2015年1月5日月曜日

2015.1.5(月) 恩原ギラガ仙ピストン登山

2015.1.5(月) 恩原ギラガ仙(1247.6m)ピストン登山

天候 晴れ 0℃ 11.5km 7時間23分 ↑643m 723m 9,536?歩 1人 

津山72543km 50分 825パノラマロッジP 850859リフト終点→3等三角点三国ヶ仙→4等三角点恩原→12254等三角点ギラガ仙昼食13404等三角点恩原通過→1612パノラマゲレンデP帰着163043km 56分 1726津山着




あーくたびれました。恩原三国山を目指して登山に出かけたのですが、立ちはだかるブッシュと用具になれていないための転倒に、ほとほとくたびれました。初心者の気持ちが理解できました。

さてさて、作日に引き続き恩原高原に出かけて見ました。今日は美作30座の最後の未登峰恩原三国山を目指して出かけたのですが。

暮れに恩原牧場最奥の三角点まで歩いているので、今日は途中を省略してリフトで上部尾根まで上げてもらいます。リフト終点を859分、山スキーとシールで出発。
リフト降り場を振り返る 登行開始

先は長い

最初に3等三角点三国ヶ仙(1008.4m)を目指す。その次4等三角点恩原高原(1063.6m)までスムーズに約1時間半、1023分到着する。此処からは牧場エリア外で、木立が繁って見通しが悪くなる。入口のナビテープから早速木立の隙間をぬってのコースだ。
右奥の峰まで行くのだ

先人のトレースが伸びている

3等三角点三国ヶ仙1008m

丘になっているので雪はそれほど深くない
いずみやまのトレース

4等三角点恩原高原1063mログ

スキーシールが良く効くので、スムーズに登行出来るが、途中の下りは難儀だ。シールが滑るときと、滑らないときが有って、緊張の下りになる。一度転ぶと深雪のためしばらくもがいて、中々起きあがれない。

かかとが浮くので、スキーの上に立てない。手を突いても雪に埋もれて支えにならない。ストックを十字にして支えを作ってやっとこさ起き上がる。大汗を掻く。(ブログを書いていて、気がつきました。下りでは踵ピースをロックすれば楽に下れたと。)
西に伸びる県境尾根 転んでレンズが曇った

奥のギラガ仙は、まだ遠い

ブッシュを避け、2つのピークを越えやっと1192mピークの下を巻いてギラガ仙が見えた。此処から県境上を北東に進んでいく。ギラガ仙を通って三国山まで北進した県境は、鋭角に西に向きを変え、1213mピークえと伸びている。その県境1200mピークが手の届く位置に見える。此処で1150分。13時が引き返す目安。まだ行ける。
大山が浮かぶ

スキー場が遠くなった

県境尾根が目の前に

右からギラガ・三国・県境1200mピーク

この辺りまで来ると痩せ尾根になり、ブッシュも少なく比較的歩きやすくなってくる。佐治谷側は切れ落ちていてセッピが出来ているので、ブッシュののぞいていない雪面は歩かないよう心がける。
1192mピークを巻く 樹氷が見え出す

大ブナの急登を詰める

大ブナの間の急登を登りきると広々とした山頂に着く。4等三角点ギラガ仙1247.6mだ。岡山県民手帳には見開きに主要山岳10座が乗っているが、なぜかギラガ仙は載っていない。7番目の毛無山1,218mより高いのだが。三国山は8番目に1213mと表記されている。

登山道が無く、冬季だけしか登れないので載せないのかもしれない。それだと三国山も同じ登山道は無いのだが。因幡・伯耆・美作三国の境界というメジャーな名前で恩原三国山が選ばれているのかな?。岡山県の北端という意味で選ばれているのかな?。因みに三国山の三角点は鳥取県にある北嶺に1等三角点三国山1251.8mが埋標されている。

