2017.5.17~21(水~日) 丹沢山(1,567m)雲取山(2,017m)両神山(1,723m)
遠征登山 §Ⅲ 両神山
17(水)曇り ↑1,195m ↓228m 6.4㎞ 11,219歩 4:20分
3:30津山⇒600㎞ 8時間⇒11:35戸沢登山口Ⓟ12:00→14:10花立山荘→14:50塔ノ岳→15:40龍ケ馬場→16:20みやま山荘泊
18(木)曇り一時小雨 5℃ ↑700m ↓1,300m 14.6㎞ 26,679歩 7:50分
みやま山荘(丹沢山)5:00→5:40不動ノ峰→6:10鬼ヶ岩→6:50蛭ヶ岳7:00→8:10丹沢山→9:30塔ノ岳→11:00新大日→11:20政次郎の頭→12:50戸沢登山口Ⓟ⇒富士五湖道路経由160㎞⇒18:00秩父三峰神社興雲閣泊
19(金)晴 ↑1,200m ↓500m 12.1㎞ 21,967歩 7:30分
三峰Ⓟ5:20→5:50登山口→6:25炭焼平→7:05霧藻ヶ峰7:15→8:40前白岩山→9:45白岩山10:10→10:50大ダワ→11:15雲取山荘11:40→12:10雲取山12:25→12:50雲取山荘泊
20(土)晴 ↑1,100m↓1,200m 16.6㎞ 29,883歩 9:00分
雲取山荘3:50→4:20雲取山4:50→5:15雲取山荘6:00→6:10大ダワ→7:20白岩山7:30→7:50前白岩山→9:07霧藻ヶ峰9:15→9:30炭焼き平→10:25登山口Ⓟ⇒36㎞⇒13:30日向大谷Ⓟ13:50→14:10会所→16:20清滝山荘泊
21(日)晴 ↑700m ↓1,100m 7.5㎞ 18,387歩 5:00分
清滝山荘5:00→5:25産体尾根→5:40横岩→5:55両神神社→6:30両神山6:40→7:00神社→7:35産体尾根→7:50清滝山荘8:10→9:30会所→10:00日向大谷Ⓟ10:20⇒11:00両神荘入浴12:30⇒中央道経由655㎞ 9:10分⇒10:20帰着
§Ⅲ 両神山
雲取山を昼前に下山、三峰神社から小鹿野町の両神山へ移動します。
霧藻ヶ峰から望む両神山 |
両神山は、奥秩父山塊の北部に単独で聳える岩峰。雲取山からも良く見える。遠目でもギザギザの稜線は岩山であることを伺わせるお山。
両神山 三峰山 武甲山を秩父三山と呼び山岳信仰の霊峰。山域には数々の石仏や石柱があり、修験道の山を物語っている。
さて、雲取山を降りた我々は、ツツジの咲き誇る県道を下り、二瀬ダムの堰堤を渡ってルート140号へ帰ります。秩父鉄道三峰口から国道を離れて山を越え、小鹿野町両神小森へ40㎞程ドライブします。
小鹿野町でお昼・今夜と明日の食料を買出し、再び山に入ります。13時過ぎに登山口の日向大谷へ到着お昼を戴きます。13:50分1300m地点の清滝山荘目指して登山にかかります。標高差600m、4㎞の行程です。シュラフと銀マット・サーマレスト、食料を持って4㎏プラスの荷。水が豊富な小屋で2Lペットボトルが必要ないのが救いです。
両神山荘横を登山道へ 登山届を投函 |
昼過ぎで、早い登山者は下山している。心配した駐車場も一番上のバス停に駐車出来た。500円の駐車料を払いに両神山荘へ寄り、登山ポストに登山届を投函してから登山道へ進入します。鳥居を潜って登山道が伸びている。雲取山と同じだ。
鳥居を潜って登山道へ |
最初に渡る涸れ沢 |
磐座の石仏 |
会所の丸木橋 |
緩やかに山腹を登って行くが、道幅が狭く下山してくる登山者とすれ違いが難しい。谷は深く、滑落に注意が必要だ。涸れ沢を超え30分ほど登ると下りになり最初の沢に着く。渡渉する丸木橋がある。ここが会所と言われる所だろう、七滝沢と薄川が出会う沢だ。
一つ尾根を越え、薄川の沢を登る。渡渉すること3回、4度目の渡渉を前に休憩だ。1時間40分ほど歩いてきた。荷を解いて大休止。3㎞程進んだが、なかなか手ごわい登りが続く。
八海山の指導標 |
