2022年10月22日土曜日

§Ⅳ 2022.10.16(日) 那須岳1,915m・三本槍岳1,917m

§ 2022.10.16() 那須岳1,915m・三本槍岳1,917

☀ 微風11 2人 ↑1,287m 1,249m 15.1Km 8:16 26,104

 

大丸♨Ⓟ5:47→峰ノ茶屋県営ⓟ6:20→峰ノ茶屋跡避難小屋7:10→那須岳7:54→峰ノ茶屋跡避難小屋8:45→朝日岳分岐9:28→清水平9:5310:34三本槍岳昼食11:04→清水平11:4412:27朝日岳12:31→峰ノ茶屋跡避難小屋13:14→峰ノ茶屋県営ⓟ13:44→大丸♨ⓟ14:05⇒那須山令和の湯♨⇒800㎞⇒翌朝9:00自宅

那須岳から那須連山を望む 中央左奥が三本槍岳 右のピークが朝日岳



 

道の駅那須高原友愛の森で3時過ぎ起床、4時過ぎには登山口の峰の茶屋県営駐車場へ向け移動します。暗い内に県営駐車場へ着いたが、既に満車。ゴンドラ駅の下、大丸温泉の駐車場まで降りて、公衆トイレの駐車場へ何とか駐車出来ました。

紅く照らされる那須岳

眼下に雲海 ロープウエイ駅付近

峰の茶屋駐車地を目指して登ります

 

紅葉シーズン真っ盛りの日曜日、峰ノ茶屋登山口の県営駐車場は深夜2時には満車になったそうです。1㎞ほど下った大丸駐車場から歩かねばなりませんでした。

1時間以上早く出発したのですが、結局峰ノ茶屋登山口に着いたのは予定の6時になっていました。

登山指導所へ入山届投函

鳥居のある登山口

照らされる紅葉
山頂が見えてきた

6時過ぎ、仕切り直して登山口の登山指導センターへ登山届を投函、入り口の鳥居を潜り入山です。朝日が山肌の紅葉を真っ赤に照らしています。今日はいい天気になりそうです。

山腹の紅葉

ぞくぞく登る登山者

振り返ると雲海


とてもよく整備された登山道で、ステップに配置されている石も足運びの具合がいい感じです。傾斜も適当でスムースに登ることが出来ます。周りの紅葉を観賞しながら高度を上げ、振り返ると雲海が広がっていました。

 

峰の茶屋跡のコルが見えてきた
明礬沢を詰める

峰野茶屋跡到着


沢山の登山者に紛れて登ると、山頂部が見えてきました。左手に那須岳山頂部の岩壁が、右手に朝日岳の紅葉した山腹が見えています。道はやがてトラバース道に変わり明礬(ミョウバン)沢を詰めて行きます。

影那須岳

山頂火口縁の岸壁

 

お釜口へ到着

登り上げた稜線が峰ノ茶屋跡避難小屋でした。すぐ上の牛ヶ首分岐のベンチで休憩。ここから那須岳(茶臼岳)の山頂お釜を周回ピストンします。だんだん岩場の傾斜が増してきたところで、山頂手前のお釜口到着です。

お釜を覘く

山頂の雲海


4座目登頂です

すぐ上にロープウエイから山頂へ向かうメイン登山道が見えています。合流して山頂へ向かいます。大岩がごろごろとした火口壁はお釜の縁をぐるりと取り囲み、岩峰ピークも3つほどあります。

 

最初のピークが4等「那須岳」三角点峰だったらしいのですが、通過してしまった。次のピークが山頂だったので、そちらに意識が向いて、見落としてしまった…(+_+)

山頂には那須岳神社の祠と賽銭箱が祭られ、北向きにお参りします。南側に山頂標が立って、沢山の人が登頂記念を撮っておられる。我々も順番を待って居合わせた登山者にツーショットを撮っていただきました。754分 駐車地から約2時間の行程でした。

山頂で紅葉を俯瞰する連れ

 

お釜を周回

山頂の人波

山麓の紅葉を楽しむ連れを待たして、三角点を探すのですが見つかりません。手前のピークに埋標されていたのですから当然です😅

諦めて、お鉢を回り再び峰ノ茶屋跡 鞍部へ下り、コルを越えて剣が峰をトラバースして朝日岳へ向かいます。

剣が峰の岩峰に穴が見える

剣ヶ峰のトラバースは、終わる間際に左側に剣ヶ峰由来の岩峰が突き上げています。突き上げた岩峰に岩穴が開いていて、向こうの青空が見えている。再び鞍部を越えれば今日の核心部。朝日岳急登の岩尾根が待っていまいた。

