2016年1月14日木曜日

2016.1.12(火) 木野山(517m) 祇園山(550m)周回登山

2016.1.12(火) 木野山(517m) 祇園山(550m)周回登山
曇り時々晴れ 登山口6 行動時間7:36 29.9(内自転車12.3)1,139m880m 31,164 1

津山(6:50)77km 120分⇒8:50木野山駅P9001000鉄塔№501012奥宮→1023三角点→1128山峠→1334河原地→1406祇園寺→1430祇園山昼食15001536川原地駐輪地→1640木野山駅P165063km 86分⇒18:13津山着
祇園寺から木野山



相変わらず雪が降りません。引き続きスキーは完全休業。と言うことで、今日も里山歩きに出かけました。分県地図50座の未踏峰の続き、木野山と祇園山だ。

地形図を眺めていると中国自然歩道が通っている。祇園寺から有漢川へ下り巨瀬町から313号を8㎞程下れば元に帰れそうだ。下りばかりのサイクリングができそう。

愛車に自転車を積んで出発だ。まず落合に下り北房から旧有漢町に越える。田和山トンネルを超え、友末に下ったところで、祇園寺東参道の大きな案内塔が目に付く。

右折し地形図を見る。車で祇園寺に行くには、この東参拝道を行けば良いようだ。自然歩道もこの道をトレースしている。自分は自転車で下る為に、祇園寺下の河原地が目標だ。巨瀬町陰地まで下らないと目標へは行けないようだ。

河原地へ何とか着いて、八丁坂鳥居の下に自転車をデポし、再度巨瀬まで戻る。自転車なら気持ちよく下れそうだ。国道に戻って、今度は木野山駅を目指す。駅にも自然歩道の案内がある。吉備高原横断ルート「木野山神社と祇園寺を尋ねる道」の起点となっている。
木野山駅の自然歩道説明板 方谷の道から木野山の道へ

木野山神社参道

参道の指導標

神社由来

伯備線を撮り鉄

登山道の祠 正月飾りがある

5百m表示石


駅から木野山神社里宮へ移動、ガイドブックに従って神社下の舗装路を西へ山すそを登ってゆく。2百メートルほど進むと、山側に古い墓石を寄せた塚があり、自然歩道の指導標も立っている。ここが登山道入り口だ。

しばらく登ると道は折り返し山に入ってゆく。入口に祠があり前を掃き清め、。正月飾りをお祀りしてある。ここから有漢川と高梁川の合流部へ落ち込む木野山の南斜面を登っていく。下の伯備線を列車が通過していく。その度に撮り鉄の真似事をしてみる。
登山道の自然歩道指導標

7百m表示石

コウヤボウキ

南斜面を登る道

6丁目休憩舎

6丁目石
5丁目石
30分ほどで6丁の休憩東屋に到着した。中で火をたいた跡があり、常識を疑ってみる。
しばらく進むと丁目石を抱いたまま枯れてしまった、古株が現れた。たぶん5丁目の道標だろうが、これほど大事にされれば嬉しい限りだろう。この丁目石は新ルート岡山の山100選でも取り上げられている。
5丁目から高梁川と高梁の街並み

千9百m表示石



岡山幹線№50を潜る

2千m表示石

鉄塔巡視路指導標

1丁目石に到着

さらに5分で、大きな送電線鉄塔の下に出た。岡山幹線№50とある。後で解ったのだが、今日はもう1本のJR西日本川面線の送電線も横切った。送電線は現在位置を知るのにとても都合がいい。
木野山神社奥宮鳥居

狼様の好物 お塩がお供えされている

奥宮

木野山神社由来

木野山神社奥宮は瓶の上にたくさんの塩をお供えしてある。お清めの意味だろうがこれほどたくさん備えなくてもと思える。(後で調べると、祭神が狼様で、その好物の塩を供えるそうだ)神社にお参りし、三角点を探策しに行く。少し間違えたが、入口のマーキングを見つけて、すんなりと木野山3等三角点517.8mに到達した。
山頂へ入口

川津村境界標と三角点

3等三角点木野山

0.1m違うのでたぶん2014年の見直以前に書かれたもの

裏参道下山口 
木野山からは、神社西の電波塔の下が裏参道下山口だ。しばらく下ると自然歩道の指導標に、目指す祇園寺の案内がしてある。まだ10キロ先だが目的地名が発見出来、心強い。
最初の祇園寺表示が現れた

裏参道の鳥居を潜ってどんどん下っていくと、車が通れる林道へ出た。ここでも指導標が祇園寺を示してくれている。配水施設の横を通り、池のそばを通過し、JRの送電線鉄塔の下を山峠(さんたわ)へ下り着いた。
裏参道の鳥居

鳥居の額

林道へ出た

家地の配水池

池の分岐

JR川面線の送電線下を潜る

山峠道標

山峠由来

山峠お堂

仲睦まじい石仏

山峠を振り返る
峠は石仏が祀ってあり古い古道の雰囲気が残っている。小型のバスが下山してくる客を待っている。何処かの徒歩の会と表示してあった。
新山峠の指導標 祇園寺へ7.6㎞

