2015年5月11日月曜日

2015.5.10(日) 花知ヶ仙(1247.3m) 人形仙(1003.8m)ダブル登山

2015.5.10() 花知ヶ仙(1247.3m) 人形仙(1003.8m)登山
天候 晴 15℃ 18.8km(内車移動10.5km) 625(内車移動時間40) 16,244歩 ↑720m720m 2

 津山71030km 40分⇒750P800825林道花知ヶ仙分岐→858遠藤登山道合流→945花知ヶ仙三角点9501100下山駐車地11051145人形仙登山口 昼食1215:1236母子地蔵12401332人形仙三角点→1425下山駐車地P143536km 50分⇒1525自宅



昨日は小雨を交えた曇り、今日は朝から晴天の空模様。昨夜、どこかに出かけたいと思案して、春の山の幸&お初の山登頂を思いついた。

花知ヶ仙登山レポ
お山は、花知ヶ仙と人形仙、花知ヶ仙へは遠藤集落からは登っているが、今回計画した三つ子原からは初めての登頂だ。どちらから登っても長い林道があり車で頂上近くまで進入できる。
 
花知ヶ仙ルート図

駐車地

進入禁止看板

スタート

しかし林道は狭くブッシュがのぞいて車の塗装を擦る場所もあり、注意が必要です。
1番で三つ子原集落の奥から三つ子原林道をつめていきます。奥津森林組合の進入禁止看板まで詰める予定です。

途中の妹山登山口に車が2台止まっていたので、どなたか妹山に登っておられるのかなと話をしながら三つ子原へ登って行く。昨年下りで歩いた集落入口にある大日如来の石碑で、周りの花を確認したが、花は済んでいた。昨年の様子

集落を過ぎて林道に入るとダート道になり、さらに登って傾斜が出てくると、コンクリート舗装になる。途中倉敷ナンバーの車が1台止まっている。横を通ってさらに奥へ進入し、昨年確認した進入禁止看板の前に到着。

登山者の方が1人居られたので挨拶する。倉敷ナンバーの車の方だった。これから植林の尾根に取り付いて妹山から花知ヶ仙へ登られるそうだ。三角点を探しに行かれるようで、昨年見ましたと云うとどの辺りにありましたかと問われるので、三ヶ上が見える奥の方に有ったと答えると、三角点でしたかと念を押されるので自信がなくなった。

家に帰ってから画像で確認して見ると、なるほど三角点標柱で無いのかもしれない。埋まっていると仰っておられたので4等三角点「芋山」は埋まってしまったのだろうか?・・・・
枝沢を渡る

沢を詰める

駐車地からも、しばらくはコンクリート舗装を登って行くが、西に大きく方向が変わる所で花知が仙への分岐が現われる。テープナビがありそれと知れる。

分岐から山道になりいくつか枝沢を渡りながら、谷を詰めていく。最後は右手に下刈りされたばかりの植林の底を谷川に沿って登るようになり、そのまま鞍部へ乗る。ここには指導票があって、遠藤からの登山道に合流する。頂上まで600mの表示もある。
 
遠藤からの登山道へ合流

下刈りされた斜面

頂上到着

今度は大きく方向を変え尾根を東に向かって進む。右手の斜面は引き続き下刈りされたばかりの植林が続いている。この辺りはネマガリダケが鬱蒼と茂っていたのだが、風通しがよくなった。

斜度が急になってくると下刈りも途切れ、ネマガリダケに囲まれた急な登山道を直登する様になる。スズノコを採取し、登山道の笹の子は蹴飛ばしながら頂上を目指す。傾斜が緩くなり老ブナが出てくると頂上に到着だ。頂上の眺望は利かず、しばらく休憩の後下りに向かう。


2等三角点花知山

頂上ログ
下りへ向かう

気持ちよい下り

三国山が見える

遠藤分岐まで下った
1時間強で駐車場所まで下るが、途中の三つ子原林道に下りた所で、美作山の会のパーティーに遭遇、4月に振子沢をご一緒させてもらったメンバーを含む56人の方々で、妹山を横断され、これから花知ヶ仙に登られるそうだ。さすがに山の会の皆さん、健脚だ。

