2016年12月2日金曜日

2016.11.27~30(日~水)開聞岳(924m)韓国岳(1,700m)高千穂峰(1,572m)登山

2016.11.2730(日~水)開聞岳(924m)韓国岳(1,700m)高千穂峰(1,572m)登山
 
27日(日)雨後曇り 移動日 2
3:10津山570㎞ 7時間30分熊本230㎞ 3時間 開聞ふれあい公園キャンプ場15:00
28日(月)晴れ ↑913m↓894m 9.1㎞ 12,825歩 6:16
テント場5:30→2合目5:45→5合目6:50→8:40山頂9:00→5合目10:43→2合目11:22→テント場11:45指宿砂蒸し温泉150Km 2.5Hえびの高原荘
29日(火)快晴 ↑1,635m ↓1,572m 16.3㎞ 28,821歩 8:40
えびの高原登山口6:10→韓国岳登山口6:37→1合目6:52→5合目7:32→8:15山頂8:27→9:22韓国だけ避難小屋分岐9:30→大浪池周回大浪池下分岐11:03→登山口11:5012㎞ 20
高千穂河原13:10→古宮跡13:17→火口縁14:09→14:50山頂15:00→火口縁15:28→16:00Ⓟ⇒白鳥温泉上湯702㎞ 11H 30600帰着  
イントロ編
 今年最後の遠征に、南九州へ出かけてきました。薩摩の国は温かいだろうと思ったが、冷たい季節風が吹いて、岡山のお山と変わりませんでした。しかし、快晴に恵まれ180㎞南の宮之浦岳まで見渡すことが出来、十分楽しめました。

深夜2時過ぎ起床して、道中800㎞のドライブに出発。連れと交代すること3回、10時間かけてやっと指宿へ到着。雨の中のドライブでだいぶ疲れが溜りましたが、池田湖の畔で開聞岳が見えたら・・・・キター!(^_^)v  テンションアップ( `ー´)ノ・・・
開聞岳

予定通りCOOP開聞店で買出し、開聞ふれあいキャンプ場へ駐車する。貸し切りかと思いきや、後で同じようなオートキャンプの方が来られて、今夜は広いキャンプ場に2張り立つようだ。
開聞ふれあい公園キャンプ場
運転の疲れと寝酒の効果で、日暮れとともに(-_-)zzz
起床は朝3時、ごそごそ撤収、5時には車で登山の準備。雨は止んで天気は上々。

開聞岳登頂編
 真っ暗い中を単独女性が出発され我々も続いて出発したが、カメラを忘れてUターン10分ほどロスだ。2合目登山口までは車道歩き。
2合目登山口



まだ暗いが山道に進入、登山道を登る。2.5合目に休憩ベンチもあったがスルーして3合目を目指す。火山灰の登山道は所々深く削られ、溝になった登山道を登って行く。


5合展望デッキ

長崎鼻岬

3合目、頂上まで2.9㎞、610分通過、まだまだ暗い。
4合目、頂上まで2.5㎞、633分通過、多少明るくなってきた。

5合目、頂上まで2.0㎞、救助第4ポイント。652分、展望デッキが設えられている。
眺望も利く。眼下に長崎鼻岬がオハヨー(^O^)/、すがすがしい朝の眺めだ。
日が昇る6合

ゴーロが始まる7合

飛び石ゴーロの道

6合目、後1.6㎞、日が昇ってきた。714分通過。
7合目、後1.1㎞、ゴーロ帯が現れだした。太平洋の絶景が広がる、救助第3ポイント。745分。
ヒメモチ?

第3救助ポイント 7.1合

仙人洞




8合温度計 6℃

仙人洞を通過し8合まで登ると傾斜はさらに急に、トラバースする登山道も階段、ロープ、梯子と出てくる。8合指導票には6℃を示す温度計があった。757分。
9合温度計 5℃

影開聞岳

9合指導票にも温度計、ここは5℃。影開聞岳が下に見える。後0.4㎞。最後の梯子場を通過。お山北側の景色に変わり、池田湖が見えてきた。






山頂社がある。登頂だ~(*^^*) 
九州最南端のお山は、360の眺望で、我々を迎えてくれました。
山頂御嶽社

登頂記念



三角点ログ

山頂眺望


想像より狭い、岩ゴロゴロの山頂。ここまで2人の登山者と出会っただけだった。カフェを飲んでいると2人登ってこられ、頂上交代。

下りではとても沢山の登山者と出会った。両の手、両足で数え切れない程だ。さすが100名山。駐車場には車が30台くらい止まっていた。
えぐれた登山道を下る

2.5号へ下山

2合目登山口へ下山

1135分無事下山。開聞岳ありがとう(^◇^)
指宿温泉へGo 初めての体験砂蒸し湯へ~
ツワブキロード


ツワブキ

ヒヨドリバナ

オトコエシ

キャンプ場へ無事下山

開聞岳さようなら

ドライレイヤーのパンツに尿取りパッドを張り付け、浴衣を羽織って砂をかけてもらう。
10分が目安ということらしい。2度ほど意識が遠退いた。出ると体が軽くなった感じで気持ち良い。60過ぎても(鯖読み)人生初体験は色々とある・・・。

今夜と明日の朝食を買出しし、150㎞先のえびの高原キャンプ場を目指す。
キャンプ場は閉鎖中。どこかでキャンプをと考えたが、現地は厳重に閉鎖。
諦めて、急遽えびの高原荘へ問合せ。素泊まりで宿をとる。今夜はお布団で温々だ。

韓国岳登頂編
 6時、宿の方に送られて出発。1200mの高原は、さすがに朝は寒い。0℃。6:30分高原登山口の遊歩道をヘッデン点けて登り始める。突然キュンと鳴き声・・・周りに光る2つの点、何頭も回りいる。鹿だ(@_@)・・・・





