2015.10.13・14(火・水) 花見山・剣山・三瓶山登山
2日目 三瓶山(1,126m)周回登山
起床4:50三瓶北の原キャンプ場6:20⇒姫逃(ひめのが)池登山口7:00→7:25休憩所→8:30男三瓶8:45→10:10子三瓶10:20→10:50孫三瓶11:00→11:40大平山11:45→12:00女三瓶12:20→12:55中国自然歩道出合→13:20駐車地昼食14:00⇒209km 3:50分⇒津山17:50
天候 晴れ 朝8℃ 6:19分 約10.6㎞ ↑1,038m↓997m 19,953歩 1人
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男三瓶と子三瓶山 |
出雲の国 大田市三瓶町北の原キャンプ場で目覚めた。朝5時冷え込んでいるが昨夜は快適だった。外は奇麗な星空。夕べ入ってきたキャンプの人も起き出して来たようだ。
夕べは6時過ぎにシュラフに潜り込んだが、すぐに人が入ってきて9時過ぎまで話声が聞こえていた。赤松の林に囲まれた通年開設のキャンプ場は設備も環境も素晴しい。
受付でサイト代を900円お支払いし、登山ルート図とキャンプ場案内を頂く。お客は居ないので、何処でもどうぞと言って下さる。一輪車を借りて荷物をテントサイトへ運ぶ。
今日は天気もいいし、どんな山歩きが出来るか楽しみだ。夕べ沸かしたお湯で味噌汁、サラダ、とフランスパンの朝食、もちろん朝のカフェ付きだ。早々に撤収して登山口へ移動。青少年交流村に上がる道や姫逃池臨時駐車の看板があったりして、少し分かりにくかったが無事登山口へ駐車。
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休憩舎 |
入山カウンターの有る姫逃池登山口からスタート。良く整備された登山道を、ウォーミングアップにゆっくり登って行く。この辺りは北の原というらしいが、説明板によると昭和30年ごろまで盛んに放牧が行われた、野山だったらしい。
その後放牧が廃れ今のような林が形成されたようだ。鳥の囀りを聞きながら進むとやがて、頂上まで1700mの指導標が現れ、中国自然歩道へ出会う。此処まで登山口から500m、調度身体が温まってきた所、ベンチもあるがスルーする。
コース上には100mごとに指導票が設置され標高も100mごとに表示がある。頂上までの距離、高度が分かる。至れり尽くせりの道だ。標高1000mを越えるとブナが主体の森が広がり、ブナ黄葉の木洩れ陽がまぶしい。
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ヤブレガサ モミジガサ? |
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オオカニコウモリ |
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標高1,000m |
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ブナ黄葉 |
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男三瓶頂上 |
約1時間歩いてきた。今度ベンチがあったら休憩と思いながら、結局頂上までだらだらと登ってしまった。8時26分頂上到着一時間半の行程だった。
北側斜面を登るルートは頂上に出ると一気に視界が広がり明るくなった。頂上お社にお参りして、展望台から眺望を楽しむ。目の下に国立青少年交流の家が見えている。360度障害物は何も無い開放された世界だ。1等三角点「三瓶山」1125.75mは、標石が大分露出している。
休憩して今度は南側の展望台に移動、室の内から女三瓶、大平山の外輪山が一望出来る。
孫三瓶の向こうには雲海が広がっている。頂上台地に咲くイヨフウロ・ツリガネニンジン・ホソバヤマハハコ・カワラナデシコ・マツムシソウ・リンドウ等さすが花の100名山だ。立ち去りがたい景色だが、先が有る。次は961mの子三瓶を目指すのだ。
8時50分子三瓶を目指して扇沢分岐へ下る。下り始めは西の原の景色が足元に広がりステキな景色。しかし段々と急なくだりになり、岩が洗われ足場も悪くなる。昨日の酷使も影響して、股関節がギクシャクしてスムーズに降りていけない。岩に摑まりながら安全にゆっくり下る。約50分でようやく扇沢分岐まで250mほど下ってきた。此処から子三瓶へは100mの登り返し、10時に子三瓶山へ到着だ。
我が家にショートメールを送りながら、連れにも見せてあげたいな~と思う良い景色。子三瓶もとても良い眺望だ。西に凸凹した山塊が見えている。何処だろう?反対側には男三瓶がでんと聳えている。
もう一度下って登り返すと孫三瓶903mに着く。此処で11時前、アルファー米にお湯を注いでご飯を作る。大平山ぐらいでベンチが有ればお昼にしよう。
さらにもう一度800mくらいまで下り、今度は緩やかに火口の周りを登ってゆく。40分ほどで大平山の展望台に着いた。此処は東の原展望リフトから観光客の方が登っておられ、ゆっくりする気になれない。
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大平山 |
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大平山から子三瓶 孫三瓶山 |
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大平山から女三瓶 男三瓶山 |
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大平山から女三瓶山 |
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室の内展望舎から 子三瓶 孫三瓶山 |
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ヘリが降りてきた |
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室の内展望所の指導標 |
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観光リフトが上がっている |
撮影だけして女三瓶に向かう。途中に室の内展望舎があり寄り道する。女三瓶への登り返しは、石畳で舗装された遊歩道になっている。ヘリコプターが女三瓶の上でホバリング、何事だろうと思いながら、登って行くと此処にも展望台が設けてある。
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女三瓶でホバリングするヘリコ |
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女三瓶展望台から |
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女三瓶展望代から男三瓶山 |
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展望台から女三瓶山頂 |
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男三瓶南展望台アップ |
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女三瓶山頂 |
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東の原 臨時へリポート |
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女三瓶から東の原 |
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荷揚げするヘリコ |
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ピストンするヘリコ |
女三瓶の頂上は電波塔が幾つも立っていて、ヘリコは此処に荷を下ろしていた。電波塔の工事のようだ。バタバタと東の原スキー場からの荷揚げを繰り返すので、ここでもお昼を摂りそびれた。
12時になったがどうしましょう。自分に問うてみるが、此処では落ち着けない。下るか、登って男三瓶に帰るか道は二手に分かれている。登るよりは下るほうが楽、一度踏んだ頂上へ再びしんどい目はしなくても、下っていけば駐車地へ帰れる。
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快適な下山路 |
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中間地点 |
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名号コースと出合う |
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下から出合を振り返る |
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自然歩道と出合う |
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自然歩道案内板 |
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姫逃登山口へ下山した |
1時間くらいで下れそうだ。予定も13時下山としていたのでちょうど予定通り、・・決まり。
途中で、トイレの有る名合登山道と出合う。さらに国立青少年交流村を目指して下り12時50分中国自然歩道に出合う。ここからほぼ平らな道を交流村の前を通過し13:15分に今朝登って行った、姫逃池登山口に着いた。結局お昼は此処までお預けだった。
荷を解いて、ご飯を戴き一休み後、帰路につく。三瓶バーガーをTake outでお土産にした。
6時間歩いて出会った登山者なし。遠くを歩いている人影は見たが、観光客以外誰とも会わなかった。快晴の三瓶山を1人占めの気分が楽しめ、静かで気ままな山歩きが出来ました。お山の神様有難う。
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お付き合いお疲れ様、ありがとう山でした
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