2013年11月22日金曜日

25.11.21(木) 美作の史跡を歩く会 湯郷・林野を歩く

25.11.21() 美作の史跡を歩く会 湯郷・林野を歩く 
 
津山840⇒美作湯郷935→積岩→湯神社 長興寺→倉敷西ヶ浜→寿林寺→法眼寺→町並み保存館→安養寺→駐車場1225⇒津山1330

2/13人 10,621歩 約6.9km 250 ↑38m ↓36m 
安養寺の紅葉


 中2日あけて、今日は美作市の史跡を訪ねて、連れとウォーキング、さて・・・・・
374号に沿って下る

塩垂山 221m

積石
 
 湯郷の駐車位置には我々が一番乗りだった。しばらく車の中で待っていると本隊の皆さんが到着され、予定通り935分から歩き始める。

 最初に湯郷の町の一番下手まで歩き、浄化センター横にある積岩を見に行く。この岩には、巨人伝説の三穂太郎伝説がある。{那岐山と京都を三歩で往来した三穂太郎が、那岐山に腰掛けて結びを食べていたとき、お結びの中に入っていた2個の石を重ねて置いた所、湯郷まで手が届いて積石となったそうな。}
街中アート ①
サインに興味津々




街中アート ②

長興寺

塩垂山長興寺

湯神社

 次に街の北に聳える塩垂山(しおだれやま、221m)の麓にある湯神社と長興寺を訪れる。
湯郷温泉は、奈良時代の木管に「美作国勝田郡塩湯郷」と名前が出てくる。奈良時代から続く温泉で、湯神社はもと湯大明神と号して温泉の近傍に鎮座した。

 長興寺は伝説に「白サギが湯治をしている風景を見て湯郷を開いた」といわれている円仁物語にちなむお寺で、今は、薬師堂が残っていて、円仁さんの石像が置かれている。
キャプテンとサブキャプテンに似ているような・・・・

からくり時計
セイヨウヒイラギ モチノキ科




アオキ


ノブドウ

カワセミ

ヘクソカズラ


 ここから、湯郷の町を北に歩いてルート374号沿いを林野の町へ向かう。標高249mの城山の麓で、吉野川と梶並川の合流点。元は倉敷と呼ばれていたようだが、大正7年に備中倉敷との混同を避け林野とされたようである。

旧倉敷西ヶ浜は林野の西側に広がる川沿いにあり、高瀬舟の船着場、物流基地の中心として繁栄したようだ。この後訪れる町並み保存館は、そんな物流で財を成した豪商の蔵の跡だ。

次に訪ねた美作市歴史民族資料館は、改修のため工事中であったが、旧中国銀行林野支店を市が取得して、再利用している資料館だ。懐かしい丸型の郵便ポストが外に展示してある。
町重文 岩田家遠州型石灯籠

町並み保存館内部

林野の町を東に移動して、街の中心になる寺町で、寿林寺を訪れ、町指定重文の石灯篭を見る。お寺さんはどこに行っても綺麗にされている。、自分も作務に勤める様に心がけてはいるが長続きしない。続けることが力だと、知識はあるが理解出来てない。

さらに東へ移動し、今度は法眼寺を訪れる。ここは旧倉敷町並の東部、上茅町にあって浄土真宗本源寺派のお寺さん、ここも箒目が立っている。

ここから、城山方向にすぐ、町並み保存館がある。入口は鍵がかかっていたが、管理人の方が親切に鍵を開けて中を案内してくださる。旧倉敷の豪商綱沢家の土蔵跡で、明治10年に立てられた土蔵だが、当時の棟札などが見られる。
安養寺境内

境内から林野高校

仁王門

六体地蔵

最後に城山の山麓に設けられた、えようで有名な安養寺に行き、境内を拝観する。帰りに仁王門と六体地蔵にお参りして、林野の町を再び旧西ヶ浜に戻り、さらに国道を湯郷に下る。
旧倉敷西ヶ浜




鷺湯温泉源泉 

ローズマリー 木本と認識出来た

アオサギ 円仁上人が見たのも白鷺でなくて実は青鷺だった・・・

我が家の庭にハナミズキの実を食べに来ていたジョウビタキ雌

湯郷に帰り、本日最後に鷺湯の源泉に立ち寄り、皆さんで、塩湯の味を確かめ駐車場に帰った。今回も幹事や役員の皆様にお世話になり、楽しく歴史を勉強させていただきました。
とくに、講師のM先輩には詳しく説明戴きありがとうございました。


今年は、美作国1300年に当り、津山城西と今回の美作市を訪ねて美作の歴史に触れることが出来とても良かったと思っています。
次回もまたよろしくお願いしたいと思います。
ありがとうさんでした。

投稿30枚ご覧戴きありがとう山でした

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