2022年10月19日水曜日

2022.10.13~16 磐梯山・西吾妻山・安達太良山・那須岳で紅葉狩り

秋の遠征第2弾は、1,942㎞のドライブで福島、栃木の百名山探訪

磐梯山・西吾妻山・安達太良山・那須岳で紅葉狩りを楽しんできました…(^_^)v

その顛末や如何…??…山行順に綴ってゆきます。

§ 2022.10.13() 磐梯山1,816

☁・☀ 微風9 2人 ↑1,094m 1,078m 11.2Km 7:22分 18,281

 

裏磐梯スキー場Ⓟ6:20→スキー場トップ6:53→火口原7:38→川上分岐8:37→ 弘法清水9:109:47磐梯山9:55→弘法清水10:22→八方台分岐11:4012:21銅沼 昼食13:00→スキー場Ⓟ13:4015:30裏磐梯温泉センター♨16:2017:00道の駅裏磐梯車中泊 

銅(あか)沼



 

山行計画立案後、プリントアウトしようとしてプリンターが故障(◞‸◟) コース図も行動予定もプリント出来ず、一時は中止も考えた。しかしこの後、天気の保証は無い。出発用意をしてから電気店へ走った。

 

お店でフォトプリントもしたいと云って相談すると、予算オーバーの機種になってしまいました。で、セットアップでも一悶着あり、TV津山に電話してやっとセットアップ完了。何とか出発にこぎ着けた次第…(-_-;)

 

さて津山を昼過ぎ出発、800㎞先の道の駅を目指します。深夜2時過ぎ、道の駅猪苗代に到着仮眠を取り、早朝裏磐梯スキー場の登山口へ着きました。最初のお山は、宝の山 会津磐梯山です。

ゲレンデ駐車場
出発して愛車を振り返る
リンドウ
シラタマノキ

 分岐になっている登山口

国道から分れ、ダート道を2㎞ほど登ると裏磐梯スキー場です。Ski場へ通じる道がとても荒れて、大きな水溜りが出来車の腹を何度か擦りました。6時過ぎ支度して出発です。2パーティが先行され、さすがに百名山脇道でも登る人が多い‥(@_@)

 

ゲレンデのススキの中を登ると、リンドウとシラタマノキが迎えてくれた。リフト2本分を登り、銅沼(あかぬま)分岐へ着いた。ここが登山口、登山者カウンターが設置されている。ちなみに登山ポストはSki場ゲート脇に設置されていて、下山時投函した。

フユイチゴ


心地いい登山道

シラタマノキ

火口壁が見えてきた

火口原を登る

火口原の指導標

再び森へ

心地よい白樺林で休憩


入口には、噴火口→1.2㎞、銅沼・磐梯山頂→3.5㎞の指導標が立っている。山麓の広葉樹林をしばらく進むと徐々に視界が広がり、前方にカルデラの壁が見えてきた。40度の斜面を直登するコース。手すりの鉄筋が親切な急登です。

 

手前に広がる火口原が山体崩壊の名残を感じさせます。カルデラ壁へ取り付くと、しばらくは心地よい白樺林を登って行きます。急登に備えここで小休止、水分補給と体温調節します。時刻は8時、約1時間半登って来ました。

 

親切な急登

鉄筋の手すりに摑まりながら頑張ること20分、稜線へ出た。1輪のウメバチソウが迎えてくれた。赤茶けたカルデラ壁を横から眺められます、眼下の森に銅沼が見え、その先に檜原湖が広がっている。素晴らしい景色です…\(^o^)

ウメバチソウ

火口壁

眼下に銅沼

北側の眺望 檜原湖~西吾妻山 眼下に登って来た火口原

稜線から望む磐梯山
北には明日登る吾妻連峰も望めます。磐梯山は18881,750mの小磐梯山が水蒸気爆発し、山体崩壊した成層火山で、銅沼はその時出来たカルデラ湖だそうです。その後1954年にカルデラ壁が大崩壊し流れ下り、SKI場ゲレンデになっている様です。

稜線から沼の平を俯瞰

崩壊が進む火口壁

川上分岐を俯瞰
 
沼の平と猪苗代の田圃を俯瞰

しばらく稜線を進み磐梯山の主稜線川上コース分岐まで進むと、南側の眺望が広がった。やがて沼の平の下に猪苗代の田圃がパッチワークのように見えだした。

4合付近の草紅葉
ナナカマドの向こうにピーク
ナナカマド
八方台登山口分岐 山頂へ0.6㎞

さらに登って行くとやがてナナカマドの向こうに山頂が見えてきた。草紅葉を楽しみ、3度ほど急登を越えると黄金清水でした。急登を越えるたび弘法清水到着か?‥と何度も騙され、9:13分やっと弘法清水へ到着です。歩き始めてほぼ3時間、弘法清水小屋へご対面。4合目と風の又三郎風の地蔵様が祭られています。