山峠を少し下って木野山を見上げる


ここから、田園風景の里道を、自然歩道の指導票に従って延々7㎞歩いていく。要所に自然歩道の指導標、地域や史跡の説明板があって、楽しみながら歩ける。
祇園寺6.3㎞の指導標

奥に祇園山の電波塔が見えている 遠いな~

井才由来

祇園寺5㎞の指導標

国時 桐山由来

祇園寺4㎞の指導標

道標の常夜灯

才峠由来

才峠の石仏群

鬼つぶし由来

井才(いさい)・国時と桐山・才峠(さいだわ)と、いくつもアップダウンを繰り返す。ここで祇園寺3.5㎞の表示がある。あと一頑張りだが、舗装道路が腰に効いてきた。

祇園山の電波塔が見える あと一息頑張ろ~

民家の庭先のピラカンサ

倒れた自然歩道の指導標

ここでミスコース 
下の常夜灯へ下るのが正解

常夜灯には祇園宮と書いてある

1.4㎞の指導標

祇園口のバス停と1㎞の指導標

鬼つぶしの説明版を過ぎると、前方に祇園山が見えてきた。たぶん電波塔が見えるのであそこだろう。目標が見え、少し元気復活。しばらく頑張っていると、道は山肌をまく道と谷へ下る道の分岐についた。

倒れた自然歩道の指導標がありどちらに行くか思料する。下る道には少し下に常夜灯があり、今まで見てきた道標だと解るのだが、上の道をちょっと先まで進んでみることにした。集会所の横を通り、山を回り込むと次の谷間が見えた。名和谷の上部に出たようだ。

さっきの常夜灯道標まで引き返し、下っていくと指導標もあり、見覚えのある道に降り立った。今朝自転車をデポした河原地についたのだ。ここまで来れば後は祇園寺を訪ねて大杉を見、下ってきてサイクリングで下るだけだ。
ウメ

河原地到着

河原地石仏群

祇園宮鳥居

8丁坂由来とデポしていた自転車

時刻は1320分、9時から4時間強の行程だった。荷を置いて、お湯でα米を準備し、再び出発。祇園寺参道の階段をカウントしながら登ってゆく。ここも南向きの斜面で、日当たりのよい明るい道を気持ちよく登れる。
松並木が残る参道

ペアの石仏 88か所詣で?

6番 弘法大師 薬師如来様が祀ってある

丁目石があり探しながら登っていると、組の石仏が祀ってある。新しいお堂に納まった御大師と薬師如来様が六番と表示されている。

祇園寺は弘法大師が開基された名刹だそうなので八拾八ヶ所巡が出来るようになっているのだろう。鬼ノ城で見た石仏群とよく似た感じだ。このあとも何カ所か発見するが、88番まであるか定かでない?
1丁目石

祇園寺へ着いた

宝塔 県指定

木野山が見える南側の景色

岡山道が走る東側の風景


牛頭天王の額がかかる鳥居

天狗大杉

祇園寺由来

天狗大杉

祇園寺につくと、大杉をバックに域が広がって明るい広場になっていた。南側に眺望が広がり、朝から歩いてきた木野山の電波塔や送電線鉄塔が見える。東側は有漢川の谷を隔てて岡山道が吉備高原の山腹を走り、西に広島へ続く山並みが望める。いい景色だ!!

お寺にお参りして西の鳥居を潜って、今度は神社から大杉にお参りする。巨大な杉で、二上山両山寺で見た杉を思い出した。岡山県東西横綱のようだ。鳥居の額には牛頭天王の額が掲げられて、祇園精舎の守り神が祭神のようだ。
今日一番のお顔

1丁目石





山頂電波塔

中国電力電波中継等

山頂にある石仏

山頂にあった看板

登頂記念?

神社横の道を山頂に向かう。ご神水の池ノ横を通り、ピンクテープに導かれて笹の道を少し登ったところに中国電力の電波中継基地がある。その裏手が山頂のようだ。

山頂で遅い昼食を取り、15時に下りに向かう。下りで4等三角点「祇園寺480.7m」を探索し、登ってきた道を、再び階段をカウントしながら下る。下まで600段をカウントすれば8丁坂下を下れる筈。河原地は15:30分に到着。ここから自転車だ。
4等三角点「祇園寺」

祇園寺を振り返る


河原地下り口

巨瀬町陰地まで4㎞を一気に下り、国道313号で木野山駅まで8㎞自転車走行する。55分、16:35分に木野山駅の駐車地へ無事帰着した。
木野山駅に帰ると特急やくもが通過していった

連れに風邪を移され、鼻水たらたらの山行であったが、里山歩きを十分楽しめた。
お山の雰囲気もいいし、丘に広がる集落の風情もいい。 途中で出会ったおばさんに、「あんたはさっさと歩け、うらやましい」と挨拶されていい気持だった。

まだまだ歩いてみたい処だらけです。お山の神さんこれからもよろしくお願いします。
今日は有難う山でした

投稿95枚最後までご覧下さり、ありがとう山でした



0 件のコメント: