2013年6月11日火曜日

25.6.10(月) 那岐山(1,255m)ドウダンツツジ観賞登山

25.6.10(月) 那岐山(1,255m)ドウダンツツジ観賞登山 C→Bコース 

津山9:001000蛇淵ⓟ10:15登山口10:22BCコース分岐10:26国有林入口10:44大神岩11:32八合目指導票12:03那岐の家1240m三角点12:2213:05滝山縦走路東屋(昼食)13:30那岐の家14:0114:14那岐山山頂1,255m14:43Aコース分岐14:59八合目指導票15:37BAコース分岐16:20BCコース分岐16:32駐車位置16:40⇒津山17:30 
 1人 18,114歩 約10.5㎞ ↑996m980m 6h5m

今週は、4年ぶりに当たり年といわれている那岐山のドウダンツツジを見に行ってきました。天気予報は曇で下り坂だが、今日行って見ないとチャンスを逃すと思い、決行した。

朝、家を出て楢坂まで行くと、53号は事故処理で渋滞している。20分くらいロスしたが11時ごろまでに登山を始めれば、前回5時間でBCコース周回が出来たので、充分だ。

結局10時に駐車場に着いたが、2台しか空きが無い。男性がお1人早々と下山され、出て行かれる様子なので、しばらく待って後に駐車させていただく。
満車になった

B・Cコース登山口
支度している間に22台の車が到着し満車状態になった。隣に泊められるご夫婦の駐車を誘導してから、お先に出発する。

しばらく林道を進むと、伐採作業中の進入禁止看板の隣に登山道入口がある。ここから、ガレた登山道を国有林手前の林道出合まで登っていく。ここで、男性お一人が下ってこられた。
B・Cコース分岐

国有林入口
檜皮採取の跡が見える

B・Cコースの分岐を通過し、しばらく登って、林道を横断して国有林に入ると、檜林の下の登山道となる。檜皮を採取する立派な檜林になって来ると森林学習広場に出る。ここには森や木の効用、国有林の役割等を看板で展示している。周りの檜は檜皮を採取した痕がある。
大神岩に到着

アカモノ,マイヅルソウ,ヤマツツジ,サラサドウダン等確認

大神岩から那岐の町
大きく九十九を折りながら進むと3人組の方が下ってこられた。潅木林の木漏れ日の中を登り始めると、大神岩はもうすぐだ。ここにも植物の説明看板が立っている。標高1000mまで登ってきた。途中ではタツナミソウ、フタリシズカ、コバノフユイチゴなども見られた。

大神岩で小休止して出発しようとしていたら、後発のご夫婦が到着された。お先にと挨拶して再び潅木の中を登り始める。1070mピークを超える頃から、ドウダンツツジが現れる。


ドウダンツツジが見え出した



撮影していると、2人の男性パーティーが下ってこられた。「頂上を越えたところによく咲いた花がありましたよ」と教えてくださった。しばらく進むと今度は、単独女性が降りてこられ、風のようにスタスタと軽快に下って行けれた。

後500mの岩の上から那岐の町

ドウダンツツジや、サワフタギ、ガマズミなどの花を確認しながら8合を過ぎ、頂上まで500mの指導票を過ぎると、周りの木の丈が低くなって、眺望も出てくる。天気も上々、風も涼しく歩みも軽い。


那岐の家から滝山への縦走路
ヤマツツジや、アカモノが現れて目を楽しませてくれる。もちろんドウダンツツジもあちこちに顔を見せてくれている。三角点峰に着き、「大山の風」さん情報では、改修出来た那岐の家に入ってみる。

4月のイワウチワの頃は使用禁止のテープがあったと思うのだが、先日の山開きに併せて改修されたのかもしれない。中では風を避けて、ご夫婦が食事をされていた。失礼して、休憩テラスで周りの撮影をさせていただく。

滝山に続く縦走路に綺麗なドウダンが有ると、これも「大山の風」さん情報。西の滝山方向を眺めると、歩いてみたくなるなだらかな稜線が伸びている。途中の東屋まで行ってみることにした。涼しい風に吹かれながら稜線を気持ちよく下ると。鈴なりのサラサドウダンが有る。

ドウダンツツジやヤマツツジを見ながら、東屋まで縦走する。東屋では先客が休憩されているのが望める。シルバー男性お2人連れだった。交代に東屋で休憩、遅い昼食とする。


東屋には2人の登山者 ヤマツツジがアクセント
西仙コースを那岐の家に登るパーティー

縦走路を那岐の家へ登る2人の登山者
縦走路東屋から那岐山


風が吹きぬけ、寒いくらいだ。今日のお昼は、いつものたらこお結び、キリンフリー500mlだ。しばらく休んで、三角点峰目指して登り返す。那岐の家まで帰ってくると縦走路にマイヅルソウを見つける。が花は無い。

