いずみやま: 2020.11.3(火)　東山1,388m～鳴滝山1,287m周回

2020.11.3(火)　東山1,388m～鳴滝山1,287m周回

☀　4℃ 3人 ↑1,058m↓1,053m 10.8km 7:21分 17,323歩

6:30津山⇒7:50東仙宿舎跡Ⓟ8:02→1100mピーク8:38→大乢ルート出合10:00→東山10:45→11:50昼食ポスト12:20→鳴滝山13:15→1,228mピーク13:57→東仙宿舎跡ⓟ15:25⇒津山17:10　

11月になり、朝晩はぐっと寒くなってきました。津山盆地も朝霧に覆われ、周りの山から雲海が眺められる季節です。今朝は盆地の冷気湖から抜け出し、中国山地の奥山へ出かけました。

紅葉の下でキノコ狩り(^_^)v

師匠大山の風さんとNさん3人で東山方面へ紅葉狩＆きのこ目的の山行です。早朝6時半に師匠の車で黒尾峠に向け出発です。智頭から芦津渓谷へ入ると、ダンプカー4台のコンボイが先導。どこまで行くのか？…ついていくと(^ム^)‼…芦津発電所の下まで、ず～と先導してくれました(>_<)…

葦津渓谷の紅葉を楽しみながら堰堤を越えてさかのぼります。大川沿いを2㎞ほどさかのぼり、東仙宿舎跡登山口に到着。支度して、今日は反時計回りに東山・鳴滝山と周回します。2度目のハート形周回路です。

東仙宿舎跡へ駐車

切り株オブジェの登山道

昨日の雨で、濡れ落ち葉の道はスリップ注意。特に落ち葉に隠れた枯れ枝は、足の置きようでズル～とよく滑ります。杉林の斜面を登りきると、広葉樹林の尾根筋になり、明るい道が続きます。

尾根筋を詰める

東山が見える
歩きやすい尾根

熊棚があり鈴を用意

枯れ葉が残ったミズナラと思いきや、実はクマがドングリを食べた熊棚でした。下に落ちた枝はきれいに実が食べられ、幹にはまだ新しい爪痕が残されています。3人そろってクマ鈴を取り出しました(@_@)‼…

クリタケ発見

いい雰囲気の斜面

ありそうな斜面探索中

ムキタケ発見

最初に見つけたのはきれいなクリタケ＼(^o^)／…見つけた人に優先権、後の人はお裾分けを戴きます。自然にこんなルールが生まれていました。尾根筋を登り、再び植林の脇を登るようになると稜線はすぐそこ、笹の生い茂るブナ林へ着いた。

笹に覆われた稜線のブナ林

羊歯紅葉を山頂へ向かう

そして10時、大乢から登ってくる登山道と合流。山頂はもうすぐだ。南に沖ノ山から若杉原生林その向こうに後山。南東には天児屋山～大通峠を越え三室山が見え、前にくらますが聳えている。

山頂三角点から扇ノ山方向

三室山からくらます

若杉自然林の向こうに後山

沖ノ山から那岐山方向

氷ノ山を望む

3人で記念撮影

羊歯の紅葉をかき分け山頂へ向かい、10時40分、東山登頂です。荷を解き大展望を堪能します。東側の眺望が開け、扇ノ山から青ヶ丸・陣鉢山・氷ノ山が一望です。

若桜スキー場の高原の宿氷太くんも見えています。3人で記念撮影し鳴滝山へ向かいます。

小ピークを越え

雷杉から急降下

なんだろ～？

ブナマイタケの残骸？

雷杉から急斜面を下ると、別世界の尾根筋だ。大ブナが林立する、なだらかな尾根が続いている。尾根の倒木を訪ね、茸を探しながら下ると、ブナの根元に黒い塊が？？…近づいて観察すると、どうもブナマイタケの残骸のようです。最中だったらここだけで一荷出来てしまうでしょう(◞‸◟)残念…

時々ムキタケやキクラゲを収穫、鞍部まで下ったところでお昼。3人三様に収穫した茸を戴きます。管理人は醤油ラーメンにムキタケを入れてみました。

1ランクアップの熱々のラーメンが戴けました(^_^)v…カフェを戴き鳴滝山へ登り返します。

尾根筋から望む扇ノ山～氷ノ山の稜線

三倉富士の紅葉

鳴滝山登頂

ハート形周回ログの窪みになる尾根に登り、方向を変え細尾根をしばらく進むと鳴滝山到着です。鳴滝山からの眺望は、北に三倉富士から延びる弁天山の紅葉が午後の陽射しに照らされて輝いています。

鳴滝山から東山を振り返る

これから下る1228mピーク方向

鳴滝山表示

ルート最大のブナ

ブナを見上げる管理人
パワーを戴きます(^_^)v

再び急斜面を下ると、このルート最大のブナの巨木が立っています。樹齢200年か300年？かな～と話してみます。いずれは土に返って行くのでしょう…(-.-)…

茸を探しながら下ります

鞍部に降り、3本杉の立ち枯れを過ぎ、再び1,228mピークへ登り返します。

疲れた体に此処の登りは堪えます。登りきると後はほぼ下り、切り株オブジェが沢山残る尾根を下ります。古い切り株はそれぞれ特徴的で、観賞しながら下れ、飽きません。素晴らしいオブジェの連続です(@_@)‼…

茸を探しながら(^_^)v

切り株オブジェ

ミズナラの大木

紅葉の下に茸あり～＼(^o^)／
巨大杉の倒木

見飽きない下り尾根

大ブナの横を登り

此処にも熊棚

巨大杉の倒木を過ぎ、大ブナの根元を登り、最後に植林の急斜面を下ると東仙宿舎跡へ到着です。林鉄軌道敷き跡を通り、古い橋を渡って無事駐車地へ下山です。