ここから先はもっと急になった。左岸に渡り谷筋をトラバース気味に登って行くと清滝小屋0.8㎞の指導票が現れた、時間は3時半、下山してくる登山者も少なくなった。
まだかまだかと登るが目途がつかず、ますます急になる谷筋を息を切らせ、喘ぎながら登る。つれもここにきて喘いでいる。突然弘法の水場が現れた。ここまでくればあと少し。冷たい水を補給して一息つく。
清滝山荘に着いたのは16:20分、登り始めて2:30分の登りでした。小屋には先客が5人我々を含め7人の泊りのようだ。テンバにも三張りほどたっている。
炊事場・水洗便所もあって快適な山小屋だ。買出ししたお弁当と、バーボンの寝酒で相撲を聞きながらうとうとしてしまった。7時ごろに1度おきて歯磨きとトイレを済ませzzz・・・・
早朝出発 頂上へアタック |
ラショウモンカズラ |
シャクナゲ |
テント場 4張? |
朝は4時過ぎに目覚めた。食事してパッキング。バックパックは小屋にデポ、アタックザックで水と雨具を携行し、いざ出発。5:8分出発です。鈴が坂の九十九道を登って行くと、産体尾根に乗った。7滝沢ルートの合流地点でもある。はるか上に山頂稜線が望める。
鈴が坂 |
ニリンソウ |
産体尾根から山頂 |
ヒメイチゲ |
横岩 |
尾根はだんだん狭く岩場が出てくる。急登の鎖場が続くが、20分ほどで横岩に着いた。
ここから道は樹林帯の登りとなり10分ほどで神社の鳥居に到着した。
八日見(両神)山神社 |
當山古歌 読人不知 東路に八日見山の露超えて 麓は暗き谷川の音 |
両神山神社? |
オオカミの狛犬が迎えてくれる。回り込むともう1社ありここもオオカミの狛犬様だ。安全祈願をして、稜線を山頂に向かう。アカヤシオツツジが奇麗に咲いている。
ミツバツツジとアカヤシオ |
フデリンドウ |
2等三角点「両神山」 |
細尾根を巡り、白伊差ルート分岐の休憩ベンチを過ぎると木道と鎖場があり頂上に着く。
6:40分。2等三角点「両神山」山頂だ~。
2人程登山者がおられる。昨日登った雲取山の横に富士山も見えている。狭い山頂だが眺めはすこぶるよろしい。お山の同定が出来ないのがちょっと残念。
富士山 |
方位版の富士 |
南アルプス? |
雲取山と富士 |
日本観光地百選入選記念碑 1950年毎日新聞社が観光地投票を実施し山岳入選10座の内
両神山が7位55万3千票あまりで入選した。
因みに1位は蔵王、大山は9位 三瓶山が10位だった
|
予定した三座の遠征登山、完登達成で~す。
\(^o^)/
連れも顔が浮腫み自分も股関節が悲鳴を上げているが、なんとか持った体力。
随分と自信が付いた山行になったけど、下山も気を付けて下らねばならぬ。(^ム^)
慎重に岩場を下り、小屋でカフェタイム。デポしていたバックパックを担ぎ10:30分。日向大谷の駐車地へ無事下山した。
フデリンドウと蜜吸い |
清滝小屋さらば |
サクラソウ |
ハコベ |
石仏 |
下りは日曜日ということもあり、登山者がどんどん、ひっきりなしに登ってこられる。登り優先のルールに従って道を譲っていた、結果、登りとあまり変わらない時間になった。
丸木橋まで帰った |
登山口の鳥居が見えた |
ノリウツギ |
両神山荘 |
下った尾根を振り返る |
無事駐車地に降りた |
11時前。汗を流しに国民宿舎両神荘へ寄る。一番湯の貸し切り温泉でさっぱりし、帰路に着いた。
今回の総括
4泊5日の山行ログは、 百名山3座登頂 ⤴4,195m ⤵4,328 57.2㎞ 108,135歩でした。
丹沢登頂記念 |
雲取山登頂記念 |
両神山登頂記念 |
特に欲しかった2017X2017 |
中4日でほぼ疲れも解消。ブログアップも5日目には済みそう(*^_^*)
そろそろ次の計画作りに掛かりましょうか・・・・( `ー´)ノ
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最後までご覧くださりありがとう山でした