2018.10.31(水) 扇ノ山(1,310m)左馬殿コース周回 
☁/☔ 登山口6℃ 2人 ↑838m ↓769m
15㎞(自転車2.3㎞) 5:43分 25,378歩
6:00津山⇒姫路経由112㎞⇒8:10小ズッコ登山口自転車デポ⇒ 8:15上山高原Ⓟ 8:20左馬殿道→9:53舗装林道出合→10:17
畑が平登山口→11:24 扇ノ山12:10→12:29大ズッコ→13:05火口→13:46小ズッコ小屋下自転車デポ地☞14:00上山高原駐車地⇒鳥取経由⇒16:10帰着
石鎚山系笹ヶ峰下山中に師匠(大山の風さん)からメールがあり、扇ノ山左馬殿コースを歩こうと誘っていただいた。今まで聞いたことが無いコースで興味が湧く。早速お供させてと返信し、決行となりました。 
乗っけてもらって6時出発、鳥取道河原ICから姫路登山口へ向け地道を走り、扇ノ山を巻くように走る河合谷林道を1時間かけて登山口を目指します。路肩崩壊で通行止めでないことを祈りながら山腹を這って行きます。
丁度紅葉が見ごろ、広葉樹の道になると奇麗な色彩です。やがて河合谷牧場の上で水とのふれあい広場に着きます。ここから県境を越えてさらに進むとブナ林が広がり、やがて見覚えのある小ズッコ小屋の登山口に到着。自転車をデポ、そのまま上山高原まで約2㎞下ります。道中2時間強、山道運転お疲れ様です。
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| 小屋裏から進入 | 
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| 最初出会った説明表 | 
 大阪ナンバーの車が1台、お二人・これからコズッコ小屋へ行って、登られるそうです。我々もさっそく小屋裏の左馬殿コースへ進入します。管理人は昨夜のリサーチで、藪漕ぎスタイル。師匠も初めてのルート、でも楽勝ですと余裕。
歩き始めると立派な道が続いていて、道標も要所にある。渡渉を除けば本当に楽勝の路だった。いくつも渡渉を繰り返すが、小さな沢で流されるような流れは無い。それでも足を滑らせると全身浸かりそうな所もある。
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| 渡渉はこんな感じ | 
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| こんな指導票が要所にある | 
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| ふれあいの森標示 | 
歩き始めて20分西ヶ丸ふれあいの森表示板がある。分岐になっているがここは下って谷を横断し再び谷の迂回路と合流する。地形図では谷の奥に建物表示があるが、歩いてないので分からない。
 
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| ふれあいの森を下る | 
 
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| 木地師の墓? | 
さらに20分ほど進むと木地師の墓が2つ立っていた。一方に〇明六午年とある、調べてみると1876年が天明6年丙午なので142年前のお墓でしょうか?(-.-)・・
この道も昔お殿様が通っていたらしいから、それ程さみしい街道ではなかったのかもしれないが、今は通る人も無く、弔う人もいない。南無阿弥陀仏 南無大師遍照金剛・・・(-.-)
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| 分かりやすい指導標 | 
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| 要所には指導標 | 
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| 霧が滝から伸びた沢へ降りた指導標 | 
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| 寸断された管理道跡 | 
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| 小屋跡の指導標 | 
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| 小屋跡 | 
さらに20分進むと深い谷筋へ降りて、谷川に沿って管理道の跡をたどるようになる。
広い谷筋を指導票頼りに10分ほど詰めると、風呂桶が残る小屋跡に着いた。コンクリートの桶はそれ程昔の物ではないようだが屋根材のトタンも錆びて崩れ、自然に埋もれようとしている。
ここで休憩し雨支度をする。時刻は9時30分、1時間強歩いて来た。地形図ではここから谷を詰めていき、大ズッコの鞍部に至る道があるが、管理道が伸びて廃道になったようだ。
単独行の加藤文太郎氏が兵庫アルプスと呼んで親しんだ昭和のはじめ、菅原集落から霧が滝を経て登って来る道だろう?探索してみたい気もするが、初ルート冒険は慎もう。
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| ロープ場を登る師匠 | 
 
