2021.4.6(火) 扇ノ山(1,310m) B,C 上山ルート
☀ 登山口3℃ 2人 ↑944m ↓927m 13.7km 6:40分 歩⁇
自宅5:10⇒7:10上山高原Ⓟ7:25→コズッコ小屋8:43→アシュウ杉9:14→オオズッコ9:44→扇ノ山10:10→東斜面ドロップ10:28→10:42山頂(昼食)11:25→西斜面ドロップ11:40→山頂12:03→オオズッコ12:54→上山高原Ⓟ14:15⇒自宅17:10
20-21シーズンのSkiも滑り収め、師匠大山の風さんと二人で扇ノ山上山高原ルートをツアーSKIしてきた。麓の桜は桜も散っているのですが、高原まで登るとまだ見ごろでした。
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ショーブ池から山頂を望む |
鳥取道を経由し、ルート9号の蒲生峠を越え兵庫県の新温泉町 海上集落から上山高原を目指します。2か所除雪の跡が残る、開いたばかりの林道を登り上山高原へ到着です。高原の雪もほぼ解けていて、林道の窪地に沿って残雪が残っている程度です。
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上山高原へ駐車 |
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しばらく林道歩き |
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林道は雪切れしている |
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ショーブ池
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少し壺足で歩き、シール登行へ切り替えます。しばらくすると例年雪の少ないショーブ池の上へ出ます。雪は途切れ、Skiを担いで進みます。今年のショーブ池は水面が広がり、例年見られる雪と氷の湖面はありません。斜面の根開き模様を辿ると、稜線の奥にオオズッコから山頂小屋が確認できます。
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マンサク |
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タムシバ |
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再び雪切れ |
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小屋登り口(因みに現地案内では小ヅッコ小屋です) |
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小屋の周りも地面が出てきた |
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小屋からブナ林へ |
再びスキーを装着しやや傾斜が出た林道を登りましたが、又雪切れ。再びシートラからシール登行へ、例年難所の林道斜面をトラバースすると、コズッコ小屋の下へ着いた。ここも雪が途切れていました。小屋の登り口も階段が現れ、雪はありません。
小屋まで歩いて登りますが、マンサクやタムシバの花に励まされます。ブナの梢に遊ぶ小鳥たちも、盛んにさえずっています。小屋の周りも雪解けが進み、地面が徐々に広がってきています。
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タムシバ満開 |
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河合谷登山口 水とのふれあい広場分岐 |
三度SKIに履き替え、雪を拾いながらブナ林を進みます。目印のタムシバは満開で、霜にも会わず白い花弁をいっぱいに広げています。しばし2人で見とれます(@_@)・・・
登るにつれ雪が増え、コース取りが楽になってきますが、落ちた枯れ枝に足を取られます。やがて、水とのふれあい広場への分岐へ着いた。指導票の頭が出て例年よりだいぶ雪が少ないことがわかります。さらに進むとアシュウ杉の老木が目印の大石尾根コース分岐へ着きました。
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奥にお地蔵様 |
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目印のアシュウ杉 |
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根開きが進むブナの株 |
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1.6kmの中間点 |
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辺りのブナ林 |
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ぐるりとブナしか見えません |
杉の根元に地蔵様がいらっしゃいます。どなたが安置されたのか⁇・・・登山者の癒しになっているパワースポットです。この辺りの若ブナは密度が高く、どちらを向いてもブナの林が広がっているように見えます。1.6㎞の中間地点の指導票が無ければ、少し不安になる所です。
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オオズッコの登りから上山高原方向を振り返る |
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オオズッコから扇の山山頂 避難小屋が見える |
一つ丘を越えると、オオズッコの登りが始まります。この辺りまで登ると、まだ冬の感じが残って、霧氷の残骸が見られます。標高1200mを越えています。
しばらく登りが続くと、1273mのオオズッコへ到着だ。向こうに扇ノ山山頂小屋が望め、あと一息。元気が出ます( `ー´)ノ・・・
一度鞍部へ下りますが、手前に上地コースの分岐がある。このくだりはシール装着したまま下るので、コース取りに難儀しました。
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山頂下を登る |
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展望所に雪は無い |
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大山から鳥取市街を俯瞰 |
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大山ズーム |
鞍部には兵庫側へ下る分岐もあるらしいのですが、今は廃道状態のようです。本峰登りにかかると、展望所が露出していました。手前には自然歩道の分岐もあるはずですが、雪に埋もれています。展望所は、大山・鳥取市街地が展望できます。そして、すぐに山頂到着です。先行者がお2人いらっしゃいました。2人ともテレマーカーさん(後日情報が入り、お一人はアルペンでした(-_-;)…)のようでした。
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山頂到着 |
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雪解けは進みましたが、1m以上残っています |
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氷ノ山も雪解けが進んでいます |
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東斜面へドロップ |
1週間前よりだいぶ雪が減っていますが、まだ1m以上残っています。我々も早速支度し、1本東斜面へドロップします。枯れ枝が邪魔をしますが、雪はザラメでエッジワークは自在です。自然歩道対岸まで滑走し登り返してお昼休憩にした。
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お昼はベンチで |
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西斜面から望む大山から鳥取市街 |
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西斜面から望む北側の眺望 |
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西斜面を下から望む |
未だ11時前、陽射しもあり、露出し始めた外のベンチで少し早めの昼休憩です。
今日のお昼は札幌ラーメン・塩味にソーセージのトッピング、Caféも戴き元気回復(^_-)-☆
昼からの部へ向かいます。今度は西側の斜面にドロップ、こちらはやや急斜面。谷筋には雨で流された霧氷の残骸が筋状に積もっていました。
急斜面の登り返しは相変わらずしんどい登行です。カール状の谷を大きくジグヲ切って登り返します。
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山頂を後に |
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最後に東斜面へドロップ |
12時、山頂小屋へ登り返して、本日3度目の山頂を踏みます。相談して、東斜面へ再びドロップ、途中まで登り返してオオズッコの鞍部にトラバースし、下りへ向かいます。
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オオズッコへ登り返し |
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シートラでオオズッコへ帰ります |
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オオズッコの下り |
オオズッコを越え、雪道ならではのアドベンチャー(^_^)v、ルートを外れ河合谷牧場の畑へ向かいます。畑は土手筋で雪が途切れていて、草の出た土手を乗り越えて進みます。
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河合谷牧場へ出た |
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牧場を帰る |
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河合谷分岐へ合流 |
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コズッコ小屋登り口へ下山 |
最後は畑横の藪を乗り越え、水とのふれあい広場分岐付近へ合流しました。植林尾根を下り、林道へ降りるとコズッコ小屋の登り口へ下山です。
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林道を下り無事下山 |
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上山高原を後にする |
帰りも3度SKIを担いで駐車地へ無事下山。道の駅・きなんせ岩見でホタルイカをお土産に帰路につきました。
シーズン最後の山スキーも、十分堪能出来ました。
ご一緒くださった師匠&お山に感謝で~す(^_^)v・・・・
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最後までご覧いただき(人''▽`)ありがとう☆山でした・・・
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