前方、山影から湯気が湧いている。硫黄山だ。
ガードレールが白く見えだし、車が3台止まっている。暗い斜面をヘッデンの影が動いている。韓国岳登山口だ。駐車料がいらない駐車場はすでに車が止まっているのだ。

韓国岳シルエット

硫黄山シルエット

遊歩道進入禁止

韓国岳登山口 3台駐車している

しばらく遊歩道を登ったところで登山ポスト。ここから登山道へ進入する。
1合目山頂へ1.7㎞ 6:52通過 
2合目山頂へ1.5㎞ 7:01通過 
2合

硫黄山と甑岳

白鳥山と硫黄山

霜柱

3合

3合目山頂へ1.3㎞ 7:12通過
4合目山頂へ1.1㎞ 7:19通過
4合

5合 白鳥山と甑岳

5合目あと0.9㎞ 展望地だ。7:32分到着 開聞岳・桜島・そして奥の方に屋久島の宮之浦岳。素晴らしい眺望が広がった。足元には硫黄岳・白鳥山・甑岳が朝日を受けている。

678合はさらに絶景の尾根筋を登り、9合通過は8:07分。
8:15分韓国岳1等三角点登頂・・・バンザーイ\(^o^)/・・・
6合


影 韓国岳

8合

火口を超えて阿蘇方向

9合

山頂直下から新燃岳 高千穂峰

大浪池と桜島


韓国岳山頂

ごつごつした溶岩の山頂からは、これから行く高千穂峰へ向けて、新燃岳・中岳火口、そして錦江湾に浮かぶ桜島、ずっと奥に宮之浦岳、少し右手前に昨日登った開聞岳。足元にこれから回る大浪池火口が、深いブルーの水面を湛えて居る。
北側は巨大な火口。300m落ち込んだ絶壁の向こうへ、阿蘇山へ続く九州の山並みが連なっている。
火口壁と阿蘇の山並み

山頂ログ



大浪池と桜島

新燃岳と高千穂峰

ミヤマキリシマの道を下る

頂上から、ミヤマキリシマの中を下り、韓国岳避難小屋を目指す。400mほどを下って小屋前から60mくらい登り返すと、大浪池の上に出る。池の周り4㎞を急いで回ります。
韓国岳避難小屋

ブルーの世界


大浪池のブルー

池から高千穂峰

霧島由来
深いブルーの水面と青い空が大変奇麗、どこを切り取っても青い画像。素晴らしい。
後に高千穂登山が残っているので、ゆっくり出来ません。奇麗々・・・を連発しながら先を急ぎます。

池展望から大浪池

池から韓国岳

自然歩道案内

登山口0.5㎞指導票

登山口へ下山

駐車地へ下高千穂河原へ移動
池から降り、高原の中を大浪池登山口を目指して下ります。いくつも沢を超え1時間、12時大波池登山口へ下山。ここはちょうど鹿児島・宮崎県の県境のようです。宮崎県側へ少し車道を歩いて駐車地に帰り、急いでアルファー米を準備して高千穂河原へ移動です。

高千穂峰登頂編
お昼ご飯を高千穂河原で戴き、1310分から登り始めます。予定は3時間、下りのタイムリミットは15時だ。それで登頂できなければ引き返す。



参拝のお客さんと一緒に古霧島神宮跡を目指します。登山道は始め整備された石段を登りますが、尾根に出たあたりから山道となった。
ミヤマキリシマ 四季咲きでしょうか?

石畳の登山道

中岳が見える

火口縁を目指して登ります

火山礫が積もった砂の道を登っていくと、岩石帯を登るルートと砂地の道を登っていくルートに分かれている。我々は黄色いマーカーの付いた岩石帯のルートをチョイス。

溶岩が固まった岩は火山ガスが抜けた跡が滑り止めになるので、浮石だけ気を付ければしっかり足場が出来、登りやすい。上にお鉢の縁が見えているので、頑張って登る。
火口縁から御鉢

御鉢から高千穂峰

火口縁から韓国岳

背門丘に下山パーティー

天空の路を背門丘へ

背門丘から昔の霧島神宮址へ

午後から登山。登る人はいないが、下ってくる登山者は多い。14時御鉢の縁到着、約1時間経過。御鉢の縁は天空の遊歩道だ。正面に高千穂峰、右に火口・左が山腹。ほぼ平坦で、どんどん歩ける。下ってくる登山者とあいさつしながら火口を半周、背門丘到達だ。最も古い霧島神宮があったとされる鞍部へ少し下る。時間は14:25分。
山頂直下から韓国岳

山頂到着

天逆鉾


山頂小屋

登頂記念
登頂記念

小屋内部はきれい

100mほど登り返しだ。親子さんが下って来られて、最終の下り登山者だった。1450分登頂・・・今日2度目の\(^o^)/・・・

絶頂で記念撮影。逆鉾に参拝。記念品をと思って山頂小屋を覘いたが誰もおられず、お土産品も置いてない。撮影画像をお土産にしよう。
砂の道を下る

名残惜しい高千穂峰

天空の路を下山

砂滑り道を下山

高千穂峰さらば
予定通り15時下りに向かう。急いで砂道を滑るように下り、わずか1時間で予定より早く下る。ビジタセンターに寄り、見学も出来た。

天孫降臨神話の地を歩き、日本神話に触れた登山は、山神様のお導きで無事下山できました。天気にも恵まれて、今回も楽しい登山。お山の神様へ感謝で~す ・・・・( ◠‿◠ )

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最後までご覧いただきありがとう山でした


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