2023年9月29日金曜日

2023.9.23~25 (土月) 大朝日岳 古寺登山口ピストン

2023.9.2325 (土月) 大朝日岳 古寺登山口ピストン

924()大朝日岳ピストン
古寺鉱泉登山口(04:10) →ハナヌキ峰分岐(6:20)→古寺山(7:30)→小朝日岳分岐(8:43)→大朝日岳避難小屋(10:35)→大朝日岳(10:53)→(11:15)避難小屋(11:50)→小朝日岳分岐(13:18) →古寺山(14:13)→ハナヌキ峰分岐(15:10)→登山口(16:40)奥おおえ柳川⇒おおえ道の駅泊

行動時間12:30時間↑1,722 1,701m 18.0㎞ コース定数44

古寺山から望む大朝日岳 手前に小朝日岳


昨夜、西川町の大井沢温泉で汗を流し、猫沢から県道に分かれ、地蔵峠を越えた山形県サクラマス孵化場の横の古寺川を3㎞遡り、古寺登山案内センターへ着いた。

下山時の案内センター

下山時の古寺川渡渉点
 

100台は優に止められそうな駐車場。45段に分かれ、一番上がセンター宿泊者専用になっている。 名目25人収容の建物は新しく、奥の鉱泉宿が倒壊したので新設されたのでしょう⁇ 駐車料1000円也を投函して一夜を過ごしますzz(-.-)zzz

 

さて、大朝日岳は朝日連峰の主峰。山頂部に小屋番さんが居る避難小屋もあり、2日で登る人も多い山深い峰だ。山渓のコースタイムは10:50分、少し心配だが、早出で頑張ってみることにして、4時にスタートすることとした。

 

下山時の合体の樹

3時半起床で4時過ぎ古寺川沿いの道をヘッデン灯して進みます。まだ暗く鉱泉宿の倒壊跡は見えません。滑り易い急登をしばらく登ると、ヒメコマツとブナの合体の樹が迎えてくれた。呼吸を整えさらに登ると、後から5人パーティが登って来られた。

 

540分梢越しに陽が射し明るくなってきた。登山者が沢山登って来られ、関所にならないよう後ろの気配に注意する。ほとんどの登山者はチリン〃〃とベルを鳴らし、だいぶ前から音が聞こえてくる。山の静けさを破って上って来られるので、興ざめする。野の者と鉢合わせが心配なのでしょうが、それよりも音が気になります。

一服清水

シオガマギク

シナノキンバイ

6時過ぎ最初の水場、一服清水到着です。2時間登って来た。本日の初ショット、シオガマギク・シナノキンバイを撮ります。先ほどのパーティが水汲み中。我々も水筒を満たします。稜線に出るハナヌキ峰分岐は10分程で着いた。

ハナヌキ峰分岐から小寺山を望む

ハナヌキ峰分岐

ハナヌキ峰から下って来る登山道と合流し、稜線を古寺山へ登って行く急登の始まりだ。標高差350m、苦しい登りが続きます。途中の水場、三沢清水は雫状態でほぼ枯れてます。そして、古寺山登頂。時刻は7時半、視界が開け山頂部が望める。

古寺山手前から月山を望む

古寺山から大朝日岳を望む 手前に小朝日岳

右にトラバース道を進む

分岐指導票
手前に立ちはだかる小朝日岳は、分岐からトラバース道を選択、帰リの体力次第で挑戦します。40分で稜線の登山道へ復帰、さらに山頂へアップダウンを繰り返します。 


北へ伸びる朝日連峰

大朝日岳山頂部

南へ伸びる朝日連峰

登って来た方向を振り返る

銀玉水指導票


30分ほど見晴らしの良い稜線を歩いたところで、3つ目の水場、銀玉水へ着きました。ここは美味しい水が湧いていた。再び水筒を満たして小屋を目指します。手前の急登には、石段が整備され歩き易い。最上部が若干岩々している程度で、手前から見るより容易にクリアできます。

小屋下の急登 石段が整備されている
 
朝日嶽神社奥宮へ参拝

小屋が見えると長い登りも終盤、手前の朝日嶽神社奥宮へお参りし小屋に到着。荷をデポして山頂へ向かいます。

10:53分山頂三角点へご対面、賑う山頂には山形県の山座同定標がありました。

2等三角点「朝日岳」1870.6m

大朝日岳登頂…\(^o^)/


 

ぐるりと見渡せる眺望は、遮るものは有りません。解るだけで月山・鳥海山・飯豊連峰・吾妻連峰・蔵王連峰が見えている。もちろん朝日連峰の山々が連なっています。

素晴らしい眺望だ。

 

中岳 西朝日岳方向

蔵王方向

月山方向

登って来た稜線

今回2座目

小屋へ降りてお昼にしましょう。避難小屋の中で腰を伸ばしてお昼を戴きます。小屋番さんも居らしてご挨拶。☕でゆっくり休憩、下山に備えます。

 

オヤマリンドウ
トリカブト

大朝日小屋

タテヤマリンドウ

外に出ると急に人が減っていた。12時、皆さん下山に向かわれたようで、我々は終盤組になっていた。何組か追い抜いて下って行かれますが、登り程人がいなくなりました。比較的静かな下りが取り戻せた感じがします。

小屋から下山路を俯瞰

銀玉水上の下山路

銀玉水

オオカメノキ

 

銀玉水はスルー、小朝日山分岐で休憩。山頂へ登り返す気力は残っていない・・😟小朝日山はエスケープして、古寺山で急登下山に備え小休止。ハナヌキ分岐はスルーして、一服清水で水補給と休憩。連れが、後どの位と聞くので、1時間と答えると、まだ1時間も~と嘆くが、結局駐車場へ着いたのは1時間半後でした。

小朝日岳う回路から古寺山
う回路分岐へ下山
古寺山へ下山

ハナヌキ峰根分岐まで下山

大朝日岳ピストンは、日帰り登山にするか迷ったが、挑戦してよかった。予定時間より30分程短縮でき、明るい内に下山することが出来た。登山中も景色や自然を楽しむ余裕もあって、長丁場に少し自信がつきました。

 

蔵王から望む朝日連峰 大朝日岳
投稿画像45枚

蔵王登山へ向かいます…(^^)/

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