 

8時過ぎ、難所を前に休憩を入れます。登山道を外れ岩を衝立に、茶の子で小腹を満たします。昨日巻き寿司を買出ししたので、ここで3切ほど戴きます。連れのサラダ巻きと管理人は太巻き寿司。事前の例もあるので、4切ずつ交換してお互いの寿司を味わいます。

 

朝日岳分岐から剣ヶ峰と那須岳・日の出平を望む

休憩後は朝日岳を目指します。岩尾根中央に鎖が設置されて、登りが右手、下りが左側を下るようです。今日は乾いた岩登りで、難しくありません。最後の岸壁トラバースが要注意ですが、鎖が設置されていて安心です。

 

熊見曽根分岐
清水平が見えてきた

そして朝日岳分岐へ到着です。ピークまで登山者が続いて、山頂には10人は居るだろう。ここは先へ進み、帰りにピークへ寄る事にした。広大な山頂部を、三斗温泉へ向かう熊見曽根分岐へ向かいます。広々とした紅葉の景色が続きます。

 

熊見曽根分岐を過ぎ、清水平のハイマツ平原を突っ切って、10:34分最後の目的地、三本槍岳到着です…\(^o^)/ ここには、1等三角点「三倉山」が埋標されています。基部まで現れた三角点はもう少しで倒れそう…養生しないといけません。

360度ぐるりと開けている山頂は来た方向は平らなハイマツの平原ですが、西から東へ眺望が広がります。

清水平
1等三角点三倉山
山座同定中

3冠王の1等三角点
西方向 日光白根・男体山・燧ヶ岳方向


流石山 大倉山方向

那須岳方向を振り返る

西側は会津から新潟平野へ下る阿賀野川水系、そして、東側は那須塩原から水戸市で太平洋へ注ぐ那珂川水系が見えています。中央分水嶺に立っている事が実感できます。

山頂広場は10人位の登山者が休憩されていて、我々も縦走路を少し進んだところでお昼にします。残りの巻寿司と味噌汁、Caféまでしっかり補給し帰りに備えます。

清水平付近から三本槍岳を振り返る

清水平付近から朝日岳(左端)を望む

清水平から熊見曽根を仰ぐ紅葉

熊見曽根付近から朝日岳

同じく三本槍岳を望む

11時過ぎ帰りへ向かいます。清水平・熊見曽根と帰り、来がけの宿題朝日岳へ登ります。10分ほどで山頂へ到着。12:26分 山頂標でツーショット。紅葉を愛でながら来た道をサクサク下り、13:14分峰ノ茶屋跡へ帰り、峰ノ茶屋県営駐車場は13:44分に通過。駐車地へは14:05分無事下山しました(^_^)v

 

4座遠征のミッション達成出来、帰りのドライブは充実感で満たされていました。

磐梯山の山体崩壊跡や湖沼群、今回見ることが出来なかった、磐梯山から見る猪苗代湖、満足感と再来したい思いが胸に残りました。

朝日岳でツーショット

 

峰の茶屋跡へ帰って来た

西吾妻山は、なるい山頂部とシラビソ林の香り、ゴーロの岩場が楽しめました。名デモのホームゲレンデに行け、麓の温泉はとても心地よい湯でした。安達太良山はくろがね小屋周辺に広がる紅葉の山肌が、とっても素晴らしかった。稜線の強風が印象的でした。

明礬沢の紅葉見納め

 

下りは開いていた峰の茶屋

そして那須岳は日曜日と紅葉が重なって人の多さにびっくりでした。三本槍岳まで足を延ばし那須連山を体感、清水平の広大な平原は見応えがありました。

栃木と福島県境で中央分水嶺、本州に8座しかない3冠王の1等三角点「三倉山」、とても貴重な三角点に逢えました\(^o^)

無事注察へ下山\(^o^)/

今回の山行、予定タイムや体力も若干余裕が持て、十分楽しめた山行になりました。

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最後までお付き合いくださり(’’▽`)ありがとう☆山でした…🙇‍♂

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