花知ヶ仙の花
チゴユリ

オオカメノキ装飾花

オオカメノキ(ムシカリ)

セリバオウレン

エンレイソウ

ユキザサ

ツクバネソウ


人形仙登山レポ
我々は11時過ぎに車に着き、そのまま人形仙登山口の神子ヶ乢へ移動する。
三つ子原を下り一度179号に乗り上斎原へ向かう。ガラス美術館の手前に人形仙への案内があり、人形仙川に沿って、人形峠から羽出の森林公園に通じる三叉路に登る。上の道へ合流した所に、タタラ製鉄の人分が37人コレラで亡くなった碑があり、町の史跡になっている。
人形船ルート図

少し西に進むと道縁に2本の杉があり、ここが登山道の入口だ。人形仙と母子地蔵への案内が立っている。めぼしがついたのでここで昼休憩にする。ちょうどお昼前だ。

休憩をしているとカメラをぶら下げた若者がお一人西から歩いてこられた。挨拶して通り過ぎていかれたが、何処から歩いてこられたのだろう?。

今日のお昼ご飯は、定番つるやの漬物お結び、焼ハムお握り&お味噌汁。連れは巻き寿司とお味噌汁、デザートにドライマンゴーとカフェの豪華版。ちょっと食べすぎか?。
 
登山口
さて、午後の部出発、気持いい湿原を奥に進む。広い整備された登山道の鞍部を1つ越えると再び湿原の道となる。丸太で作った湿原内の道を進むと、母子地蔵への分岐が現れる。
湿原分岐

母子地蔵

地蔵由来

これから登る人形仙の肩

指導票に従って、まず母子地蔵へ登ってみる。一登りすると正面に子供を抱いたお地蔵様が立っている。文化・・・・月吉日と何とか判読できる。長い歳月さびしい国境の、この場所で人々に何を語ってきたのか、訪れる人に何を思わせてきただろう。来る人、〃の胸にそれぞれの思いが湧いてきただろう・・・。

再び5分程で先ほどの湿原分岐に引き返し、今度は人形仙へと登り返す。しばらくは湿原から潅木林へと気持ちのいい山道が続く。
急登を登る 下に母子地蔵が見える

大きくカーブして樹林帯を出ると、先ほどの花知ヶ仙の急登に劣らない急登がしばらく続く。
慎重に足場を取りながら登り、ガイドブックでは一ッ本松と表示されているピークに出る。が、それらしき物は見当たらない。
 
東の方向

パノラマゲレンデが見えている

三ヶ上 花知ヶ仙 泉山 上斎原が一望

ここからの眺望は北東から南西に向けすばらしい。足元に先ほどの母子地蔵、その向こうに人形峠に続く高清水高原の稜線。先ほど登った花知ヶ仙から三が上、泉山に、湯岳と手に取るようだ。足元にはイワカガミも咲いている。
人形仙頂上
 
人形仙3等三角点

頂上ログ

さらに登ると人形仙の肩につく。分岐が有るのを確認し、少しくだり気味に稜線を進むと道は再び樹林帯に入る。ここから頂上はあっけないくらいすぐ到着した。頂上は三角点標石と、頂上表示があるが、眺望は殆ど無い。奥の霧ヶ峰方向はすごい藪で覆われている。

撮影だけして下りに向かう。下りも快調に下山。湿地帯に着くと下から昆虫網を笹に擦りつけながら登ってこられる人が居た。何の調査か興味があったが、挨拶しても無視されたので、聴きそびれた。

登山口まで下ると単車で来られた男性が、登山仕度して我々と入れ替わりに登っていかれた。訪れる人もこの時期は結構いらっしゃる様だ。ここは春も良いが、秋のオタカラコウの時期に訪ねると良い感じだ。
 
駐車地へ帰着
今日もお初のコースと初登頂が出来山の幸も戴け満足の山行が出来ました。
お山の神様・お天気の神様&母子地蔵さんに感謝です。

人形仙の花 
イワカガミ

ミツバツチグリ

ヒメハギ

ムラサキサギゴケ

ユキザサ

イワカガミ

オトシブミ



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最後までご覧くださりありがとう山でした。

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