2015.9.4(金) 石鎚山(1,982m)土小屋ルート登山
津山2:50⇒330km 5時間21分⇒8:11土小屋Р8:25→9:2休憩所→9:36東稜基部→10:17二の鎖→11:6弥山→11:29天狗岳11:45→12:10弥山石鎚神社昼食12:30→二の鎖下12:42→東稜基部13:16→休憩所13:45→14:10土小屋P14;40⇒5時間12分 332km⇒19:50 津山着
天候 曇時々晴れ 17℃ 5:40分 約9.1㎞ ↑734m↓691m 1人
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郷でも秋の気配が感じられる様になった。一昨年の10月登山、「天狗岳」が踏めてない。
心残りだった、中四国最高峰石鎚山へ出かけた。
心残りだった、中四国最高峰石鎚山へ出かけた。
深夜割引が適用される4時までに山陽自動車道に乗ろうと津山は3時前に出発。
四国松山経由で久万高原町「土小屋」登山口を目指すが、330km先。
松山からも地道が70km。面河渓谷から登る十数キロは、石鎚スカイライン。
山岳ロードで夕方6時にゲートが締まる。5時間かかってようやく土小屋到着、登山の前に一仕事した雰囲気。此処は久万高原町と西条市の境界、標高1,500mの稜線上。
支度し駐車場から登山口へ、早速キレンゲショウマが迎えてくれた。剣山でも遭えなかったお初の花!! 幸先良く歩き始めることが出来る。
なだらかに続く稜線、二・三のパーティーと前後しながら進んでゆく。「鶴ノ子ノ頭」1,637mの三角点峰をトラバースし、再び稜線の鞍部に出ると休憩ベンチが設えられた休憩ポイントに到着。此処は休まず進む。
前方1,677mピークの登りに取り掛かったところで、横に石鎚山の尖峰が雲にまとわれて聳えている。悠然と切り立っているその岩峰に見とれ、視線を落とすと満開を迎えたリンドウが登山道を飾っている。ホオ~とため息が出る。
アサギマダラが優雅に舞って、蜜を探してる。このピークにも立派な第二の休憩ベンチがある。さらに進んで、少し下ったところが第三ベンチ、東稜基部だ。
東稜基部からは石鎚山の北壁の下をトラバースして行く。急斜面に掛け渡された木道を進んでいくようになる。落石が起きる危険場所のようで、注意看板がある。
木道が架渡された沢を数回横断して行くが、毎年落石で木道が壊され修理された形跡がある。沢筋は高木が育たず陽が当たるので、落石注意の危険箇所だが、お花畑になっている。今は、レイジンソウ、ハガクレツリフネ、ミソガワソウ、サラシナショウマ、シオガマギク、オオマルバノテンニンソウ、ミヤマヒキオコシそしてイヨフウロなど、圧巻の花々がたくさん観られ、なるほど花の百名山と納得せられる。
北壁下部のトラバースが終わると、石階段を登り第4ベンチの横を通過。二の鎖鳥居の下で、成就からの登山道と合流する。此処まで2時間弱、撮影しながら来たが、ほぼ標準時間で歩いた。登山道整備のおかげだ・・・感謝。
そして、此処には新しい休憩舎と水洗の手洗いが建っている。早速100円コインでトイレを拝借。実は下の駐車場であわてて、トイレを忘れて出発していた。
休憩舎では成就からの登山者が休んでおられる。泉山管理人は少し余裕があったので、ここから二の鎖に挑戦してみることに・・・。鎖場は60m最初は足場も有り比較的容易に取り付けたが、途中から足場も悪く斜度も増してくる。
出来るだけ小刻みにと思うが、足場が無く鎖に頼ってよっこらしょと体を持ち上げると、一度に息が切れる。しっかりした足場を探し、呼吸を整えながらゆっくり登って行く。人が多い時はとても自分の手に負えないと思う。
それでも一歩づつ確実に進むと、上に着けた。見覚えのあるご夫婦が前を歩かれている。土小屋から前後しながら、ご一緒しして来たパーティーだ。再び追いついたようだ。少し時間短縮になったのか?
三の鎖は遠慮して迂回路を登る。ダイモンジソウ・シラヒゲソウやオタカラコウが階段脇に見られる。弥山頂上に着き、石鎚神社で参拝をし、無事登山をお願いしてから、今回の核心部天狗岳へ向かう。
三の鎖は遠慮して迂回路を登る。ダイモンジソウ・シラヒゲソウやオタカラコウが階段脇に見られる。弥山頂上に着き、石鎚神社で参拝をし、無事登山をお願いしてから、今回の核心部天狗岳へ向かう。
覚悟を決めて登ってきたので、怖くても行くしかない。二の鎖をクリアして来たのでトレーニングになり、勢いも多少増している。 最初鎖に摑まり下ることが出来るが、其処から先は鎖もロープも何も無い自然の岩山が続く。左右が切れ落ちているので高度感は相当だ。
岩がざらざらで足がかりが良く、慎重に進んでいけば多少の斜度はステップが刻め、岩尾根上が歩ける。
11時30分、約20分で天狗岳に到着。頂上岩を回りこんだところで腰を下ろし、向こう側の南尖峰から二の森方面の眺望を楽しむ。媛大小屋の屋根も見えている。後から1人こられたが静かな山頂で1人ゆったりお茶にする。
しばらく休んで帰りに向かう。帰りは稜線の岩場下に続く笹原境界との道を帰る。こちらは高度感はあまり無くて、足元の泥濘が気になるくらいだ。
しばらく休んで帰りに向かう。帰りは稜線の岩場下に続く笹原境界との道を帰る。こちらは高度感はあまり無くて、足元の泥濘が気になるくらいだ。
帰りの弥山 |
弥山の石鎚神社が近づく |
二の森方面から左下に媛大小屋 |
山頂小屋前でお昼 |
成就道から土小屋への分岐 |
山頂小屋でバンダナを連れの土産にゲットし、瓦煎餅と併せて今回のお土産。
下りは来た道をスタスタ下り、二の鎖の迂回路を通って14時10分、100分で駐車場へ帰着した。
東稜基部から手箱山 筒上山 土小屋方向 |
ベンチ二の休憩所へ降下 |
土小屋駐車場が見えてる |
ベンチ1の休憩所へ降下 |
看板まで帰る |
国民宿舎近道へ到着 |
土小屋Pから石鎚山 |
スカイライン展望からご来光の滝ズーム |
石鎚山とご来光の滝 |
今回頂上でポツポツ来たが、大したことはなく、今日も快適な登山を楽しませて戴きました。お花の百名山ベリーグー・・・・ お山の神様 謝謝
シオガマギク |
シラベ |
シラヒゲソウ |
イシヅチウスバアザミ |
シラヤマギクとミソガワソウ |
ダイモンジソウ |
オタカラコウ |
ナンゴククガイソウの実とミソガワソウ |
ミソガワソウ |
? |
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シラヒゲソウ |
レイジンソウ |
ハガクレツリフネ |
リンドウ |
石鎚キイチゴ? |
アキノキリンソウ |
ススキ |
キレンゲショウマ |
投稿 94 枚
最後までご覧戴きありがとう山でした
最後までご覧戴きありがとう山でした
1 件のコメント:
山渓オンラインの登山記録に石鎚山の記録をアップした。
しかし、自分の百名山記録にカウントされない。
調べてみたら弥山では百名山にカウントされないよう。
残念に思い、急遽土小屋から天狗だけ登頂を試みた次第。
折しも秋の花が咲き、花の百名山、堪能出来ました。
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