくる林道と合流する。少し先で林道と別れて、再び大山道に入る。大八車くらいならば登れる幅の道が植林の中に伸びている。ところどころ傾斜もあるが、緩い坂道が続く。
谷川を渡る所で猪の親子が餌取りに夢中になっている。こちらにしばらく気づかなかったのだが、カメラを用意している間に茂みに隠れてしまった。残念。 今日は下りでもウリ坊を見た。
大きな送電鉄塔の下を過ぎるとしばらくして展望台がある。この送電線は、20キロ先の泉山の麓を走っている送電線に繋がっている。出発から1時間20分、2.6km地点。標高730m付近だ。あと一頑張り。
12時44分やっと十石茶屋跡に到着。此処は明治40年ごろまで茶店があり、夫婦の小屋守がボロ屋に住んでいたようだ。津山松平藩時代に10石扶持で小屋を設けたのが十石茶屋の由来だ。
頂上まであと少し、ここはお昼を我慢、ピークハントに三坂山頂上へ向かう。帰りは頂上から三坂峠へ下って、大山道でここに帰れるはず。一方、大山道はここから分かれて、山腹をトラバースし三坂峠に抜けている。
頂上へは、後400mだが、中々の急登が続いた。13時10分 2時間20分かかって4.6km歩き、頂上到着。
櫃ヶ山・大山・雨乞山・霰ヶ山・擂鉢山・富栄山・泉山等見えすばらしい眺望だ。
10人立てば一杯になるような尖峰の頂上でお昼にする。400ccの水を登り口辺りで落としたので、水が貴重。カップヌードルの残り湯も捨てずに飲み干す。残りは約200ml途中に谷川もあるので大丈夫だ。ゆっくり休憩し、2時前に下りに向かう。
櫃ヶ山との間を低空飛行する爆撃機? |
2基編隊で蒜山方向へ飛んでいく |
櫃ヶ山ズーム |
下りもしばらく気が抜けない激下りが続く。200m下り、方向が変わると尾根歩きになり気持ちいい下りになる。500mで三坂峠に降りる。ここには嘉永3年に祭られた道祖神がある。そして山頂・湯原・足尾滝・久世へ下る十字路になっている。
十石茶屋跡は600mくらい先で、元の道へ合流出来る。道は三坂山の山腹をトラバースして行くほぼ平らな道、最後が茶屋跡へ少し登っており、綺麗なガードチェーンが架けられている。
茶屋跡からは登ってきた道をピストン下り。さくさく下れるが、要所に下山路・送電巡視路の分岐があり三坂登山口を確認しながら下る。
最後に、林道から大山道に入る入口を見過ごした。車止めまで下ってしまって気つき、登り返すか、このまま下るか思案する。お山にゴミを残して置く事が気になり、水ボトルを探しに登り返し、再び大山道を下る。
殆ど下りきって駐車場が見えるところで、お尻をこちらに向けた水ボトルを発見。
花の写真をとる折、屈み込むので良く落ちる。何か対策を講じなくてはいけませんです。
今日は一部登山道、大部分は林道ハイキングといった感じでした。適当な良い運動になりました。
無事下山、体力も養え、お山の神さん有難うさんでした。
1 件のコメント:
落合に通っているとき、追分に大山道の表示があり気になっていた。
今日はその奥の三坂山から湯原へぬける大山道を歩いてみた。
古道の面影が所々に残っていた。今は訪れる人も少ないようだ。久世中の皆さんが歴史を掘り起こして居られるようだった。
これからも是非地元の歴史の掘り起こし。
続けてもらいたいと思います。
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