2019年6月25日火曜日

2019.6.21空木岳~越百山周回 【Ⅰ 登頂編】

2019.6.21空木岳~越百山周回 【Ⅰ 登頂編】
1日目
10 2 16.6 ↑2,166m↓316m 11:46 27,600
大桑道の駅車中泊4:00⇒4:40伊奈川ダム下Ⓟ4:52→5:37 今朝沢橋→7:05金沢土場→728うさぎ平740→8:57北沢吊橋9:10→10:04 711:24 8()11:4012:32 見晴場→13:50木曽殿越14:3515:341峰→16:19空木岳→16:30駒峰ヒュッテ泊

2日目
 ☁ 52人 約16.6km 839m2,576m 11:30 27,000
駒峰ヒュッテ5:205:32空木岳→6:45赤椰岳→7:06擂鉢窪分岐→7:43南駒ヶ岳7:509:45仙涯嶺→11:21越百山()11:4512:50越百小屋→13:34上の水場→14:00展望台→15:08下のコル→15:52福栃橋→16:26今朝沢橋→16:46伊奈川ダム→16:59駐車地
空木岳 駒峰ヒュッテから木曽駒方向を望む

 
初日 空木岳登山
連れと2人の100名山探訪。昨年5月以来中断していたが、1年ぶりに復活だ。今回、中央アルプス南部5座を縦走周回する予定。再開にふさわしい変化に富む山行が期待できる。

自宅を夕方出発、中央高速中津川ICから木曽谷を遡り大桑道の駅で前泊。2人で車中泊も今回初挑戦だ。翌朝4時に登山口目指して伊奈川沿いを遡り、もみじ荘跡の路側に駐車します。
入山届を投函

もみじ荘跡付近路側に駐車 10台程度は可能

閉鎖ゲートを越えてダムに向かう

ダム湖上流の浸食跡

すでに、先行車が1台駐車してある。我々も支度し、入山届を提出して早速出発。
まず、閉鎖ゲートを通過、伊奈川ダム堰堤に上りダム湖の奥に向かいます。昨年の水害の跡を横に見ながら1.6㎞程で伊奈川ダム上登山口の駐車場に着きます。

本来ならここまで車で進入できたのだが<`~´>、水害以来進入できなくなっている。ここが、元々登山ポストが設置されている伊奈川ダム上登山口なのだ。車も50台は止められる。
本来の伊奈川ダム上登山口Ⓟ

従来の閉鎖ゲートはここ 今朝沢橋を渡る

今朝沢分岐
今朝沢分岐指導標

23分で今朝沢橋の分岐へ着きます。標高1100m2合目の指導標があります。林道はここで空木岳登山口になる、金沢土場方面へ登る伊奈川林道と、南駒・越百山登山口になる福栃橋へ登る今朝沢林道へ分かれます。
 
土砂流出跡が何ヶ所かある

カモシカの歓迎



沢の渡渉は飛び石伝いに



使用は躊躇する
金沢土場避難小屋通過

金沢土場到着




今回第一目標は空木岳登山。なので伊奈川林道へ進入。金沢土場を経て、うさぎ平登山口(1,450m)まで8㎞の林道を歩きます。途中でカモシカが新芽を食べながら出迎え。「頑張れよ」と激励してもらいました。金沢土場へ75分到着。すでに8㎞歩いて来た。中央アルプス木曽駒ケ岳森林生態系保護地域(4140)の表示板が設置されている。

金沢橋



 
うさぎ平着

標高1460mのうさぎ平指導標

更に林道を登って行き、金沢橋を渡るとうさぎ平はすぐそこでした。11㎏のバックパックを背負い、駐車地からほぼ10㎞の林道歩き。ウォームアップは十二分に出来、汗だくです!(^^)!・・・740分は、すでに予定より大幅に遅れています。
いよいよ山道へ進入

ユキザサ

ギンリョウソウ


枯株に看板

セリバオウレン
ここから山道になり、笹の下草の間を登って行きます。ギンリョウソウが沢山目につきますが、朝方で光量が足りずブレブレ画像でした。 30分ほど歩くと何やら古い指導票らしい錆びた看板がかかる枯株がありました。ユキザサやシロバナヘビイチゴ、セリバオウレンの花後などに癒され、九十九をうちながら登ります。

シロバナヘビイチゴ

6合 1,610m 北沢指導標

壊れた 北沢つり橋 利用は自己責任だ

ズダヤクシュ


マイヅルソウ

うさぎ平から尾根のトラバース気味に1時間20分、やっと6合目の北沢(1,610m)へ着いた。つり橋を渡るのですが、大雨で壊れています。自己責任で利用させてもらいますが、向こう岸は崩壊して足場が悪い。1人ずつ慎重に渡渉した。
イワカガミ

尾根筋を登る

7合指導標

オサバグサ ケシ科  葉が特徴的
今回お初の対面でした\(◎o◎)/!

ここから傾斜は増し、急斜面の森林帯を登るようになる。この登りはイワカガミとマイヅルソウ、今回お初の白い花2種など観察し10時過ぎ7合目到着。
針葉樹の倒木が増えて来た

8合指導標 

そして8合到達は11時半、ここでお昼\(^o^)/。5時間の登りでくたくたですが、今日はこれから本番です。ガンバロー
バイカオウレン

見晴場到着
 
義仲の力水

ミネザクラ

ハリブキ

タケシマラン

ハクサンハタザオ

木曾殿山荘着

見晴場(2,389m)で稜線が見えてきました。この辺りはバイカオウレンが咲いている。
13時半義仲の力水で水補給、山頂へ持ち上げる4.5ℓを確保します。小雨が降り始め、上だけ合羽を着、ミネザクラやハリブキの芽など見て、タケシマランとハクサンハタザオが咲く木曽殿山荘(2,490m)へ到着した。
 
小屋から登って行く稜線
石の道へ変わる
伊那谷側が見えた

イワヒバリ


イワウメ

コイワカガミ

ハクサンイチゲ

風が出て雨が強くなり、小屋前の庇を借りて雨宿り。このまま天気が悪化すればここで停滞も覚悟しなければならない、避難小屋も覗いてみる。小1時間程で雨雲は薄くなってきたので14時半再出発。
 
木曾殿山荘を俯瞰

第1ピーク到着

岩場に変わった稜線の急登をよっこらよっこら登ります。イワウメ、ハクサンイチゲ、イワヒゲ、コイワカガミ、など高山植物があちこちに見られる。15時半過ぎ第1ピーク(2,782m)に着いた頃から再び雨脚が強くなってきた。もう少しと登り続けズボンがだいぶ濡れた。


空木岳登頂\(^o^)/

岩場の登りを鎖や、鉄鋲の足場に助けられ、何度も山頂ピークと騙されながら進み、1620分やっと本物の空木岳山頂へ到達した。\(^o^)/・・・

雨とガスに覆われた山頂は眺望は無く、記念撮影もそこそこに、駒峯ヒュッテに下る。
17時駒峯ヒュッテに下り、避難土間の今夜の宿に、荷を下ろした。
12時間の登り、(^^;)しんどい登りでした。後半はガスと風と雨で忍耐の登山でした。
天気も悪く外に出てもすることが無いので、プロ野球交流戦を子守唄にし、夢の中でソフトバンク優勝放送を聞いていました。(-_-)zzz・・・
咲いていたキバナシャクナゲ

駒峰ヒュッテ到着
 縦走編へContinue m(_ _)m

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