2017年5月13日土曜日

2017.5.12(金) 三国山(1,251m)残雪撤退登山

2017.5.12() 三国山(1,251m)残雪撤退登山

曇り 19℃ 3.3+2.4㎞ 2:46+90 1人 ↑350m ↓336m  6,607+α

7:20津山⇒59㎞ 分⇒9:40登山口Ⓟ9:5510:35 1,006mベンチ→11:00名物階段11:0412:00 1,006mベンチ→Ⓟ12:30昼食 山王谷林道山歩⇒17:30分帰着
ロッジ三国山荘

昨年と同じ日、三国山のサンカヨウを見に出かけてみた。
例によって山王谷林道をダート走行8㎞。沢を越え、尾根を越え、さらに奥に進むとやっと登山口のある「ロッジ三国山荘」(名前負けしている山小屋だが管理者の思いが伝わる)へ到着する。
 
路肩に駐車

登山口

今日午前中は晴予報だったのだが?上空はどんより雲が広がっている。途中の山影には雪も残っていたし、先が心配。支度して、登山口から急登の階段をゆっくり々々登る。
チゴユリ

シハイスミレ

ツクバネソウ

タチツボスミレ

シハイスミレ

ニシキゴロモ


咲き始めたイワカガミ

ツルシキミ

トキワイカリソウ

ツクバネソウ蕾


オオカメノキ
スミレサイシン

ユキザサ

ミヤマカタバミ

シハイスミレが足元で奇麗な花を咲かせ歓迎してくれる。ニシキゴロモ・ツクバネソウ・チゴユリ・タチツボスミレ・スミレサイシンなどが次々と咲いて、苦しい階段登りを癒してくれる。

しばらく登ると、大木の根元に今日の目的の一つ、イワカガミが咲き始めている。
歩き始めて40分。花たちを撮影しながら1006mピークの休憩ベンチへ到着。ほぼ中間地点まで登ってきた。
休憩ベンチ

残っているタムシバ


少し下って再び登りに差し掛かると大きなブナの根元を通過する。スズノコの先が覗いている。いつもは蹴とばして登山道を行くのだが、今シーズン最初のスズノコ。手で折って23本ゲットした。
登山道の残雪

踏み抜いた残雪

この辺から行く手に残雪が出て来た。平らなところで、1度踏み抜く。20㎝程の踏み抜きなので問題はないのだが、この先の状況が気になる。

ルートは尾根をトラバース、核心部のⅤ字谷の渡渉にさしかかる。ここに目的のサンカヨウの群落があるのだが、手前に残雪。足場が不安定でスリップすれば泥だらけ、慎重に1っ歩ずつ進み、名物階段のあるサンカヨウの谷に着いた。
谷が埋まっている

名物階段とサンカヨウの谷

谷は残雪で満たされて完全に埋まっている。この先に2度Ⅴ字谷の渡渉があるのだが、アイゼンは持ってない。さてどうしたものかしばらく思案する。

山頂はもうすぐ。200m程のこの区間をクリアすればあとはブナの間を登るので安全だ。
無理すれば進めるが、踏み抜いて谷筋に落ちることや滑落することも考えられる。
う~む (^^;)・・・・
 
撤退地点から山頂方向
サンカヨウの花見は断念せざるを得ない。山頂に行くリスクを冒す必要もない。帰りにスズノコを拾う楽しみがあるし、ここで撤退。踵を返すことにした。登り始めて1時間でした。(^_^)v

熊と遭遇しないように鈴を鳴らし、途中の山の幸を戴いて休憩ベンチまで下り一休み。駐車場へ降りたら12時半、小屋のベンチでランチです。
下りで振り返る稜線

登山口へ下山

昼から山王谷林道を奥に1.2㎞程山歩してみた。車止めから100m程進めば20台は駐車できるような広い路肩がある。林道はさらに奥に伸びて途中にサンカヨウも咲いていた。諦めていた花が見られたのだが、残念ながらカメラは車に置いてきた。

大きな堰堤の前へ出た。上から大きな谷筋が降りてきている。登山道の尾根が見えてるので、さっき折り返したサンカヨウの谷の下流のようだ。このあたりの林道は残雪に埋まっている。さらに進んで、ゴーロの稜線が見えてきたところで折り返した。
 
登山口に咲くヤマルリソウ

現在地 ロッジ三国山荘

今日も1日お山で遊べました。
お山の神様へ感謝です~( ◠‿◠ )

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最後までご覧いただきありがとう山でした


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