2020年10月31日土曜日

2020.10.31(土) 田代峠~森林公園周回

2020.10.31() 田代峠~森林公園周回

☀ 61人 ↑665m634m 12.7km 5:2318,095

 7:50津山⇒8:40基幹林道登山口Ⓟ8:509:40田代峠10:001,056mピーク10:57→公園園路出合11:1511:30きたけ峰(昼食)12:00→モミジ滝12:28→森林公園入口12:55→基幹林道出合13:2514:16基幹林道登山口ⓟ14:30⇒津山15:15 

 

10月最後の日、全国的に高気圧に覆われ天気になる予報。で、気になっていた、峠のお地蔵様を探索に出かけました。

田代峠と三角点峰を望む

 



今回は、羽出の奥。森林公園西の県境にある、田代峠へ出かけます。情報では峠の地蔵様は、台座から転げ落ちていなさるようです。起こすだけでも、お助け出来たら良いと思います。

 さて、今日も定時に出発、森林公園へ向けルート179号を遡ります。羽出から泉源へ向かい集落の上で、基幹林道美作北2号線へ進入。西へ3.8㎞進むと登山口だ。

 

基幹林道中間の表示と登山口

草刈された作業道

ここは基幹林道と県道116号の十字路なのですが、今は神原から作業道が登ってきているだけ。林道わきに4輪車通行不能(岡山県)の看板が立っているので、県道と分かるだけです。


3等三角点「田代峠」のピークが見えている

車廻しがある

登山口の表示はないが、基幹林道の中間地点の看板が立っている。北に延びる作業道に進入し、峠を目指します。県道未開通区間だからかどうか分かりませんが、きれいに草刈され、管理されている。

 

車廻しからは獣道兼用山道になる

リンドウが沢山咲いて迎えてくれた

20分程登ると車廻しがあり、その先は作業道跡の山道となる。獣道と兼用の山道だ。水の流れになっている泥濘が続き、沢筋の橋跡を渡ると作業道も終り、茅をかき分け峠の道跡へ出た。


橋の跡を渡渉

峠が見えた 10mほど引き返して
茅を掻き分け斜面に出た

峠の斜面を北上する

 

目の前に3等三角点「田代峠」の1120.4mピークが聳え、北に鳥取の若杉山が見えている。県境峠にふさわしい、広大で爽やかな景色です。

 

大山が望める 右は若杉山

これから上る尾根筋

西側を望む

下に窪地を見ながら斜面に沿って北上すると、目の上に地蔵様の台座発見。950分、最初のミッション達成だ。前の笹を刈り画像を戴き、窪地に降りて地蔵様を探します。スズ竹の根元にりっぱな地蔵様が倒れていらっしゃる。さばってみるが大きすぎて、びくともしない(◞‸◟)… あきらめて、お顔だけ掃除させていただきました。

 

台座から転げ落ちた藪

窪地に落ちた地蔵様 
弘化4年(1847)8月吉日

台座から見上げる登る尾根

さて、ここからが2つ目のミッション、今日の核心部でもある峠から森林公園まで、道なき道を歩きます。途中は笹薮やスズ竹の藪が覆って、状況は分かりません。

田代峠を望む ここまでは序の口

 

大山ズーム
稜線から峠を俯瞰
富の不溜山から乗幸山の稜線が見える


南に泉山が見える 徐々に藪が深くなる


峠から見上げる斜面は笹や茅が茂っています。藪の中を獣道を探しながら30分登り、10:30分やっと尾根筋へ出て傾斜は緩んできました。変わって笹がスズ竹に代わりました。手ごわい藪漕ぎが始まります。ところどころに顔を出す灌木を目標に藪漕ぎします。1056mピークから100mほど大藪漕ぎして、対岸の植林帯へ渡りました。

藪漕ぎ中

植林へ渡って一安心 天国の道に思えます(^^)/

県境のブナ林

 
11時森林公園まで延びる植林帯に到着し、県境に延びるブナ林堺を歩けるようになった。地獄の道から天国へ続く道に出た感じです。サクサク歩いて園路に向かいます。

ブナ林と植林堺の県境を北上

境界標の向こうに園路が見えた

予想した場所へ出た

 
1120分ついに公園の遊歩道へ飛び出しました。予想通り園路の進入禁止テープのポイントに出てきました。ここから下る予定だったのですが、ここまでスムースに来られたので、きたけ峰まで行き下ることにします。

 

きたけ峰でお昼にした。今日は焼きそば・ゆで卵にウインナー&カフェのお昼です。準備していると御夫婦が登ってこられた。そして30分後に下り始めると、またご夫婦連れが登ってこられました。

園路の紅葉





きたけ峰到着 11:30

 

下り始めて2人パーティーさんが登ってこられたし、モミジ滝付近では10人位の方たちが紅葉狩りを楽しんでおられました。中央遠路を下り始めると、ひっきりなしに人が歩かれています。紅葉狩りをを楽しみに来られた方ばかりです。


もみじ滝


銘木100選のマユミ

 

管理棟近くのマユミ園地ではさらに多くの方々が今年のマユミを鑑賞されていました。今年は34年ぶりの当たり年。鈴なりのマユミの実が青空にピンクのすだれをかけています。

 




ピンクのすだれ

管理人はここから先の帰りが正念場、6㎞の舗装林道歩きが待っています。森林公園の出口から500mほど下手の第6駐車場までほとんど車で埋まっていました。

賑うマユミ園地

あふれる駐車場

基幹林道まで2㎞下ってきました

泉源上手の基幹林道美作北2号線の出会いまで2㎞下り13:25分、そして基幹林道を西へさらに3.8㎞帰ります。硬い舗装道路をてくてく帰って、股関節が悲鳴を上げ始めた14:16分駐車地へ帰還し今日のミッション終了です。

西へ向けて帰ります

真ん中あたりまで来ました



駐車地が見えた

登山口まで無事帰ってきました

 
今日もお山で遊ばせていただき、満足した山行になりました。

お山に感謝です(^_^)v

投稿49枚

ご覧いただきありがとう山でした(*^^)v

1 件のコメント:

S_Ogawa さんのコメント...

170年も前に建てられた地蔵様は、長い間
峠の安全を見守ってくれていた。
このままだと枯葉に埋もれてしまうでしょう(>_<)

貴重な文化財、何とかならないものでしょうか(^ム^)?…