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| 続く管理人 | 
 
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| 貯木場跡から舗装林道へ出た | 
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| 上山高原の説明板 | 
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| 舗装林道を歩く | 
谷筋から対岸の急斜面にルート唯一のロープ場がジグを切って掛けてある。20mほどで急登は終わりすぐに管理道跡を歩くようになる。そして前方に貯木場跡が見えると舗装林道に出合った。道脇に上山高原エコミュージアムインフォメーションの大きな案内板が迎えてくれた。
時雨の中紅葉を愛でながら舗装路1.6㎞を歩き、畑ヶ平登山口へ到着した。左馬殿道はここから青ヶ丸や陣鉢山の山麓を巡り、氷ノ越えの伊勢道に繋がっていたのだろうか?なんだかロマンを感じます(^ム^)・・・
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| 希少生物の説明 | 
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| 畑ヶ平登山口 | 
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| ブナの変株 | 
さてここから、扇ノ山へ登ります。表示では2.7㎞、高低差300mで約1時間半の登り。
ブナの黄葉がすばらし。茸を探して登って行くが、分からないものばかりで、食用らしいものは全く見当たらない。有りませんね~などと自然公園の中であるまじき会話をしながら登ります(-_-メ)・・・途中頃合いを図ってα米を準備、山頂に着く頃出来上るよう準備します。
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| 尾根道に合流 | 
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| 展望台通過 | 
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| 小屋到着 | 
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| 山頂三角点 | 
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| 中国自然歩道案内 | 
11時16分、尾根の路と合流この先10分で山頂です。畑ヶ平から1時間の登りでした。
鳥取市が見える展望台を過ぎたところで、上山高原でお会いした2人パーティーとすれ違う。そして、11時24分山頂到着です。小屋にお2人居られ、靴を脱ぎ2階でお昼にする。
改修された小屋は壁や梁が新しくなって以前の快適な小屋に返っている。
氷ノ山ガイドの則さんが何度も荷上げされた成果、感謝です(^O^)/
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| 2℃ | 
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| 改修された2階 | 
先着さんの話では、さっきまで霙だったらしい。どおりで指先が冷たい。携帯温度計は2℃だ。お昼ご飯に海老ピラフのα米とミニうどんのフリーズドライ、デザートはバナナ・ナッツ&カフェ昔の山行では考えられない豪華版です(^^♪
休憩中に雨脚が強くなる。外に出るのが億劫だ。で、今日のシワガラの滝探索は中止、火口を観て降りようと相談、噴火口跡によることにして、12:10分下りに向け出発。
 
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| 上地コース分岐を通過 | 
 
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| 大石コース分岐の芦生杉 | 
本降りになった雨の中を黙々と下り、上地コース分岐を過ぎ大ズッコを超え大石コース分岐まで下ります。ここには幹が5・6本に分かれた芦生杉の大株が立っています。ここから大石コースに入って途中の火口と言われている大穴を観に行きます。
 
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| 穴の向こうから撮ってもらいました | 
 
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| 御鉢巡りをする師匠 | 
成る程大きな穴が開いています。直径は20m深さが10m位ありそうです。ガスが掛って向こうが霞み師匠がお鉢を巡っているのがやっと見える程度。杉木立が辺りのブナ林と違い神秘的雰囲気です。カルスト台地でもないし人工物でもない。陥没した穴とは思えないので、やはり火口か?(^ム^)・・・
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| 変株シリーズ | 
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| 芦生杉へ帰って | 
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| コズッコ小屋到着 | 
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| コズッコ登山口 | 
首を傾げてその場を去り、元の分岐へ帰る。芦生杉まで帰り、最後の下り。河合谷分岐を過ぎると道は雑木林の中を下るようになり、やがて小ズッコ小屋に到着。
小屋を降りたところでデポした自転車に乗り換え、上山高原避難小屋まで2.3㎞程下る。
ここでも師匠に乗せてもらって、後で楽ちんさせてもらいました。
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| ショーブ池の紅葉 | 
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| 山頂方向の紅葉 | 
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| 上山高原駐車地へ無事下山 | 
途中のショーブ池の紅葉を撮り、20分ほどで無事下山、到着は2時過ぎ約5時間半の山歩でした。帰りは海上集落に下り、鳥取西バイパスを通って帰りました。
今日も無事下山、お山の秋を堪能できました。
誘っていただいた師匠、お山の神様に感謝です(^_^)v・・・
投稿46枚
最後までご覧くださりありがとう山でした(^_^)v
 
2 件のコメント:
こんばんは。
久しぶりの書き込みですが、何時も拝見しています。
勢力的に遠征されていますね。
黄葉は綺麗ですね。
左馬殿コースは10年位前に歩きましたが、ナビもなく
今の様に標識ももなく心細く歩きましたが
その当時小屋も健全でした。
シルベスターUさんこんにちは
コメントありがとうございます。
左馬殿コースは整備されて地域おこしの散策イベントでも歩かれているようです。
天気の時に菅原集落から霧が滝を経て扇ノ山へ登ってみたいと思いました。
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