2014.4.22(火) 岡曽山(963.7m)イワウチワ探索
津山9:20➩28.9km 43分➩10:05駐車場10:15→滝谷の滝11:09→滝上部桂の木11:31→頂上3等三角点12:19 →12:42ひずめ岩昼食13:00→のぞき岩13:06折り返し→頂上三角点13:29→尾根ルート分岐13:34→滝谷ルート合流14:25→14:45駐車場へ帰着14:55⇒29km 45分16:40津山
所要時間4h32m 1人 12,246歩 約7キロ ↑576m↓567m
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桜が満開の羽出 岡曽山963m |
先日美作山の会が創立30周年をお祝いして、美作の山30選を決められた(山陽新聞4月18日市内版)。数えてみると34座ありそのうち私が登ったことがあるお山が25座でした。
大山の風さんによると20座いじょう登っていれば、通ですと記してあったので、通の端くれにしていただけるかな? さて今日は、その美作30選に漏れたお山で、お初の山にイワウチワ探索に登ってきました。
最近までヤブコギをしないといけないと思っていたが、鏡野町有線テレビ番組で岡曽山登山が放送されたりし、だいぶ整備された様子。イワウチワが咲くと聞いていたが、開花情報で探索に出掛けてみることにした。
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羽出入口からの岡曽山 |
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お家の生垣に案内 |
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お家の庭先に指導票 |
羽出川を泉源に向けて登っていくと、神原集落に三朝方面へ抜ける道標が建つ分岐が有る。ここの橋を渡った所に2台程駐車できる空き地がありそこに駐車する。橋の袂から見ると岡曽山登山道の印がぶら下げてあるので、すぐに登山口と知れた。
お家の横を通り山道に入ると早速イカリソウが顔を見せてくれた。良くしたもので、先日雨乞山では発見できなかったのに、今日ここで出会えるとは。山の神様に謝々です。
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親切な案内表示 |
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案内にしたがうとよかったのだが・・ |
さらに道を進んでいくと植林に入る所にも印があり、道案内してくれている。ここでちょっと谷筋を登るルートに入ろうと谷を上っていったが間違いで、しばらく登ると作業道に出た。
先ほどの分岐の上斜面に出て、登山道と交わりそうなのでそのまま作業道を200mほど南に下ると隣の谷で合流した。この谷が滝谷だった。
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作業道と登山道が合流した滝谷入口 |
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赤テープ側が尾根ルート
とうせんぼしてある滝谷ルート |
ほっとして登山道を登っていくと、今度はホームページで見た谷と尾根ルートの分岐が現れた。情報では谷ルートの登りが撮影に向いているようなので、滝も見たいし谷ルートに入る。
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イワウチワが咲く崖の道 |
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立派な峡谷の態だ |
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向い側の崖 |
最初右の斜面に取り付いて登っていくと、上からの滝が掛かって進めなくなる。しばし周囲を観察すると、反対側をピンクテープが登っている。又、間違ったルートに入っていた。少し引き返して本来のルートで登り返す。
岩の上を縫うようにたどる中々深い峡谷の態だ。イワウチワと云われる所以か、ここにイワウチワが群生している。崖上で尻を谷に向けて撮影するが、少々スースーする。
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岩壁に咲くイワウチワ |
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滝谷の滝 |
急な渓谷を左右に渡りながらスミレ・エンレイソウ・スゲの花など見ながら、高度を稼ぐと前に、滝谷の滝(標高700m)が見えてくる。11:10分ここまで1時間掛かっている。
滝を見ながら右側の斜面を登っていくと、銅を探したと思われる洞窟が有る。さらに登っていくと、上へ滝が続くことに気づく。滝谷の滝は2段になっていて相当の落差があるようだ。
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滝上部 |
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大きな桂の木(標高800m) |
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上の群落 |
さらに登ると桂の大木がある沢につく、ここで谷を横断して頂上に続く植林帯に入っていく。ここからもイワウチワの群落だった。標高795m付近から900m付近までずっと林床にイワウチワが広がっている。
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最初に出会った残雪 |
頂上に昼に着けばよいと思っていたが、撮影ポイントが多く、途中で昼までの登頂はあきらめた。とても急な斜面を、撮影しながら登っていくので、息も切れるがそんなことにかまっておれない。たくさんの被写体が待っていてシャッターを押すのに一生懸命だ。
帰ってみると38枚撮っていたがうまく取れていたのは数枚だった。曇って、暗い林の中の撮影、中々うまく取れない。
写真は後の楽しみにして、頂上を目指す。少し緩くなった所で最初の残雪が見えた。ここからは比較的なだらかな頂上に続く稜線だ、方向が変わる尾根に出たところが尾根ルートとの合流地だった。
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頂上 |
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3等三角点963.7m羽出 |
少し進むと頂上三角点の標識がある(12:19分)。ここからのぞき岩まで縦走する。のぞき岩か、ひずめ岩かよく解らないが、手前のすわりの良い石の上で昼食にする(12:42分)。結局下から2時間半かかっていた。
今日の昼は焼肉おにぎり、バナナサンドのデザートにカフェと中々豪華でした。13時に下山をはじめ、頂上3等三角点を13;29分、激下りの尾根ルートを下り駐車地に14:46分に到着した。
駐車場の手前で二人の女性パーティーに追いつかれ挨拶する。朝、伯州山のイワウチワを見てこちらに回られたようだ。健脚でいらっしゃり、感心する。
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のぞき岩 |
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泉山 |
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湯岳 |
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頂上稜線の残雪 |
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ブナ林 |
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左側谷ルート 右へ尾根ルートを下る |
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谷ルートと尾根ルート分岐に降りた |
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最初に間違えた分岐へ降りた |
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山笑う タムシバ満開 |
今日もお山の春を満喫できました。
投稿48枚 最後までご覧頂きありがとう山でした
1 件のコメント:
昨日の津山朝日東西南北にイワウチワの記事が乗ってました。盗掘して自分のものにする愛。自然のままにめでる愛。
日本の文化も成熟すれば、盗掘等心配しないで情報交換が出来るようになると思うのだが、ヨーロッパなどはどうなのでしょう?
日本人自身がしっかり成熟したいものです。
この記事、恐らく大山の風さんの寄稿だと思います。自然への深い愛が伝わって来ます。
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