2021年6月12日土曜日

2021.6.10(土) 三平山(1009m)~毛無山(1219m)縦走登山

2021.6.10() 三平山(1009m)~毛無山(1219)縦走登山

 登山口19℃ 3↑1524m ↓1478m 15.6km 7:58分 28,718

 

自宅5:306:45田浪Ⓟ⇒7:10三平山ⓟ7:20→三平山8:20→穴ヶ8:50→朝鍋鷲ヶ山9:55→金ヶ谷山10:4311:03昼食ポスト11:40→白馬山13:0214:00毛無山14:10→田浪Ⓟ15:20⇒三平山ⓟ16:00⇒自宅17:00

三平山から毛無山目指して出発💪



 

明日が入梅ですが、今年は先月中旬、記録的早期に梅雨入りし、梅雨前線がずっと日本列島付近に停滞していました。ここ二・三日は南下していた前線が、今日は消えた。そこで、山友3人(大山の風さん)(もりてさん)で毛無山へ出かけて来ました。


登山口へ

アカショウマ?

オオナルコユリ
モミジイチゴ

サイハイラン



ニガナロードを山頂へ

ニガナ

 

早朝、田浪の毛無山Ⓟに現地集合です。1台デポし、もう1台で野登呂トンネルから蒜山へ移動、出口で林道へ入り三平山の登山口まで20㎞移動します。予定より若干遅れ気味で7時過ぎに登山口駐車場へ到着しました。先着は1台広島ナンバーのスーパーカブ、「遠くから、よく単車で来られたなー」と人で感心します。 

 

さて、我々も出発。登山口から松林を、九十九を返しながら三平山へ向かいます。観光地蒜山の山並み、その西端に聳える三平山は、蒜山三座と並び蒜山高原から大山の眺望が美しいお山。学校登山や家族連れで人気のトレッキングコースです。登山道は整備され、野鳥や花が楽しめます。今日はもみじイチゴが沢山みられました。上部ではサイハイランも見ることが出来ました・・(^^)/

大山から蒜山が一望
師匠が草刈

 



3等三平山

そして、名物の土塁の上を伝って山頂へ到着、360度の眺望を楽しみます。大山から蒜山三座に連なる山並が北から東へ延び、これから向かう毛無山方向が南側に見えています。師匠が周囲を草刈り、きれいになった三角点を撮影。

 

縦走路を望む

しばらく景色を楽しんで次のポイント、縦走コース最低部の穴ヶ乢へ激下りします。ハナニガナ・ウツボグサ・ヤマツツジやネジキが楽しめました。転げ落ちるような下りも楽しめますよ‼・・・(*^^)v

土塁下り
ヤマツツジ
ノアザミ
ネジキ
三平山をバックに


三平山を振り返る
穴ヶ乢へ下る


乢の地蔵様

787mの穴ヶ乢は850分通過、1時間半歩いてきました。ここから朝鍋鷲ヶ山を越えて、金ヶ谷山1164mまでアップダウンを繰り返しながら登ります。登り初めは植林ですが、尾根に乗ると自然林になって、ブナの林も出てきます。

 

背が高くて日頃見られない、ブナの実が大きく充実してきています。タニギキョウが笹の根元で小さな花を咲かせていたり、コバノフユイチゴが咲いているのを愛でながら進みます。

自然林になってきた

真実の口⁇

ブナの実

タニギキョウ

4等山根田

朝鍋鷲が山到着 国体記念碑 16年前


尾根筋を登って、朝鍋鷲ヶ山の登山道と合流する手前で笹に埋もれた4等三角点「山根田」を探します。さすがに、師匠が笹に隠れた三角点を見つけ出してくれました。

 

展望台は老朽化 眺望は得られません

朝鍋鷲ヶ山の展望台は、老朽化し登り口をロープで閉じてあります。ここの眺望はのぞめませんが、食事中の単独男性は、展望台へ登られたようでした。自己責任ですね・・(^^)

 

珍しいマルバダケブキの自生地を過ぎ、送電線の下を進むと林床にセリバオウレンの株がみられ始め、ブナの林が続きます。丸太階段をのぼりながら、何度も素晴らしいブナ林を観賞します。とても気持ちの良い登山道を歩けます、しばらく進むと上から単独登山者が降りてこられました。

