2021年8月1日日曜日

2021.7.31(土) 氷ノ山 仙谷.三ノ丸周回

2021.7.31() 氷ノ山 仙谷.三ノ丸周回

☁ 登山口20℃ 1↑839↓843m 9.6km 5:43分 15.812

 

自宅5:457:20仙谷登山口Ⓟ7:30→支尾根9:34→甑岩10:12→氷ノ山10:28→三ノ丸11:1311:18休憩舎 昼食11:38→リフトトップ12:14→自然探勝路12:29→イヌワシゲレンデ13:1513:29Ⓟ⇒自宅15:30

 

7月最終日、39日のゲレンデSKI以来、4か月ぶりに氷ノ山を訪ねます。

今日は、イワタバコの花を目当てに仙谷コースから登ってみます。大雨の浸食で通行止めだそうですが、自己責任で登ります。泉山の花とどちらにしようか迷ったのですが、標高が高くて涼しそうな氷ノ山に出かけることにしました。




さて、朝5時前に起きだして、6時前に出発です。道中1時間半ほどかかり、7時半スタートを目指します。仙谷登山口横の作業小屋に駐車し、堰堤上から杉の植林を抜けると、ゲレンデの中に仙谷コースの登山届場所が設置されていた。ゲレンデは草茫々ですが、緑のゲレンデも目に優しく、心地いい。登山届を記入し、登り始めますが、通行止め案内は見当たらない。翌日ポストの外側に掲示してある画像を見ましたが、気にせず突破する覚悟だったので、目に入りませんでした。

登山ポスト
仙谷コース
2/10
自然探勝路分岐
谷筋へ向かうトラバース
大倉谷渡渉

ゲレンデ端から再び植林に入って登って行きます。山頂まで2.3㎞の案内。日差しを受けると暑さを感じますが、日影は涼しく歩けます。しばらく登ると、自然探勝路分岐へ着きました。仙谷コース2/10の案内も立っています。道は斜面をトラバースしながら谷筋へ向かいます。

 

100mほど進むと最初の渡渉地点が現れます。ここは大倉谷の下流。BCSkiで下ってくる谷筋だ。そして、もう一度斜面をトラバースすると、仙谷の下流部へ入って行く。

荒れた沢 赤テープを目標に進む

ミゾホオズキ

サワオトギリ



仙谷は、大雨の痕跡が残っている。階段を上り、登山道を巡ると足元がえぐられ道が流失。下流部を迂回する。えぐれた濁流跡を道を探して進むようなコースが続きます。道は有ったり無かったりしますが、テープナビを目当てに、歩けるところを探して飛び石伝いに登ります。

 

イワタバコ



タマガワホトトギス

コオニユリ

シモツケソウ

時折、流失を免れた岩の斜面に、ミゾホオズキ・サワオトギリ・シモツケソウ・ギンバイソウなどがみられます。谷筋を1時間程大汗しながら登りますが、湿気でメガネが曇って画像を撮るのもかすみ、ピントが来ているかどうか当てずっぽうになる。すると、足元にイワタバコが散っていた。上の岩に沢山の株がみられます。やっとお目当て発見だ・・・\(^o^)

 

眼鏡をぬぐい、撮影しますが、足元が悪く近づけない。何枚か撮って再び登りに向かいます。最後の鎖場はユリとタマガワホトトギス、シモツケソウも咲いて、ちょっとしたお花畑に成っていた。

最後の鎖場
6/10

 

尾根に乗った

鎖場を登れば支尾根に乗る。難所続きの荒れた沢の脱出だ。仙谷コース6/10の案内が立っている。尾根に上がると、谷越えにスキー場が見えている。上に向けてブナ林が続き、今度はブナの根っこがぼこぼこの登山道だ。20分程急な支尾根を直登すると、仙谷分れへ到着した。

仙谷口へ到着

兵庫側の福定からと若桜側からの道が合流して登ってくる主稜線へ出た。大息をして登って来たので、ベンチで休憩。昨夜凍らせた、ペットボトルの氷水でクールダウンです。そうしているうちにも2組ほど通過していかれた。土曜日で登山者は多い。
甑岩が見える