弘法清水小屋

4合目弘法清水

風邪の又三郎風の地蔵様

山頂下の紅葉

山頂直下の岸壁

山頂祠 磐梯明神

三角点「磐梯」

山頂売店 眺望無し…

登頂記念

呼吸を整え最後の急登へ向かいます。ここにきて急に登山者が増えました。上り下りの登山者が、挨拶しながら道を譲りあって進みます。

 

急登を30分、947 磐梯山登頂…\(^o^)/ 3等三角点「磐梯」にご挨拶、ガスに巻かれた山頂は眺望は有りません。磐梯明神様へお参りを済ませ、記念ショットも早々に下りに向かいます。弘法清水まで下り一休み…(‘;’) 小屋オリジナルTシャツをおソロでゲット1座目にして記念品予算終了です。

再び弘法清水小屋で
記念Tシャツゲット

山頂へ向かう登山者

下山路の分岐

紅葉の下山路


檜原湖・小野川湖

下山路の紅葉

ブナ林の黄葉を下る

八方台分岐を銅沼湖へ

下りは八方台を目指して周回路を下ります。八方台コースは最短登頂路で1番人気の登山道。ブナ黄葉が美しいコースですが、登る人はとても多い。登り優先でじっと待っていると、とても時間がかかります。12時近くなりお腹が空いて気が急き、分岐先にある中ノ湯跡へ寄る事を失念しました。


銅(あか)沼
 

1220分やっと銅沼到着です。噴火後出来た銅沼は強酸性の鉱物水源のため赤ちゃけた岩や岸辺が魅力的です。沼の向こうに2カ所ほど噴気が上がっているのが確認できます。岸辺で遅いお昼にしました、食事中も何組か沼見物にやって来られ、人気スポットの様です。

沼の紅葉

福島パーフェクトビュー№7表示板

ここからすぐにスキー場でした。福島パーフェクトView7「銅沼」の素敵な標示版が設置されています。ハイカー見物が多い訳が解せました。そして、朝登ったSki場の道へ合流、13:40分無事駐車地へ下山、7時間22分の登山でした。

駐車地が見えた

続く・・ §西吾妻山周回

§ 2022.10.14() 西吾妻山周回2,035

☁・🌂 微風8 2人 ↑533m 1,366m 7.3Km 6:10分 8,368歩?

 

道の駅裏磐梯6:30⇒天元台ロープウエイ駅8:20☛リフト➡リフトトップ9:20→人形石10:12→中大巓分岐10:23→大凹10:4211:22梵天岩 昼食11:53→吾妻神社12:06→西吾妻山12:34→梵天岩13:02→大凹13:27→かもしか展望台13:50→リフトトップ14:14➡☛ロープウエイ駅Ⓟ15:30⇒白布温泉森の館♨⇒喜多方ラーメン⇒18:00道の駅猪苗代車中泊

 

西吾妻山 2座目登頂



2座目は西吾妻山、2,035m峰です。麓から歩けば高度差1,100m、7.7㎞の長丁場だが、今回200万人達成記念切符がロープウエイで発券されている。往復3,200円でリフトトップまで行け、その上白布温泉の日帰り入浴、お好み土産2点、記念手ぬぐい・缶バッチがセットで付いている。利用しない手はない…( ^)o(^ )

白布峠の紅葉
昨日登った磐梯山が見える
ロープ―ウエイ駅を俯瞰

天元台高原

と云う訳で、8時改札に間に合うよう、若干遅めのスタート。桧原湖畔の裏磐梯道の駅を出発した。昨夜は夜半から雨ふりで、朝方上ったものの、車体下に降ろしていたスペアタイヤは雨に濡れてしまいました。小雨が残ってはいますが、まずまずの天気、一安心です。

 

移動途中の福島、山形県境の白布峠は紅葉真っ盛り、のっけから素晴らしい紅葉狩りが出来ました。

8時前、山形県米沢市天元台ロ-プウエイ駅へ着き、30人位のハイカーと始発待ち。

Ski場リフトへ向かいます

リフトに乗って紅葉狩り

820分、我々の直前で第1便は定員に、折り返し運転の2番で天元台高原駅まで運んでもらいました。天元台スキー場は此処から3本リフトを乗り継ぎ、高度差500m 標高1,800m越まで運んでくれます。約30分のリフトでらくちんですが、朝一で寒い〃々…🥶

リフト終点標高1830mくらい

人形石までやって来た

こんな名の付く岩場が所々ある

 

