2015年10月16日金曜日

2015.10.13・14(火・水) 花見山・剣山・三瓶山登山 VOL1

2015.10.1314(火・水) 花見山・剣山・三瓶山登山

1日目花見山(1,188m)剣山(962mW登山
津山4:5582km 95分⇒6:38いぶきの里Р6:508:06稜線合流→8:27花見山 1等三角点8:40→9:25県境尾根鞍部分岐→9:41千年の森記念碑→10:00千屋温泉P10:105km 10分⇒10:20 新見美しい森ビジターセンターP10:3011:00展望台11:511:08頂上11:2011:50ビジタセンターP昼食12:40180.4km2:47⇒三瓶北の原キャンプ場着15:57 

天候 晴れ 10℃ 花見山 3:11分  約6.8㎞ ↑664m601m 
            剣 山 1:10分 約1.7㎞ ↑287m226m      15,834歩 1

剣山から花見山


花見山登山グラフ

剣山登山グラフ

10月は紅葉狩りで、山歩きがとても楽しい季節
陽の光に、透けるブナの黄葉。真紅の模様が奇麗なウリハダカエデの落葉。木立の中で輝くコハウチワカエデなど被写体に事欠かない。現場で見る感動を写真に表現、と思ってみても、中々伝えられない。試行錯誤が続く、まずい写真ですが、見ていってください。

さて、今回新見のお山と、出雲のお山をそれぞれ尋ねてみようと計画していた。明日は近場で、新見の山に行ってみようかな~と考えていたら・・・ひらめいた。同じ西に行くのであれば、足を伸ばせば、1度で2箇所登れるではないか交通費も助かるし。

グッドアイデアと、自分で納得。早速1泊キャンプの計画に入る。西の原から登って周回する三瓶山の登山計画を、キャンプ場のある北の原起点の周回に変更すれば、万事旨く収まるようだ。
これで決定。天気も続くし花の百名山も訪ねられる。
 
千屋温泉をスタート

管理道を登る

1日目は新見の2座を登って島根まで移動しなくてはいけない。朝は5時行動開始。暗い中、四十曲がりトンネルを越え鳥取側から明地峠を越え千屋温泉の駐車場に着く。登山仕度をし、出発は6:50分。いぶきの里スキー場の管理道を登ってゆく。
スキー場から左の植林へ

林道入口

登山道説明板

茅に埋もれる休憩舎

古い遊歩道を登る

上のリフト中間辺りで、植林地に入っていく道に新見ハイキングクラブの設置した登山道案内があった。最初は荒れた林道だが、詰めていくと擬木の階段や縁石を敷いてある遊歩道跡になってくる。
遊歩道から登山道へ上がる

踏み跡が薄い登山道

確りした踏み跡の登山道

720分上側に展望東屋が有るカーブに出た。ここからしばらく遊歩道跡を辿ると、法面に侵入口らしき崩れがあり、上に赤テープの印がある。踏み後は薄いが、テープの印しに沿ってしばらく植林の中を進むと、下から登ってくる確りした踏み後の登山道に出た。植林下の滑りやすい山道をほぼ直登し始める。
下に千屋温泉が見える

県境稜線到着


稜線の黄葉

腰の辺りまで笹や低木が生い茂り、今朝の霧雨の雫でズボンはビショビショ、おまけに急な土の登りはよく滑る。注意深く200mを登り詰めていく。30分ほど頑張ると少し傾斜が緩くなってきた。稜線到着のようだ。歩き始めて76分 86分稜線に乗った。此処には赴きあるハイキングクラブの指導標が立っている。
 
ブナの黄葉



大倉山が覗く

1等三角点 花見山

さらに稜線を南へ20分。1等三角点「花見山」1188.08mへ着いた。屋根着きの立派な休憩所が設えられている。なだらかな頂上は北西から東までほぼぐるりと見渡せる。鳥取県の大倉山・鬼林山、広島の猫山スキー場、そして新見の雄山・雌山、北側に宝仏山から毛無山が見えているようだ。

山頂休憩舎

大倉山と鬼林山

山頂付近の紅葉

中央奥に雄山 雌山

頂上ログ

宝仏山から毛無山

休憩舎からの眺望

マユミ

コマユミ

カシワ

足元ではマユミ、コマユミが赤い実をつけている。しばらく眺望を楽しみ下りに向かう。下りは北に県境尾根を歩き、登った分岐へ還り其処からさらに県境尾根を下って行く。鳥取側には溝が掘られていて、昔牧場があったことを窺わせる。50分ほど稜線を下った鞍部に保安林の看板と、ハイキングクラブの指導票が立っている。
県境分岐へ降下

県境鞍部へ降下

鞍部の指導標
千年の森記念碑

此処から県境を離れ岡山側に下って行く。途中に千年の森の記念碑があり、林道が通っている。林道を下って田圃の横を下り、釣堀の有るスキー場に到着だ。出発から3時間の行程だった。
舗装林道まで降下

スキー場まで帰った

温泉前からゲレンデと花見山

駐車場へ還り、剣山の登山口が有る新見美しい森ビジターセンターを目指して1kmほど国道180号を下る。乢田集落へ入り、狭い道を2.3km10分でビジターセンターに着いた。立派なセンターは今は閉鎖されているがトイレや水道は使えた。キャンプ場の跡もありキャンプも楽しめそうだ。

新見美しい森ビジターセンター

入口

入口からすぐの登山道

駐車場から西に剣山962mの頂が見え東屋らしき屋根も見えている。ビジターセンターの様子を窺ってから登山に取り掛かった。美しい森入口に案内がありすぐ脇から登山道が整備されている。草も刈られて広い階段も整備されている。登山道というより遊歩道だ。
大山地蔵分岐

中間台地の休憩ベンチ

中間地点の指導標

ヤマラッキョウ

15分ほどで休憩ベンチの有る1段上の平地に出て、すぐに又急登が始まる道も狭くなってくるが、階段はずっと設置されている。さらに10分ほど頑張ると稜線に出て明地トンネルから登ってくる道と出会う。東屋がありゆっくり休憩できるが、頂上はもう少し登った所に有る。
明地トンネルからの道と合流

大山方向

頂上到着

マツムシソウが咲く頂上

説明を追加

説明を追加


マツムシソウの花壇と新見へ下る谷筋


クヌギ

12分で頂上だ。芝生の頂上ではマツムシソウが迎えてくれた。途中では見なかったので、頂上だけに群落を作って咲いているようだ。先ほどの花見山が目の前に見え、ぐるりと眺望が広がる。新見へ下る谷筋が延びて手前にマツムシソウの花壇。こちらも素晴しい眺望だ。
頂上直下の休憩舎

海が見えてる

大山地蔵 明治15年

明地峠(だわ)の指導標

辺りを撮影して東屋へ引き返す。20分ほどで下り大山地蔵によってみた。此処は地図によると明地峠(だわ)と書いてあり、大山詣での古い峠道だったようだ。歴史を感じる場所、1度は美しい森の開設で賑わいを取り戻したが、又今藪に戻ろうとしているようにも見え、ちょっと寂しい気もする。
剣山を仰ぐ 右側に休憩舎屋根

キャンプ場跡

駐車場から剣山

陽のあたる駐車場へ帰りゆっくりお昼を頂いて、1240分新見経由で出雲の国三瓶山に向かった。今夜は三瓶山の懐でソロキャンプだ。

2日目に続く

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