再びスタート。1段登ると、前に甑岩が見え、今日はこの岩にも上ってみる。女性のMさんも登っておられたので、おいらにもと思って取り付いた。藪を分けて踏み跡をたどるが、岩に取り付いてから、すこし後悔。なかなか急な岸壁、3点支持して何とか切り抜けた。

甑岩からスキー場を俯瞰

陣鉢山が霞む

山頂方向は途中まで藪漕ぎになった(>_<)


上に出ても雲で視界はわずか、すぐ山頂へ向かうが、再びの藪漕ぎで露に濡れ2度目の後悔と云う具合でした。興味本位で登るところではありませんでした…(-_-;)

山頂三角点登頂
賑う山頂
小屋温度19℃ 
外はもっと涼しい

 

眺望は望めない山頂だが、涼しくて歩くには最適
この後山頂への石畳道は、事前の岩場トレーニングですこぶる快調に登れた管理人でした。

10時半山頂到着、3時間の登りでした。小屋温度は19℃、人もどんどん登って来られ、早々に三ノ丸へ向け転進、この冬も歩いた稜線を進みます。笹丈は2mを越え、冬と違って視界はまったくありません。ただ前方に道が伸びている感じです。

キャラボクの古木
鳥取県の天然記念物に
指定された群落

自然杉の森を通過

ワサビ谷の目印

三ノ丸が近づいた

途中に切り開きが伸びていたので、キャラボクの古木に寄り道します。冬、大きな雪庇が出来る鞍部は今、笹薮の切り開きで登りが少しあるくらい。冬の厳しさは感じられません。

Snowモンスターの出来る古木の森を抜け、ワサビ谷の降り口看板を探しながら西進します。冬は見落としがちな看板は、夏道を通っているとすぐ発見できました。

三ノ丸到着

展望台から氷ノ山方向を振り返る

笹原の中に避難小屋

笹に埋もれる避難小屋

兵庫波賀方面分岐通過

 

3ノ丸到着は11時過ぎ、そろそろお昼にしたい。展望台へ上がると、雲と稜線の間に、眺望が広がった。後続が見え,狭い展望台の占拠はためらわれ画像だけ戴き、下の休憩舎まで移動します。

三ノ丸休憩舎でお昼

休憩舎も床板老朽化で使用禁止のテープがあるが、自己責任で使わせていただく。

11時過ぎお昼にします。今日もコンビニおにぎりとインスタント味噌汁、食後のカフェと満足なお昼休憩です。

三ノ丸から見た休憩舎と下る尾根筋

ブナ林付近で山頂を振り返る
登った甑岩も甑のように見え、名前の由来かな⁇ 
冬樹氷が付くブナの林を下る
リフトまで降りてきた
緑のSKI場を俯瞰 最奥に扇ノ山
ゲレンデのタケニグサ
探勝路入り口 洗われているが難なく歩ける

しばらくして、後続のお二人も入って来られ一緒にお昼にした。涼しい風が吹抜け、汗冷えで寒さを感じるくらいです。休憩後、樹氷の出来るブナ林目指して下ります。さらにSKI場へ続く植林尾根を快調に下り、チャレンジリフト最上部へ下山。上から緑のゲレンデを俯瞰する。10分程急な丸太階段を下り、リフト中間地点の南自然探勝路へ入ります。

杉木立の中を進むと
サワギク
大栃は健在
自然林は気持ちいい
癒されるミクワ谷下流部
イヌワシゲレンデに下山
ネジバナ
ウツボグサ
ゲンノショウコとシジミチョウ

 

アルパインゲレンデの夏はイチゴ栽培


探勝路はミクワ谷・山葵谷を越えイヌワシゲレンデへと山肌をトラバースしながら下ります。深い森の中を進むので、日差しを遮り涼しい風が吹き抜けて心地よく歩けます。途中、お茶休憩を入れながら1.4㎞ほど進むとイヌワシゲレンデに飛び出しました。ゲレンデの花を楽しみながら、1330分無事駐車地へ下山しました…\(^o^)

無事登山口へ下山

今回も満足な山行になりました。お山に感謝です…(^_^)v

投稿画像59枚

ご覧いただき(人''▽`)ありがとう☆山でしたm(_ _)m… 

 

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