2017年4月17日月曜日

2017.4.16(日) 扇ノ山(1,310m)バックカントリー

2017.4.16() 扇ノ山(1,310m)バックカントリー
晴 9℃ 2人 ↑1,034m ↓973m 11.1㎞ 10,131歩 6:29

6:00津山発⇒7:307:50→8:52ふるさとの森登山口→9:52稜線→10:5夏道休憩ポイント→10:40山頂到着→1本目ドロップ→11:10扇ノ山小屋昼食11:502本目ドロップ→12:30扇ノ山→ 3本目ドロップ→13:18休憩ポイント→13:51ふるさとの森登山口→14:11Ⓟ14:30⇒帰着16:30  



一昨日新しい板が届いた。師匠大山の風さんが気を利かして試運転に誘って下さった。
と云う訳で、先週に続いて扇ノ山へバックカントリーだ。

今日はふるさとの森登山口から登ってみる。試運転の板はディナフィット ナンガパルバット163㎝にプルームのガイドMテックビンディングと純正シール。片方1.3㎏と超軽量。体力不足の管理人向きの装備です。

さらに、昨日ヤマケイプレゼント商品で戴いたファイントラック ドライメッシュ5本指ソックスのテストも兼ねての山行です。
デブリの下を登ります


雪が多く斜面になった林道

1か所だけあった雪切れ

扇の山清水(沢水と混ざっている)

割れた沢



沢も雪が充分
登山口に到着

登山口から伸びる河合谷林道
 
沢を登る
林道をふるさとの森登山口に向け詰めるのですが、例年になく雪が多いそうで、SKIを脱ぐこともなく930mの登山口へ着けた。先週の姫路ルートの雪切れには難儀したが、こちらはすごく快適に登れた。

登山口からも沢の雪が充分あり、登り易そうな斜面をチョイスできる。尾根上に出る最後の急登は30m程ツボ足で登った。
 
ツボ足で登る
難しい急斜面になると師匠との経験の差が顕著、置いていかれる。1100m付近の尾根上で待ってもらっていた。稜線に続く尾根に出たので一休み。林の中に夏道の指導票が頭を覗けている。9時半、歩き始めて2時間半経過した。
青が丸から氷ノ山に続く稜線

これから登る尾根筋

タムシバの蕾

避難小屋が見える

振り返るとこんな景色

青が丸




植林の間に夏道の指導標

標高差あと200m、1時間で着くかな~。尾根に沿って登って行くが、途中にも急斜面や難所が待っていた。2つ程ピークを超えると、木々はまばらになりブナ林の道になってきた。
シール滑降は全身硬直、疲れ倍増(@_@)

気持ちよく尾根を行く

夏道の休憩ポイント通過

山座同定中

見える景色

看板があって、夏道のベンチの置かれている休憩ポイントだ。 周りの眺望がすばらしい。
向こうに避難小屋が見えている。振り返れば氷ノ山から青ヶ丸に続く稜線 そして東山も見えているようだ。


例年は難所になる雪庇を渡る

山頂が近づく

東山方向

氷ノ山方向




到着 少し雪が解けた感じ

最後の難所、やせ尾根上の雪庇を渡るが、今年は雪が多く雪庇の幅が充分広い。例年は細い雪庇渡りの難所になるらしい。簡単に渡り終えると、目の前が広がり、頂上避難小屋へ続く1枚バーンが現れた。
 
山頂手前の1枚バーン
どこでもどうぞ登って下さいと先を譲ってもらう。ブナの大木の間を大きくジグを切って登って行く。山頂小屋は1,310m。誰もいないのかなと思って見ていたら、登山者が1人こちらに向かって立っておられる。お~いと手を振ってさいごの斜面登り、1044分山頂到着です。


登頂記念 三田からのパーティに撮っていただきました

前回よりも1時間20分早い到着。どうしますかと師匠に問われ、お昼前に1本でしょうと相談していると、三田からのご夫婦スキーヤーが到着されるし、後続で姫路の単独スキーヤーも登ってこられる。小屋前は賑ってくる。

我々は1本目東斜面にドロップする。シールをおなかに抱いて100Mほど降下さらに50Mほど下に師匠が降下している。管理人は折り返しに時間が掛かるので、上で折り返す。GPSを帯同していなかったのでログはないが、師匠のブログで見ることが出来ます。
 
1本目折り返し

1本目斜面

2本目登り
2本目斜面

 
小屋を後にする


3本目登り
ブナの間を下る

1本滑ってお昼だ。小屋でいつものお昼を準備していると団体さんが登ってこられたらしく、にぎやかになった。シニアの56人グループと、ボーダー・SKIヤ―登山の混成パーティの2グループのようだった。十数人が小屋の周りで昼休憩をしていらっしゃる。

昼から西斜面に移動して1本ドロップ、登り返してバックパックを担いで少し下り、東斜面に3本目ドロップして本日打ち止め、下山に向かった。
稜線を下る ツアーSKI板は滑りは苦手?

ツアーSKIのナンガパルバット試乗感ですが、ウエストが80㎜とアルペン板に近くブーツの下にエッジがある感じで、トラバース時は雪面グリップが容易です。8000M峰の氷河を歩く状況を想定した設計らしいので、確り感は充分です。

ザクザク雪の滑走は苦手のようです。アイスバーンのトラバースを意識してか、センターからテールにかけてしっかりしたフレックス&トーションを持っているようです。横滑りでテールが引っ掛かりやすい感じがあります。全体的に硬い感じがして、k2コンバックのしっとり感はありませんでした。163㎝、900ℊと、取り扱いを優先したので、致し方ないところでしょう。慣れればそれなりに楽しめそうです。

プルームのTECガイドMビンディングも安心感があり、ブーツホールドもしっかりしているようです。登行ポジションも2ステップ在り、ヒールピースを手で回転させてセットするのがバイペックより面倒ですが、軽さで充分カバー出来ています。斜面を利用してセットすれば苦にならないでしょう。ただし管理人のように、屈み込む事が苦手の人は若干苦痛かもしれません。

そして、ファイントラックの5本指ドライレイヤーソックスですが、履いているときは違いは感じなかったのですが、帰宅して脱いだ時に足がサラサラしていました。汗抜けがいいからだと実感、山の習慣になりそうな予感です。
夏道指導票があった

名残惜しい扇ノ山

少し登り返して下る

難所を下る


途中の急斜面

最後の難所

登山口到着


登山口へ無事下山

さて、下山は登った尾根をトレースしてピストンします。登山口まで滑走し、さらに林道を2㎞下降していきます。所々石の落下がありソールの傷を気にしながらの滑走ですが、おおむね快適な下りです。13:6分から14:10分ほぼ1時間の下り滑走でした。
 
貴重な公園指定植物 大山ヒョウタンボクが咲いていました

デブリの林道まで下る

帰り道は雪の壁

今回も師匠の足を引っ張りながら、バックカントリースキー堪能することが出来ました。
師匠、山の神さんへ感謝です\(^o^)m(_ _)m

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今日も最後までお付き合いいただきありがとう山でした 


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