小雨も降って来たのでリフト終点で雨具を羽織りスパッツも装着しスタートした。

吾妻山山頂部をトラバース道が続きます。泥濘、水溜り、木の根、ゴーロ石の道はスムースに進めません。1時間弱掛かって人形石へ着きました。CTでは35分ですが、我々の設定タイムは42分。1.2倍の設定タイムですがそれよりも時間が掛かっていました。

ハイマツ林の木道

草紅葉の木道

大凹を俯瞰

チングルマの花後

大凹へ下る

人形石は立派な高度指導票の標柱が立っています。記念撮影後は縦走路を南に辿り、中大巓(なかだいてん)分岐を目指します。大凹の草紅葉を見、水場を過ぎるとゴーロの登りになり梵天岩へ到着した。すでに11時過ぎ、降ったり止んだりの天気、雨間に昼食を取ります。今日のお昼はカップ焼きそば、サーモスの0.9ℓのお湯なので、1個で500mℓ必要なカップ麺には少し湯が足りませんが、結構おいしく食べることが出来ました。

梵天岩登ったど~
お昼を済ませ出発

このお昼ご飯には、後日談が有り。ここでソース味を食べた管理人は下山後の買出しで塩味を、連れは塩味を食べたので買出しではソース味を翌日のお昼にゲットしたのでした…😁連れが食べるものが欲しくなるのは管理人だけではないようです…(+_+)

吾妻神社へお参り
西吾妻小屋が見えてきた
西大巓縦走路分岐

西吾妻山登頂…\(^o^)/

さて梵天岩から南下して天狗岩へ来ると吾妻神社の社がある。岩の上に岩を重ねたお社は山上とは思えないほど立派なお社でした。お参りして一度下って西吾妻山へ登り返します。木道を歩いて西大巓分岐へ進むとガスの向こうに西吾妻小屋の赤い屋根が見えてきた。西大巓まで行き眺望を楽しむ予定でしたが、今日は雲に覆われ眺望は期待できず、そのまま周回して西吾妻山へ向かいます。

 

1235分西吾妻山登頂だ…\(^o^)

情報通りシラビソに囲まれる山頂は眺望は有りません。記念画像は管理人だけで、連れはパス、そそくさ帰りへ向かいます。

大凹へ帰って来た

リフト終点へ帰って来た

下りで紅葉

天元台ロープウエイ駅へ帰った

そして14:15分、山頂一周を終えリフトまで無事に帰りました。登山と云うよりハイキングといった山行でした。

Ski場のリフトを下りアルプ天元台で記念品とお土産を戴きます。

連れは地元ラーメンパックに甘酒、管理人は地酒と甘酒 その上記念手拭、缶バッチ、日帰り入浴券をゲット。得した気分でロープウエイを降りました。

お土産ゲット( ^ω^)・・・

天元台スキー場のロープウエイ駅には昭和42年以降の級別テスト1級合格者の氏名がずらりと表示されて、山形県のSKIメッカの一つであることを思い出させてくれた。ここは全日本スキー技術選で4度優勝した名デモ佐藤氏のホームゲレンデなのです。憧れていたスキー場に来て,登山の思い出と共に満足出来ました。

 

天元台高原から望む飯豊連峰

無事に車へ帰り、すぐ下にある白布温泉森の館へ向かいました、

いい湯だな~♨…(--)y-゜゜゜ ロケーションもお湯も素晴らしかった(^_^)v

猪苗代へ帰り、夕食はお楽しみの喜多方ラーメン。買い出し後は、道の駅猪苗代でマイカー🚗😪😪


§ 2022.10.15() 安達太良山1,700m・鉄山1,709

☀☁ 稜線強風12 2人 ↑1,343m 1324m 15.0Km 7:36分 22,458

 

奥岳登山口Ⓟ6:25→奥岳遊歩道入り口6:40→勢至平7:558:25くろがね小屋8:35→牛の背分岐9:35→鉄山10:0310:20鉄山直下の風裏で昼食10:40→牛の背分岐11:0411:24安達太良山11:51→ロープウエイ駅分岐12:52→五葉松平13:07→遊歩道分岐13:53→奥岳登山口Ⓟ14:02100㎞⇒那須山令和の湯♨⇒買出し後⇒道の駅那須 🚗🥱



 

道の駅猪苗代で早朝4時起床5時から安達太良山奥岳登山口へ45㎞ほど移動しますルート115号を北東へ向かい、土湯トンネルを越え道の駅でルート459号へ乗り換えます。459号を下り岳温泉から安達太良山麓を登り、奥岳の湯駐車場へⓅ。駐車料金1000円が必要です。200m程手前に無料駐車場もありました。

奥岳登山口

スキー場への分岐

八の字指導標
 

目の前に安達太良高原スキー場のゴンドラ駅もあるのですが、今日は歩き通す予定です。奥岳温泉から奥へ伸びる遊歩道を進むと、大きな分岐がありました。帰りに下山予定のSki場を下って来る登山道との分岐です。

 

分岐を見送り、なるい馬車道と呼ばれる広い道を、大きく九十九を折りながら登ります。ショートカットする登山者も何人もいらっしゃいますが、我々は歩き易い道を登ります。1時間ほどで八の字と云われる指導標が有りました。

火山ガスの跡でしょうか?