前々からずっと気になっていた山に到達できて大満足した。
ギラガ仙頂上から北に三国山

東側の眺望

テーブル越しの眺望

今日のテーブルとイス

恩原湖と花知ヶ仙を眺めながらのお昼

恩原三国山と三国山北嶺

大山が浮かんで見える

前に三国山南嶺もすぐそこ見えるのだが、あそこまで脚を伸ばせば帰りがタイムオーバーになりかねない。今日は此処までとして12時半からギラガ頂上で昼食。ぽかぽかとした気持ちのいい山頂で1時間お昼をゆっくり休憩し、下りにかかる。

シールを剥がし下り始めると、あっけないほど簡単に尻餅をつく。何度も転んで、シールに馴れて、スキーが滑るのについていけないのかと思ってみるが情けない。

転ぶと起き上がるのにすごく体力を消耗し、いやになってくる。何度か転んで腹が立ってきだしたころ、ブーツの背がロックできていない事に気がついた。ちょっとの間に何度も転んで汗だくになっていた。

遺憾イカンと思い直して、ブーツをセットしなおしてみる。今度はロックされた。その後はいつもの感覚でプルークをしながら下ることが出来るようになった。ふくらはぎの支えにこれほど助けられていたのかと、いまさら気がついたいずみやまでした。・・・
やっと牧場に出た 朝のトレースを下る

1533分やっと三角点恩原高原(牧場最上部)に下る。2時前から下り始めたので殆ど2時間近くかかった事になる。やれやれだ。此処からは牧場の中を下って行く。途中からは管理道に乗り、直滑降でパノラマゲレンデを目指した。

1612分パノラマゲレンデの駐車地へ到着、牧場下りは40分くらいでクリアできた。駐車場へ帰ると精根尽きた感じだった。明日は体中がギクシャクするだろう。
道具に泣いたり助けられたツアー

充実した山歩きだった。三国山を残したことで、リベンジも考えなくては・・・

今日も1日お山で遊ばせて戴きました、お山の神様ありがとう山です。

投稿27枚ご覧頂きありがとう山でした。


6 件のコメント:

S_Ogawa さんのコメント...

道具の扱いがマスターできていないと宝の持ち腐れですね。
お山の実践で学習しました。
翌日テックビンディングのセット学習しましたよ。
今度はカフロックバッチリです。

たくや さんのコメント...

いずみやまさん こんにちは

先日、書き込みしたはずが、上手くいかなかったかな?

山スキー一式を購入されたんですね。
段取りが早くて凄いですね!
もっと雪が増えて締まってきたら、恩原三国山までご一緒したいです(スノーシューでもいいですけど)。

シールワックスは塗られましたか?
塗っておけば、歩き易いし、滑りもまずまずだと思います(スムーズには滑れませんが・・・)

S_Ogawa さんのコメント...

こんにちは師匠
 シールワックスというのはノルディックの滑り止めのようなものですか?
 この間のギラガ登山ではシールだけで歩いてみて、登りでは不便は感じませんでした。

今日のゲレンデ滑りでは滑らないので、今度アルペンのベースワックスを塗ってみようと思ったのですが。シールの糊に影響があるのでしょうか?
自分的には良く滑るほうが楽しいのですが。

S_Ogawa さんのコメント...

続きです。今気が付きました。
シールワックスというのは、シールに塗って、シールの滑りをよくするワックスなのですね。
どんなものがあるのかご紹介いただければ幸いです。・・・・いずみやま

たくや さんのコメント...

いずみやまさん おはようございます。

私はブラックダイヤモンドの「グロップストッパーワックス」を使ってます。
シールの糊に影響は有りません。
「滑走性と撥水性を高める固形ワックス」と説明文にありますが、雪が団子(下駄)になって付くのを防ぐ意味もありますので、ベースワックスでもいいかと思います。

基本的に、シ-ルを付けたままで滑りは楽しめませんので、アップダウンの多いコースは山スキー向きではありませんね。

S_Ogawa さんのコメント...

ご教授ありがとうございます。早速試してみようと思います。