2015.10.2・3(金・土) 大台ケ原山・大峰山W登山
1日目大台ケ原山
津山3:40⇒284km 5:20分⇒10:00大台ケ原Р10:45→11:25日出ヶ岳 昼食12:00→大蛇嵓13:25→15:00駐車地15:30⇒25km 50分⇒16:20 和佐又山キャンプ場泊
天候 曇り後晴れ 15℃ 4:20分 約8.1㎞ ↑547m↓516m 14,768歩 2人
10月に入り、初雪の便りが届く頃になりました。山歩きには最適な季節です。10月最初の山行は奈良県の百名山を歩いてみました。
一日の木曜日に爆弾低気圧が日本海を抜け、土曜日の朝には風雨も収まり、昼前からは晴マークが出た。朝は小降りの中を出発、雨上がりを追っかけるように東に向かう。
中国道・近畿道を駈け、橿原市で買出し。8時ごろだが、24時間営業のスパーが有り種類豊富な弁当献立で助かった。夜は中華風弁当と一杯、朝はパンとサラダ・フルーツとカフェ、といった具合。
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東大台入口 |
吉野を越えて、ルート169号を上北山村へ南下し、大台ケ原ドライブウエイを19km登って、ガスに覆われた駐車場に10時には到着した。
まだ風もあり雲の中だが、昼前には晴れる予想。ビジターセンターで大台ケ原の自然展示を見学しながら時間調整。大台ケ原の自然保護の歴史や、生息動植物の知識を得る。少し明るくなってきた所で出発、日出ヶ岳1695mを目指す。
今日の山歩きは、高低差はあまり無い。駐車場の標高が1500mもあり、登り下りが200mくらいの東大台コースを4時間で回る予定。
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紅葉が始まっている |
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尾鷲湾が望める展望台 |
ブナやミズナラの広葉樹、トウヒやウラジロモミの森がガスに包まれ、雨に濡れた遊歩道が伸びる森を奥へ進む。今朝まで降っていた雨で、コケやキノコがとても瑞々しく気持を落ち着かせてくれる。
しばらく歩くと前方が開けた鞍部に出た。展望台があり看板に尾鷲湾や遠く富士山も望めると説明してあるが、今は雲の中で何も見えない。
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日出ヶ岳展望 稜線に出ると風が残っている |
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多雨説明 |
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1等三角点 |
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日出ヶ岳を下る |
展望台手前を北へしばらく行くと、木の階段が日出ヶ岳へ延びている。息を切らして登って行くと、ガスの中に2層になった展望台が聳えている。1階で北風を背中に受けながら昼食にする。
日出ヶ岳は1等三角点が埋標されている。点名「大台ケ原山」で、地図ではこの一帯の山岳が大台ケ原山と記載されている。此処で折り返し、再び展望台に降りると、雲間から尾鷲の海が見え始めていた。
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尾鷲湾がわずかに見えた |
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シロヤシロツツジ下の木道 |
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ブラウジングラインの説明 |
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ブラウジングラインが見える |
シロヤシオツツジの間に伸びる立派な木道と、だんだん晴れてくる天気と相まって、気分最高。
イトザサの芝生が緑のカンバスになり、鹿のブラウジングラインや獣道、風倒木が作り出す風景は、何処を切り取っても素晴しい。
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尾鷲湾を望む |
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白骨樹林を下る |
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紅葉の中へ下る |
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風が強い |
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正木ヶ原 |
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尾鷲辻 |
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青空が出た |
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神武天皇像 |
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牛石ヶ原 |
ルンルン気分で階段を下って、正木ヶ原・尾鷲辻と通過。神武天皇の銅像がある牛石ヶ原へ着く。此処から大蛇嵓分岐は近い。
大蛇嵓へは分岐からしばらく下り、痩せ尾根の先端が切れ落ちた所が有名な大蛇嵓の岸壁だ。反対側に蒸篭嵓が立ち上がっているので、足もとの大体の想像はつく。谷底は見えないが800m切れ落ちているらしい。怖くて先端までは行けなかった。
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大蛇嵓分岐 |
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大蛇嵓 |
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腰が引けてます |
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大蛇嵓 奥に中の滝? |
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目が回った 大蛇嵓 |
早々に、元の遊歩道へ引き返し、次はシオカラ谷のつり橋を目指す。下って行く道は、両側にツクシシャクナゲの林が続き、春の花時期はさぞ奇麗なことだろう・・・。
途中で鹿の姿を発見、此処では人が檻の中で鹿が主。向う様も気にはかけているようだが、あわてる様子は無い。野生といっても人擦れしている。吊橋からは150m登り返すが、後ろからやってくる若者の騒ぎに押されて、頑張って登れた。
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ツクシシャクナゲの道 |
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鹿 |
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吊橋 |
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吊橋を振り返る |
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今日のルート |
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青空が広がった駐車場 |
3時に駐車場へ帰り着き、4時間の散歩を終え、大台ケ原物産店でお土産をゲット。再び長いドライブウエイを北山川へ下り新伯母上トンネルを越えて反対側の和佐又山キャンプ場へ5km上って行く。
キャンプ地到着は4時20分。受け付けを済ませ、あすの登山届けも済ませ、テント設営。夕ご飯を食べ終えると辺りは暗くなる。6時過ぎにはシュラフに潜り ZZZ・・・
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