2023年3月20日月曜日

2023.3.19(日)大山振子沢B・C 5-28

 2023.3.19()大山振子沢BC 5-28

06人 ↑1,609m ↓1,61613.78:08

 

自宅5:10⇒奥大山Ⓟ7:00→木谷入口7:13→鳥越峠テラス9:00→地獄谷9:45→振子沢入り口10:00→大曲10:50→振子沢の頭12:0012:10昼食ポスト13:00→地獄谷13:15→テラス14:30→木谷口15:15→Ⓟ15:40⇒自宅17:10



残り少ないシーズン、今年も振子沢へ挑戦してきた。沢の頭まで頑張れるでしょうか⁇‥今回のメンバーはしんさん・師匠大山の風さんを含め6人、テレマーク4人と⛰⛷2人のパーティーです。

環状道路を登る
木谷へ入る
鳥越峠上テラスへ向かう

 早朝7時奥大山スキー場から環状道路を歩いて木谷へ入ります。800m表示標が目印、7:13分入山です。前後に登山者やスキーヤーが登って行かれる。日曜日で山は賑っています。

 

シール登行で鳥越峠上のテラスを目指します。雪は未だ締まっていて、壺足ならアイゼンがあった方が安定します。テラス下まで登ると陽が当たり少し緩んできましたが、念のためクトーを装着して登ります。テラス手前は毎回ブッシュが煩いので、高度を上げトラバース気味にテラスへ登ります。

キリン峠の標柱が見える

テラスへ到着

 

テラスに着き、滑走準備をして地獄谷へ滑るのですが、今日はまだ雪が緩み切っていないので、鳥越峠の下に回り込んでさらに南側の谷筋を滑ることにします。高度差300mを下ると地獄谷の底です。

左が鳥越峠 中央の尾根裏がテラス
地獄谷へ下って登行準備
駒鳥小屋下を登る

振子沢入り口まで50m程登り返します。沢は昨年より埋まっている感じで、ほぼどこでも歩けそうです。右岸の崖上に駒鳥小屋が見えています。前方には東大山の岸壁が青空へ向け突き上げています。

 

振子沢入口から槍が峰を仰ぐ

振子沢へ入ってすぐ、昨年沢割れしていた難所がありますが、今年はさほど難しく有りません。昨年より1週間早いせいもあると思いますが、雪が多いようです。

沢割れ付近を下る 帰りの画像

デブリ帯を登る 左に幻の滝

振子沢の喉から俯瞰

次は入り口から700m程登った喉部分のデブリ帯です。ここも例年デブリが重なって難所になるところ。夏道でも急な難所になっている狭い廊下状のゴルジュです。
あと少しで大曲
大曲から沢を仰ぐ
頭が見えてきた

大曲付近を俯瞰

源頭部目指して頑張る

大分登って来たが、しんどい・・🥵

しんさん・師匠が先行されます。管理人も続きますが、デブリと落石を避けながら急斜面をヒーコラ登って行きます。喉を過ぎれば大曲はすぐそこ。目の前に振り子沢のオープンバーンが700m伸びています。荷をデポして、水とGPSだけ持ち頭を目指します。

急になった源頭直下

稜線へ乗る 砂で汚れた源頭部
 

最上部200m程が急斜面ででしんどいところ、歳と伴にしんどさが増すようです。ジグを切って折り返すスキーがうまく持ち上がりません。トップが良く引っ掛かって其の度に大息をつき呼吸を整えます。

登山道の人影

天狗が峰へ続く稜線

天狗ヶ峰へ向かう
単独女性登山者

登山者が続く

烏ヶ山・蒜山が見える

ユートピア避難小屋が見える

難渋しましたが、少し緩んだ雪が助けてくれ、今年も何とか登り切りました。稜線からはユートピア小屋・三鈷峰・矢筈ヶ山・甲ヶ山・日本海まで見渡せます。振り子沢の奥には振袖山・烏ヶ山が見えています。

そして眼前に聳え立つ北壁は、ゼブラ模様の残雪が谷筋を魅せています・・絶景…‼😲




シールを剥ぎ滑走準備だ。ビンディングをSkiモードへ、ヘルメットにゴーグル、カフロックを忘れずに確認してドロップだ。砂を被った新雪だがまずまず滑ってくれます。途中何度か石が当たりますが気にせず滑ります。

 

樋状になったオープンバーンを快調に降りてゆけます。斜面が大きく、安心しているとスピードオーバーになります。樋の側面を滑り登ってスピードコントロールしながらデポ地までくだりました。僅か34分の滑走ですが、この快感を求めて登って来たのです。

午後の部開始


振子沢を下る

デポ地点へ降りて、お昼にします。ちょうど12時過ぎ、ベストタイミングで前半終了でした。

札幌味噌ラーメンに玉ねぎ・白菜・エノキ・ショウガを入れていただきます・・・🍜🤣

☕も戴き元気回復、後半の登り返しへ向かいます。

 

登ってきた沢を下ります。途中のデブリや落石は要注意、そして沢切れには最大の注意が必要です。上からは、落ち込んだ沢切れ箇所は見えません・・・😆

沢下り
地獄谷へ帰ってシートラ準備
250mの登り返しへ向かう

先人の足跡をトレース😅

1㎞続く振り子沢下部の沢筋を15分ほどで下りました。地獄谷を渡渉し、小屋上流の急斜面に取り付きます。時刻は13時過ぎ、ここからが今日の核心部。滑落事故も起きている登りです。

 

皆滑走後の疲れで足が出ません。師匠が先陣を切って登りに向かいます。管理人はアイゼン装着に手間取って、しんがりを務めます。一歩また一歩と壺足で登ってゆきます。

頑張りどころ

大分登り返した💦

槍が峰が見えてきた

途中で交代しながら250m登り返します。管理人も中間部から先陣を切りますが、一歩一歩が苦しい時が続きます。そして1時間やっと東大山の見える稜線へ登り返しました。

テラスへ戻って

 

最後の滑走準備

テラスへトラバースし最後の滑走準備です。午後の陽射しで緩んだ斜面を、重雪に耐えながら下り、木谷のブナ林へ向け滑走します。ブナ林へ入ると木陰の雪はそれほど緩んでいなくて、旗門に見立てたブナの株をツリーランで下れました。

ツリーランを楽しむ

下って来たブナ林
環状道路へ無事下山
除雪車休憩中

奥大山スキー場から木谷を振り返る
 

木谷の入口へ無事に下山、本日の滑走終了…\(^o^)

同行くださいました5人さん(’’▽`)ありがとう☆山でした‼

次回もよろしくお願いします😊


投稿画像46枚 ご覧いただき(人''▽`)ありがとう☆山でした

😂

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