 

勢至平分岐


さらに進むこと20分、道脇に幾つも穴がある大石の分岐へ着いた。勢至平分岐のようです。峰の辻経由安達太良山へ2.9㎞の指導標が立っています。目指す、くろがね小屋は1.3㎞先、登山口から2.7㎞歩いて来ました。

湯の華の山

圧倒的紅葉




分岐があります29/30

くろがね小屋到着です

やがて谷筋へ入って行くと♨の匂いがしてきた。谷筋を覆う紅葉が目の前に広がり、素晴らしい紅葉狩りが出来ます。くろがね小屋は近いのですが、景色に見惚れ中々進めません。何度も立ち止まっては周りの紅葉を観賞します。

本当に素晴らしい…\(^o^)

 

湯畑のような升に湯の花がうず高く積まれています。しばらく進むと上方に小屋が見えてきました。824分、くろがね小屋到着です。時間が早くて小屋は準備中、記念品ゲット、ならずでした。しばらく休憩後は峰の辻から、馬の背を目指します。

小屋の周りは錦秋真っ盛り

上を見ても

下を見ても

横にも紅葉

安達太良山のシンボルが見えた

 

今まで見上げていた紅葉が、今度は眼下に広がります安達太良山山頂も見えて来ました。あと少しで稜線です。

稜線が近づく

牛の背から沼の平火口を俯瞰

牛の背を鉄山へ向かう

そして9:35分、牛の背到着です。西側の展望が開け荒涼とした沼の平火口が見えます。東斜面は紅葉、西斜面は火口壁の赤茶けた岸壁が見え、稜線を隔てて、対照的な山肌です。稜線を越える強風で、体が揺れ動かされます。

鉄山登頂 風が強い

ガスっている火口

奥に鉄山避難小屋

これが精一杯でした

休憩ポストに咲くイワカガミ

この景色を見ながらお昼です…😂

 

牛の背から北の鉄山へ向かい、上から沼の平火口を観賞します。強風の中、体制を低くして稜線を辿ります。鉄山の登りに入ると、風裏になってとても穏やか。陽射しもあって昼休憩場所を探しながら登ります。山頂へ行き火口を見、引き返して、お昼にしようと目論見ました。

 

鉄山には火口監視のライブカメラが設置されている。ガスが押し寄せる中しばらくカメラの陰で頑張ってみたが、晴れ渡った火口は見られませんでした。

紅葉のくろがね小屋を俯瞰

引き返し先ほどの風裏で、昨日猪苗代で仕入れた焼きそばお昼ご飯にしました。焼きそばが2日続きでしたがソース味・塩味と、美味しかった…(^O^)

 

引き返し牛の背を通って、今度は安達太良山を目指します。昼ごはん後1時間、安達太良山到着です。

田部井さんが愛したお山、やっと尋ねることが出来ました。ご冥福をお祈りします… 🙏

牛の背から安達太良山へ向かう

到着 後ろに山頂へ向かう登山者の列

薬師岳の紅葉

3座目登頂です

下山の列へ並びます

 
山頂部の三角点へ行くには順番待ちが出来ています。列に続き左回りに岩の上へ、三角点と小さな社がありますが、人波に埋もれています。画像だけ何とか戴き下りの列へ並びます。何とか3座目登頂記念画像、撮って来れました。

下山路の紅葉
ゴンドラ駅分岐へ下山
本当の空が見える標柱

無事駐車地へ下山…(^O^)/

下りはSki場目指して、リフト沿いの道を下ります。Ski場ゴンドラまでは人波をかき分けるように下り、そこから下は泥濘の道をスリップに注意しながら下ります。

ゴンドラ駅近くの、智恵子さんが見た本当の空も、今日はガスで見えませんでした。

 

下山道最後はゲレンデ沿いの泥道なのですが、最後に尻もちをついて、泥まみれになってしまいました。14:00駐車地へ無事下山。駐車場は車で満杯でした。泥をふき取り、100㎞先の4座目 那須岳へ向かいます…🚗🤳 §Ⅳへ続く・・・🙇‍♂️


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