次は金ヶ谷山
マルバダケブキ
送電線下から大山が見える
ブナ林へ入る
ギンリョウソウ
作業してくださる師匠
綺麗になった2等蛇喰山


この方が登山口のスーパーカブの持ち主。早朝、俣野から毛無山縦走路を周回され、帰りでお会いしたのですが、とても元気な方(
ヤマレコユーザーのmomijiさん
)でした。Mさんはすごい人に会えたと、しきりに感心されています・・・(@_@)

 

小一時間で金ヶ谷山へ着き、師匠がさっそく三角点の草刈りをしてくださいました‥🤣

2等「蛇喰山」はだいぶ埋もれていますが、前回掘り出したより、周りが整備されていました。

 

11時前、朝が早かったのでボチボチお腹が空いてきて、食事場所を探しながらブナ林を下ります。上から見下ろすブナ林も、見透視がいいので心地よい。火照った体をクールダウンしながら金ヶ谷分岐まで下りました。

次はお昼
分岐目指して下ります
さけび ああ~あ~
快適‼
金ヶ谷分岐を下から
縦走路を行く
笠杖山分岐 絶対間違うで~注意‼


昼食ポスト

分岐での食事予定は風が強く、スルーして下り、直下の笠杖山分岐から少し進んだ地点でお昼にします。ブナの根元で、小鳥のさえずりを聴きながら、連れが持たせてくれたサンドイッチを戴きます・・・Caféでまったり休憩し午後の部へ移ります💪

再びブナの林を進みます

イカブナまで来ました

土用ダム湖が見えます

ブナ林が気持ちいい

タツナミソウ

表札 いずみやま(笑)‥

着いたかな⁇

やっと到着 白馬山

ブナ林を又しばらく進むと、12時のサイレンが聞こえてきた。ロックフィルダムの土用ダム湖が下に見え隠れし始め、縦走路はダム湖を巻くようにアップダウンを繰り返します。

45回アップダウンを繰り返し、そのたびに白馬山山頂を期待したが裏切られ続けました(-_-;)・・・

 

ブナ林に熟れ、「もう期待しないぞ」と思い始めたころに、やっと白馬山山頂へ到着です。昼食地点から1時間半、ほぼ3㎞の距離でした。長かった~・・・😁💦

白馬山から大山を撮る

カタクリの実

山頂ブナの間から、定番の大山南壁を撮ります。足もとにはカタクリの実が沢山のぞいていました。この時季実だけが残り、葉は消えています、スプリングエフェメラルたる所以でしょう。この後、実は弾け跡形もなくなって年を越すようです。

ユキザサ


カタクリ広場

毛無山が近づく

タチシオデ


 
ササユリ

カタクリの話題で盛り上がり、大山の景色を楽しんで進むと、やがてかたくり広場到着です。そして最後のピーク毛無山へ向け登ります。途中Mさんお勧め、ササユリの株を探して登ります。山頂直下で数株見つけましたが、未だ蕾は固く、開花はしばらく先になりそうです。

大山をバックにササユリ探索
眺望を堪能中
大山方向
東方向
南方向
西方向

 

3等田浪

三角点を養生される師匠


14
時前ついに毛無山登頂。素晴らしい眺望が広がります。北側の大山から東へ蒜山・歩いた金ヶ谷山、南の大佐山から西毛無・根雨の宝仏山方向、そして大山へぐるりと見渡せます。三人三様に山頂でグルグル歩いて眺望を堪能します・・⛰😃

 

去りがたい思いで山頂を後に下り始めますが、師匠が山頂直下の祠へ案内してくれました。役行者の石仏が祭られた祠は初めての参拝…\(^o^)/そして下ります。

9合目休憩舎、8合大岩、7合ミズナラ、6合大杉、5合目、そして4号毛無大岩と下り最後にモミジハグマの群生を確認して林道へ降りました。

山頂社
役行者様
林道にある縁起

田浪集落を俯瞰して下る
9号休憩舎へ下山
8合大岩
7合ミズナラ
エンレイソウ
6合大杉

毛無大岩通過
田浪の駐車地へ下山


デポした車へ1518分無事下山、汗を流して蒜山へ移動。三平山登山口駐車場へ到着して本日の登山終了です\(^o^)

今日もしっかり歩け、天気と景色、花とブナ十分堪能しました。お山に感謝です…🙏

同行させていただいたお二人さんに感謝です😂

 

歩いた縦走路を振り返る

追伸、翌日このログまとめていると、Mさんがお疲れ山と、知る人ぞ知る有名な豆腐を差し入れてくださいました。今夜は冷やっこで🍶(’’▽`)ありがとう☆


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最後までご覧いただき(’’▽`)ありがとう山でしたm(_ _)m



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