三角点峰を過ぎ、頂上直下の避難小屋を目指す。ここから、頂上へ数十メートル急登を頑張ると1,255mの那岐山頂上だ。リュックが10個ほど置かれている。西仙コースを上っておられたグループが、荷物を置いてドウダンツツジツアーに出掛けられているようだ。

改装成った那岐の家


1240mの3等三角点

頂上にはリュックが置いてある

リュックを置いていたパーティーが頂上に帰った。
自分もBコースを分岐に向けて下っていくと、先ほどのツアーの皆さんがワイワイと帰ってこられた。男性2名と女性78人のグループだ。女性グループはいつもだいたい姦しい。連れも相手がいるとよくしゃべるが、女性の特徴なのかなー?・・・・。 自分が無口なのかなー・・・。個人差なのかなー・・・。ワカラン
サラサドウダン どうだ!!


ここで、Bコースに下る
ドウダンツツジの咲く稜線を東方向へ500mほど下ると分岐だ。途中に、鈴なりの花をつけたサラサドウダンの株が有る。2台のカメラでシャッターを押し続けて、2,3十枚撮っただろうか。くたぶれて止めた。
斜面をトラバースしながら下る

台風被害の跡に出る
林道を横断する
ここから谷底の道を下る
Bコースに入ると本格的に下りが始まる。尾根をトラバース気味に谷底に向かって下っていく4㎞の下りだ。谷底まで途中三度ほど沢筋を越えるが、今年は雪が少なく、沢も水は少ない。ミズタビラコは咲いている。
台風跡の尾根に出ると、下山道は黒ボコ(黒土)の土埃の立つ道となっている。5合目へ着くと、コースは谷筋の道になり下っている。すぐ下にAコースへの分岐が見えている。 
Aコースとの分岐へ下った
谷川に沿って渓谷林の下を蛇淵の滝上流の木橋まで下り、渡渉してBCコ-ス分岐に再び出て駐車場へ到着する。
 
蛇淵上流を渡る

駐車地から蛇淵の滝入口
53号を帰っていると、山上に、縦走路の東屋と滝山の展望台が見えているようだった。

今日の那岐登山は、先週の甲ヶ山に比べると、標高・距離とも移動数値は大きいのだが、疲れは格段に軽い。道程体験の有る無や、気温・湿度の高低、風の有無、体調などの要因が思い当たるが、未経験による不安の有る無は大きな疲労要素と感じた。

したがって、初めてのルートは充分な下調べと、エスケープルート、避難場所、宿泊地など、出来る限り不安材料を取り除いておくことが、楽しく、又身体能力を充分発揮出来ることにつながるようだ。

それにしても、ドウダンツツジに圧倒された・・・美しかった・・・感動した・・・首が疲れた・・・

自然に感謝です(今回はごみも多少拾えたでー)

本日の草花・木
ガマズミ
コガクウツギ
スイカズラ
マタタビ
ノイバラ 
ウツギ
ヤマツツジ
タニウツギ

コナスビ
エゴノキ

コハウチワカエデ
コミネカエデ

ウリハダカエデ



ヤマアジサイ

フタリシズカ




コバノフユイチゴ
タツナミソウ



ニシキウツギ

ギンリョウソウ

クルマムグラ

アカモノ

サラサドウダン

ナワシログミ
マイヅルソウ
ノリウツギ


ニガナ

クサイチゴ

ナナカマド

ツルアジサイ

クマシデ

サワフタギ
ミズタビラコ

ヤブデマリ
タニギキョウ
ナツグミ?
ヤブジラミ?
コゴメウツギ
ギャラリー





投稿77枚 本日も最後までお付き合い有難うさんでした。

1 件のコメント:

S_Ogawa さんのコメント...

私の脳は、山歩きでしんどくなると足元を見て歩かせるようになります。耐えて耐えていると、しんどさから開放されたくなるのか、周りの草花に意識を向けさせます。そしてファインダーを覘かせて一息入れさせるようです。集中しているときは感じないのですが、今回植物の写真が多くなっていました。そして、心拍数が上がっている時の撮影は、ぶれていることが多くて、カメラの性能が引き出せていないと感じます。マクロ撮影時にはストックを支点にし、安定させてシャッターを切りますが、うまくいかない場合が多々あります。呼吸を止めてシャッターを切るので、後で大息を繰り返します。しゃがんで撮影したりするともっと大きな息を繰り返すことになります。誰かのブログに写真か登山かどっちが目的かといったコメントが載っていましたが、どちらに拘るかは、時に異なります。肉眼での感動が、ファインダーを通して表現できれば良いなーと思っています。