2015年3月26日木曜日

2015.3.25(水) 沖ノ山(1317.9m)スノーシュー登山

2015.3.25() 沖ノ山(1317.9m)スノーシュー登山
天候 曇り一時雪 0℃ 10.3km 550分 ↑1,028m↓917m 17,912歩 1/3

 津山7:208:40若杉原生林P8:468:50東屋登山口→9:37県境稜線→10:24記念碑広場→11:10沖ノ山2等三角点中原→11:14北嶺→11:27昼食休憩11:5612:40 4等三角点若杉 1196.1mピーク→13:39若杉峠東屋→13:47若杉峠→14:21若杉原生林入口→14:23東屋登山口→14:32駐車地⇒15:15自宅
沖ノ山の樹氷








電池切れデータが2分されました
三月終盤、桜の便りでそわそわしている里を尻目に、近辺のスキー場はまだ頑張っています。いずみやま管理人も2日スキーに出かけてきたので、今日はスノーシューで春山歩きを頑張ってみました。

師匠(大山の風さん)に誘っていただき三人パーティーで初体験のお山「沖ノ山」に若杉原生林からの登山です。
720分師匠に乗せてもらって、先日三国山でご一緒したM女史と三人、西粟倉の大茅スキー場へ向かいます。

スキー場からはまだ除雪中の道を若杉原生林駐車場を目指します。今朝の雪でまだ道は真っ白、3cm位の新雪だ。峰越峠への分岐にロータリー除雪車が駐車してある横を通過し、何とか若杉原生林駐車場へ着けた。

駐車場は貸切だ。それもその筈スキー場から上は進入禁止の、はっとう張りがしてあるのだ。白いカンバスに我々の車の轍が、2本の線を書いているだけ。
 
休憩舎から直登ルートへ侵入する師匠

急登に取り付く
県境尾根を目指す
急登に喘ぐ管理人


すばやく支度し、雪を踏みしめ原生林へ向かう。入口の休憩東屋で、師匠が直登ルートへ進入する。植林の中、いきなり急登を登って行く。新雪は積もっているものの下の雪がしまっているので坪足で登れる。

尾根を越えて奥の県境稜線を目指す。1,140mピークに上がり一度下り登り返すと県境尾根に乗った。この辺りは雪雲の中、尾根に乗っても眺望は利かない。

県境尾根に届いた管理人
雪の県境を進む

天気回復 気持イー

青空が奇麗
帰りに見ると後山からダルガ峰そして昨日行った、ちくさスキー場のゲレンデ上部も見えていた。

此処から県境稜線のアップダウンを越え、10時前大きな杉の木が45本立っているピークが見えてきた。此処を越えると、行くてに目指す沖ノ山が見えた。此処が1196.3m4等三角点「若杉」だ。
大杉の林を目指す
なぜかソフトフォーカス
 レンズの曇りのいたずら

歩いてきた県境
4等三角点若杉付近からの沖ノ山 後1.7kmくらい

三角点付近からの後山への稜線
三角点から沖ノ山を目指す
ブナの中を気持ちよく進む
三角点を通過、鳥取側の智頭町稜線へ入り、ブナ林がなだらかに続く気持良い道を沖ノ山へ向かう。途中林道開設記念の銅像広場(師匠に教わった)からは、林道を通り山頂南側をトラバースしながら南西の尾根から山頂に上がる。此処で雪が深くなって来たので、私はスノーシュー、お二人はワカンを装着する。
林道開設記念碑

頂上下のブナ

頂上稜線のセッピとブナの樹氷
 
上の写真を撮っている管理人
山頂へは1110分登頂、ブナに囲まれ眺望は利かないが、樹氷が見られた頂上。
写真を撮り、さらに北嶺に向かう。北嶺は氷ノ山から三室山・東山などの秀峰が望める。
北風がまともに当たり寒くて、早々に引き返す。

樹氷
もうすぐ頂上

ゴジュウカラが居ました

頂上に着いた
凍て付く頂上標識
地理院が管理する三角点画像より
夏はこんな感じかな・・・

頂上ブナの樹氷

下りはセッピの稜線を下り、と切れた所で、登った林道へ降り、登りでスノーシューを着けた南斜面の林道上でお昼にする。11時半、時折お日様が、お昼ご飯を覘くついでに我々も暖めてくれる。



東山・氷ノ山

三室山

樹氷

ブナ樹氷

シュカブラと奥に後山

セッピに近づく師匠

今日のお昼は、カレーヌードルと残りスープへクラッカー。食後にホットカフェのフルコース。
大杉のピークへ引き返す

登山者を見送るバニーちゃん


帰りも気持ちいい稜線歩きが続く

朝方到達した県境尾根に帰る
ちくさスキー場が見える

12:54分登った県境尾根出合に帰着、此処からさらに県境を若杉峠目指して下る。下り始めてすぐ芦津、吉川越への分岐指導票がある。ここは自然歩道の矢印に従い若杉峠に向かう。
指導票が見えた

芦津・吉川越分岐
東山にいけるそうだ 
今日は若杉峠を目指す

ブナ枝 

途中若杉原生林遊歩道看板や若杉自然研究路の看板などを見て、1339分に若杉峠展望東屋へ到着した。すぐしたの峠へ下り、お地蔵様にご挨拶。雪に埋もれたお地蔵様が祠の中に祭ってある。
自然研究路第3分岐の表示板

指導票
雪に埋もれる指導票

若杉峠展望東屋と師匠





展望台へ10っ歩の看板

峠の地蔵を覗く師匠

雪の埋もれる地蔵様

若杉峠から下る遊歩道

此処からは谷沿いの遊歩道を下って行くのだが、遊歩道は2m近い雪の下。適当にルートを作って下ってゆく。夏はせせらぎがしぶきを上げる渓谷だが、今は音の無い世界。
不自然に枯葉が残っている

よく見ると枝穂を折ってたぐり寄せている 熊棚だ

しばらく下ると、前方の高い木の上に不自然な木の葉が固まって残っている。近づくとミズナラの大木、枝が折られて重なり、葉が落ちないで残ったのだ。師匠から熊棚だと教えてもらう。

なるほどこれが熊棚かと、初めて見る熊の仕業を確認した。それにしても高い所、結構細い梢まで登っての作業に感心する。

これからは、熊の個体数も増えているから、登山時の遭遇確率も高くなるだろう。
日ごろの心構えも必要になるのではないでしょうか。
第1分岐まで下った

沢に落ちないように下る

原生林入口標示へ下る
4:20分割れ始めた沢を遊歩道へ降りて入口の休憩舎へ無事帰着した。
今日も案内してくださった師匠、一緒に歩いてくださったM女子にお礼申し上げます。
朝登っていった入口休憩舎へ帰着






無事駐車場へ到着

お山の神様、雪の神様に感謝します。
今日も1日ありがとう山でした。


そうそう、帰ってみたら、今年仕入れたスノーシューがトゥーピースの穴がちぎれて壊れていました。修理の部品があるといいのですが・・・・・至急探さないと・・・。

投稿58枚最後までご覧下さりありがとう山でした

1 件のコメント:

S_Ogawa さんのコメント...

お初のお山沖ノ山へ登ってきました。
春には珍しく、たっぷりの新雪が味わえました。
スパッツや靴が純白の雪に洗われ、新品の如く奇麗になりました。