2017年11月11日土曜日

2017.11.9(木) 蒜山(1,202m)三座ピストン縦走

2017.11.9() 蒜山(1,202)座ピストン縦走 
曇り 季節風強 登山口11℃ 頂7℃ ↑1,862m ↓1,773m 15.5㎞ 23,456歩 9:23
4:406:10犬挾峠Ⓟ6:206:32尾根指導標→雲居平→8:1下蒜山→フングリ乢→9:43中蒜山→10:48上蒜山→10:55上蒜三角点→11:10上蒜山→12:10中蒜山12:40→フングリ乢→14:18下蒜山14:23→雲居平→15:43登山口Ⓟ16:00⇒17:30津山着

気温が下がって長丁場が歩きやすくなった。40年前にⅠ氏と歩いた蒜山縦走に出かけることにした。天気予報は晴だが、大山の天気は北西10/Sと季節風が強い。北気が押し寄せるかも?



40年前は土曜日午後から峠で野営し、翌日上蒜まで往復した。峠のスイカ売りのおじさんが、日暮れまでテントが残っていたので心配してくれていた。と、記憶している(^-^;‥?

今日は朝出で、夜明けとともに出発し日没までに下山できれば良い。健脚の方なら7時間ほどの行程だが、管理人は10時間を想定しての山行です。
下蒜山登山口

登山口から500mの指導標

5合目から下蒜山を望む

6時過ぎに到着し、支度を始める。予想通り季節風の吹き出しが強い。11℃で暖かいのだが、寒く感じる。少し明るくなりかけて出発だ。

湿地を抜け、6:33分尾根に上がった500mの指導票で夜明けだ。日の出は632分だが雲に覆われてまだ薄暗い。昨夜の雨で路面が滑りやすく、注意してロープ場を超える。
5合上から下蒜を望む

マツムシソウ

ツリガネニンジン


ツチグリ

6:565合目到着ここから視界が開け、笹原の雲居平を登る。咲き残りのマツムシソウ、ツリガネニンジン、遅くまで咲くリンドウ・アキノキリンソウがあった。黄色くなった笹原を7合目へ到着。
7合目から急登が始まる

仏ヶ仙に朝日が降り注ぐ

9合目

下蒜山直下

ここから道は急登へと入って行く。振り返ると、雲間から1等三角点峰の仏ヶ仙に朝日が降り注いでいる。9合目を過ぎると山頂が見えてくる。あと一息だ。
下蒜山山頂

山頂ログ

これから向かう中蒜と上蒜山

8時下蒜山頂へ着いた。前方に中蒜と上蒜が見える。大山は黒い雲に覆われている。稜線を境に、山陰・山陽の天気の違いが顕著にみえる。一休みしたら中蒜に向け下って行こう。
下蒜山の黄葉


フングリ乢通過


中蒜登山道分岐通過

雨後の蒜山、クロボクの道は覚悟して、スパッツを着けて来たがもうドロドロ。フングリ乢迄下ると標高800m、下蒜から高度差300mを下ってきた。中蒜へ登り返しは320m、この登りもクロボク道。整備されてはいるが、さらに裾はドロドロに(◞‸◟)…。
中蒜山登山道を俯瞰

上蒜山登山道分岐と避難小屋

中蒜ログ

中蒜山山頂から上蒜山

4等三角点中蒜山

中蒜登山道分岐までくると、中蒜の避難小屋と山頂が見えた。山頂は943分着。歩き始めて3時間20分経過した。ここまでくると登山者の方にも出会う様になった。

中蒜山から来た道を振り返る

 一服したら上蒜を目指そう。今度は標高985mまで130mを下って、210m登り返す。上蒜の登りは岩場が多い。立木があるので摑まって登るが、鎖場も3回出てくる。下りは鎖に御厄介にならないと足元がおぼつか無い。
上蒜山へ向かう

鞍部から中蒜山を振り返る

上蒜山山頂

上蒜山ログ

上蒜山指導標

中蒜から1時間で着くと思っていたが、到着は10:48分、65分掛かっていた。さらに10分上蒜山三角点へ足を延ばしてみる。
上蒜山2等三角点

上蒜山三角点ログ

ここは未整備コース。熊笹に着いた滴でビショビショになりながら進んでいくと、刈り払われたピークに2等三角点上蒜山が埋標されていた。

今日3ヵ所目の三角点を折り返し、来た道を帰る。歩き始めて4時間35分で折り返しだ。標準C,,1.2倍掛かっている。
上蒜山から復路へ向かう

因みに、下蒜の下りで、ロッジさんと出会ったのだが、この方(山とピアノの日々)は中蒜から登って上蒜の登山口へ降り、ここから上蒜へ登り返して、下蒜の犬挾峠へ縦走。折り返して中蒜へ下山する3座完登をされていた。すごい健脚の主さんです。

Jパン・半袖シャツがトレードマーク、後姿でトレードマークを拝見し、ロッジさんだと解った。後でブログを見ると、管理人が上蒜三角点を往復する間にロッジさんが登り返され、追い越された様だった。
復路で中蒜と下蒜

避難小屋でお昼

さて、折り返して上蒜で11:10、お昼にはちょっと早いし、ガスに覆われて寒い。中蒜避難小屋へ帰ってお昼にしましょうと、岩場を下って中蒜へ急いで登り返す。12:10分、避難小屋を借りてお昼にした。

ラーメンとカフェを戴いていると、3人パーティーが入って来られ、お昼にされる。やはり、眺望が残念と話されていた。
マルバダケブキと蒜山高原

蒜山高原を俯瞰

復路の中蒜山分岐 真っすぐフングリ乢へ下る

腹ごしらえをし、再び帰り道へ向かいます。中蒜分岐でも登山者が上がって来られた。管理人は真っすぐフングリ乢へ向かって下ります。

中蒜から上蒜往復は何組かお会いしたが、下・中蒜山の縦走は誰とも会わない。唯一帰りのロッジさんにお会いしただけだった。一人旅の帰り道。フングリ乢の手前で、日に照らされる紅葉が美しい。

フングリ乢の黄葉

800mのフングリ乢付近より下が紅葉の盛りで、山肌を装っている。今年の紅葉も見納めか?と思ってみる。
フングリ乢手前から下蒜山

復路のフングリ乢

ヤマラッキョウ

真島郡の入会境界標

アキノキリンソウ


復路の下蒜登りから中蒜と上蒜の頭

本日1番の黄葉

復路で紅葉

オオカメノキの冬芽

下蒜から上蒜と大山方向

ツルリンドウ

ツルリンドウの実
 乢から下蒜へ300m登り返して14:20分、後は下るだけ。先の目途が付いた。一服後、最後の岩場を注意深く下り雲居平へ、そして灌木林の階段を下れば登山口へ500mの指導票だ。
下蒜へ帰ってログ
3等三角点 蒜山

最後の湿地帯では登山道の整備作業をされていた。お礼を云って脇を通過させてもらう。感謝(^_^)v…
見納めの黄葉
雲居平が見えた

ヘリコが飛ぶ

雲居平の笹黄葉

雲居平を振り返る 朝と同じアングル

倒木処理

500m指導票へ帰着

挾峠へ無事下山

そして、駐車地へ無事下山。9時間半の山行になりました。往復16㎞、10時間と思っていたが、実際は15㎞で、予想程歩けてなかった。


10時間・20㎞が当面の目標かな`ー´)ノ…

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最後までご覧くださりありがとう山でした

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